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ARGONAVISプロジェクト3周年記念「頂点獲るまで帰れません!!!」レポート。選ばれし5人の男たちが魅せた奇跡の戦い――
2021年5月12日,ブシロードは生配信番組「ダブエス三番勝負! 頂点獲るまで帰れません!!!」を放送した。この番組はブシロードのボーイズバンドプロジェクト「ARGONAVIS from BanG Dream!」3周年を記念して,4Gamerが企画,ブシロードが制作を担当したものだ。内容は,ARGONAVISプロジェクトの名物番組「帰れません」シリーズに5バンドから代表者が出場し,過去最大規模の戦いを繰り広げられた。
本稿では,各選手の試合前インタビュー並びに試合ダイジェスト,終了後の感想戦をお届けしていく。
出演者
Argonavis代表・伊藤昌弘選手
GYROAXIA代表・小笠原 仁選手
Fantôme Iris代表・和田将弥選手
風神RIZING! 代表・金子 誠選手
εpsilonΦ代表・市川太一選手
天の声(CV:真野拓実さん)
各選手,気合いたっぷりの試合前コメントをお届け!
決戦当日。緊張感の漂う撮影スタジオにて,4Gamerは各選手に意気込みを聞く機会を得た。記事が掲載されるころはすでに勝敗結果が出ているが,この記念すべき戦いに挑む彼らの気合いたっぷりなメッセージを,ぜひ今一度お聞きいただきたい。なお,映像には勝敗の結果(順位)が表示されるので,番組をまだ見ていない人はご注意を。
その後のリハーサルは,各選手とも闘志を胸に秘め,終始和気あいあいとした雰囲気で行われた。番組ディレクターから説明を受け,セットや小道具に驚く一同。一番盛り上がったのは,オープニングのスモークが出る演出だ。選手たちは「本格的すぎる!」と驚きで笑いつつ,試合へのモチベーションを高めていった様子だった。
選手たちの健闘光る,白熱の三番勝負に刮目せよ!
◆第一種目:巨大ブロック崩し
どこかで聞いたことのある天の声(CV:真野拓実さん)のルール説明を聞けば分かるように,本ゲームはとても大きなジェンg……だ(ルールは上記画像参照)。1回戦,小笠原選手は初手でやすやすとブロックを抜いたものの,「次の番が終わるまで中二病キャラになり,ブロックは左手だけで抜く」というお題を引いてしまう。さらに和田選手も“中二病キャラ”を,伊藤選手は“デスゲームに巻き込まれたメインヒロイン”を演じることに。初っ端からカオスである。
続く小笠原選手,金子選手の抜いたブロックで全体が怪しいバランスになるなか,金子選手が引いたお題「ここだけの話」で,小学校のときにクラスの5人からバレンタインチョコをもらったことを明かす。次に市川選手がスマートにブロックを抜き,全体がさらに危ないバランスとなるも,中二病を演じる和田選手は果敢に下側ブロックにチャレンジ。しかし築かれたブロックはあえなく倒壊,和田選手を覆い隠す。それは様式美を極めた見事な転倒で,選手たちと視聴者を大いに盛り上げた。
2回戦冒頭,伊藤選手の引いたお題は“悪役令嬢”だ。どのような出方をするのか周囲が見守るなか,伊藤選手は毅然とした態度で「脱税しなさい!」と言い放つ。そのひと言には,選手たちはもちろん,スタッフからも大きな笑いがわき起こった。そして,小笠原選手から続いた金子選手のファインプレーによりギリギリのバランスとなったブロックは,市川選手のターンで静かに崩壊。市川選手の罰ゲームが悪役令嬢となり,ここで第一種目は終了となった。
◆第二種目:早押しカルトクイズ
次の勝負はクイズだ。「アルゴナビス」のクイズは難しいことで知られるが,今回も難問奇問が飛び出し,選手たちを大いに翻弄する。第1問・第2問のカードイラスト当てクイズでは,類まれなる観察眼と直感を持つ小笠原選手,市川選手が先制点をゲット。εpsilonΦのMVからの問題もかなりの難しさだったが,ヒントに導かれた金子選手がポイントを獲得。
続く超イントロ問題では,こちらも小笠原選手が見事正解,2問正解でリードする。次のフランス語に関わる超難問では,誰もが正解を諦めかけていたところ,市川選手がミラクルプレイを繰り出してポイントをゲット。これには他選手だけでなく,正解した本人まで驚いていた。
最後の問題は,おなじみ(?)の「七星 蓮がTVアニメで『うん』と言った回数」だ。これは以前にも出題されたことがあるが,今回は全13話の合計回数ということで,選手たちはなかなか正解にたどり着けない。最終的に金子選手が正解し,二種目の結果は小笠原選手,金子選手,市川選手が横並びに。
クイズ終了後,お互いを称え合う姿がほほ笑ましく美しい一幕もありつつ,ここで全体の順位は,金子選手が一歩リード。小笠原選手と市川選手がそれに続く結果となった。
◆第三種目:ランダムストライクアウト
ダブエス三番勝負の最終種目,ストライクアウト。的を射抜くとポイントが入り,お題を実行することで,さらなるポイントゲットが見込めるチャンスである。1回戦,起死回生を図りたい和田選手は,買ってきたばかりだというコウモリのリングに勝利を誓うも失敗,またしても罰ゲームで“中二病キャラ”を演じることに。これには選手陣からも「かわいそうすぎる!」と声が上がった。
続く伊藤選手の罰ゲームは“感情を太鼓で表す”となり,言葉が封印されてしまう。そんななか,市川選手が2球で的3枚を射抜く幸先のいいスタート。キャッチコピーを考えるお題でさらなるポイントをゲットし,他選手を引き離した。
次の小笠原選手は,ほぼ未体験だというテニスラケットで一度に3枚的を抜くファインプレーを見せる。お題は全員からべた褒めされるというもので,さらにポイントが加算。金子選手は利き手であるはずの右手で的を外し,罰ゲームで念願の悪役令嬢に変身した。
2回戦は市川選手が再び右手投げのチャンスを得るも,左投げを宣言。惜しくも外してしまい,罰ゲームで猫耳と語尾の「〜にゃん」が課せられる。「右手で投げれば良かったにゃん!」と悔しがる姿は,目に焼き付けたいワンシーンとなった。
次の和田選手は,左手ラケットでようやく念願の初ポイントを得る。続く伊藤選手もラケットで1枚抜き,小笠原選手も「市川選手の男気に応えたい」と左手投げで1枚抜き。金子選手は利き手であるはずの(本日2回目)右手投げをしたが失敗,やはり金子選手演じるキャラクターがそうさせているのだろうか(椿 大和は左利き)。金子選手は罰ゲームで犬耳をつけ,語尾を「〜ワン」にすることになった。
3回戦の得点は,おもちゃのバットを手にした市川選手,左手投げの金子選手だった。罰ゲームでは伊藤選手が筋肉モノボケ(胸筋ルーレット),小笠原選手がデスゲームのヒロイン,和田選手が3度目の中二病キャラとなる。そしてラストゲームは,全選手が「少し離れたところからの素手投げ」で勝負を決することになった。
まずは金子選手が左手で挑戦,見事な2枚抜きで利き手疑惑(?)に決着をつける。続く伊藤選手は一度に3枚を射抜く“ギャラクシー”なプレイを展開,一同も勢いに乗った。小笠原選手は初回で2枚抜きを見せるも,2球目を外してしまい崩れ落ち,「監督! 俺もう投げたくないです!」という,伝説の野球盤勝負(※リンク)の名セリフを叫んだ。そして市川選手は一度に3枚抜き+バウンドして裏から2枚抜きという超ファインプレーに加え,お題のスクワットでもポイントを加算,圧倒的な存在感を見せつけた。勝負のラストは右手が封印された和田選手で,打ち抜く的を宣言するも失敗。最後まで中二病に翻弄されてしまう結果となった。
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すべての勝負が終わり,順位が確定。これにより,4Gamer女子部(仮)のサイトトップジャックの期間は,以下のように決定した。
1位:市川太一選手/εpsilonΦ
2021年5月13日15時〜5月26日15時(13日間)
2位:小笠原 仁選手/GYROAXIA
2021年5月26日15時〜6月4日15時(9日間)
3位:金子 誠選手/風神RIZING!
2021年6月4日15時〜6月10日15時(6日間)
4位:伊藤昌弘選手/Argonavis
2021年6月10日15時〜6月14日15時(4日間)
5位:和田将弥選手/Fantôme Iris
2021年6月14日15時〜6月15日15時(1日間)
2021年5月13日15時〜5月26日15時(13日間)
2位:小笠原 仁選手/GYROAXIA
2021年5月26日15時〜6月4日15時(9日間)
3位:金子 誠選手/風神RIZING!
2021年6月4日15時〜6月10日15時(6日間)
4位:伊藤昌弘選手/Argonavis
2021年6月10日15時〜6月14日15時(4日間)
5位:和田将弥選手/Fantôme Iris
2021年6月14日15時〜6月15日15時(1日間)
期間中は,4Gamer女子部(仮)のトップページにて,PC版はサイトジャックを,スマホ版はメンバーのスチルを見ることができた(現在は終了)。
ヒーローインタビューに謝罪会見も飛び出した
感想戦・完全版をお届け!
すべての試合終了後,健闘を見せた5選手に合同インタビューを行った。以下にて,その完全版をお届けしよう。
4Gamer:
本日はお疲れさまでした。勝負を振り返っていきたいのですが,まずはブロック崩しの勝者となった金子選手,絶妙なプレイでしたね。
風神RIZING! 代表・金子 誠選手(以下,金子選手):
ありがとうございます。自分的には,難しいところを攻めたのがポイントにつながったと思います。ただ,得点は稼げても,お題でドン滑りをしたところはカットを入れたいな……と。心のポイントが削れていきました。
4Gamer:
得点は得られずでしたが,和田選手も印象的なプレイでしたね。
Fantôme Iris代表・和田将弥選手(以下,和田選手):
結果として0ポイントだったのですが……美しい倒れ方をしてくれたブロックには,感謝しています。
GYROAXIA代表・小笠原 仁選手(以下,小笠原選手):
芸術点が高すぎたね。
Argonavis代表・伊藤昌弘選手(以下,伊藤選手):
パーフェクト。あれを素でやってるからね,天才。
4Gamer:
見ごたえがありました。2回戦では市川選手がブロックを崩壊させてしまいましたが,いかがでしたか。
εpsilonΦ代表・市川太一選手(以下,市川選手):
もうあれはぶっちゃけ,(自分の前の)金子さんの「ブロック1枚残し」がただただすごくて,完敗としかいいようがないです。あれをやられたときに,僕の気持ちが負けてました。どこを取ってもどうせ倒れるんじゃないかって……。しいていえば,勝負を捨ててしまった自分が敗因かと。
金子選手:
(ぽつりと)そうかも……しれませんね。
市川選手:
絡んでこんのかい!(笑)
4Gamer:
次のカルトクイズでは,金子選手,小笠原選手,市川選手が得点ゲットで横並びとなります。これにより,全体の順位は金子選手のトップが僅差でキープされました。
小笠原選手:
ええ,そうでしたね。
金子選手:
まあ5ポイントでも勝ちは勝ちなんで? ここでも僕が勝者ってことですよね。
小笠原選手:
(金子選手とにらみ合いつつ)まあ今回,三種目をやった最終的な合計点数で勝敗が決まるので。競馬と同じで,自分がどのタイミングからいくのかですよね。最初から逃げ切るのか,ストライクアウトが得意ならそこで勝負を仕掛けていくわけで。
金子選手:
今,カルトクイズの話……だよねえ?(緊張感あふれる2選手に,伊藤選手,和田選手,市川選手が笑いをこらえられなくなる)
市川選手:
でもその金子さんの5ポイントって,滑って取ったポイントなんで……。
金子選手:
(素に戻って)そんな遠方から槍が飛んでくるの!?(笑)
※インタビュー時,金子選手と市川選手は一番遠い端と端でした
和田選手:
僕は学生時代にフランス語を教わっていたこともあって,フランス語問題は勝てる可能性があったんですよね。回答で悩んでいたときには,仁さんが背中を押してくれました。結果,崖から落ちたんですが……(笑)。
4Gamer:
ちなみにみなさんは,フランス語問題の正解(アクサン・シルコンフレックス)を覚えていらっしゃいますか?
金子選手:
「ダチフレンド」じゃなかったですか?(笑)
4Gamer:
第三種目のストライクアウトでは,市川選手がダントツで高得点を獲得されました。こちらもお見事でしたね。
市川選手:
ありがとうございます。試合前インタビューでも言っていたんですが,ストライクアウトにはだいぶ自信があったので,稼ぐならここかなと。(投げ方を決める)くじ運も大事でしたが,右手で投げるなどのシンプルなものが多かったので,点数を稼げたのかなと思いますね。
4Gamer:
また最終戦,素手での遠投はみなさん素晴らしいプレイでした。伊藤選手の3枚抜きもすごかったです。
小笠原選手:
あれは痺れたねえ。
伊藤選手:
投げたらたまたまって感じで深く考えていなかったんですけど,良かったです。ギャラクシーでしたね! 小規模な宇宙でしたが。
小笠原選手:
市川にいの下段抜きもマジでかっこよかった。ファンの方はたまらなかったんじゃないですかね?
伊藤選手:
うんうん。
和田選手:
猫耳も良かったですよね,スクショタイムで。
金子選手:
(真面目なトーンで)幅広いですよね,かっこいいからかわいいまで。表現者,だなって……。
市川さん:
ほんとにそう思ってる!?(笑)
4Gamer:
和田選手は,残念ながらストライクアウトでも最下位となってしまいました。
和田選手:
僕はまあ……父親もおじいちゃんも兄も野球をやってまして(選手陣が下を向いて笑いをこらえだす)生まれたころからボールとバットを持たされてたんですけど。野球は年数にして16年くらいでしょうか。
伊藤選手:
(小声で)めっちゃやってんじゃん……(笑)。
和田選手:
なかなか活かせる機会がなかったといいますか,活かそうと思ったときに限って,なぜか右手が封印されていたという。そういうところが……(うなだれる和田選手)。
小笠原選手:
あっ,泣いちゃう……。
市川選手:
大丈夫,強いから泣かないもんな。
和田選手:
(きっぱりと)和田は強いから泣きません!(笑)
金子選手:
ほんっといいセリフ出ましたね……(笑)。
4Gamer:
それではお一人ずつ,今日の試合で印象に残った場面をお聞かせください。
金子選手:
悔しいですけど,和田さんのジェンガですね……美しかったです。僕自身は,左利きだった,ってことが判明したことですね(笑)。
小笠原選手:
そうですね……もっとお時間をいただければ語りたいことはたくさんありますが,一番僕の網膜に焼きついたのは,最後の遠投です。左手で投げるという不自由を味わい,宣言した的を撃ち抜けず,膝をつきながら悔しそうにしている和田将弥の顔。今思い出しても涙がこみあげてきます。さらに,あそこまで最終的にお膳立てをしたのに時間切れでリベンジできなかったっていう……(笑)。自分のプレイでいえば,全然自信がなかったラケットで2枚抜きができたところですね。あれは良かったと思います。
市川選手:
金子っちがばっさり切ったの面白かったねえ。
金子選手:
だって(フリップに時間終了が)書いてあったんだもん(笑)。僕だって勇気あるひと言だったんだよ!
伊藤選手:
自分が印象に残ってるのは,ストライクアウトの市川さんのすべてですね。的を当てたり,猫耳でかわいさを見せたりと,いろいろな光るところを見させていただいて,まさに一番星だなと思いました。自分のプレイでは,太鼓で……(笑い出す一同)放送でこんなにもしゃべれないというのは,なかなかなものだなっていうのを経験できました。
金子選手:
ごめんなさい,僕が力不足で話を振れなくて……申し訳なかったです(笑)。
小笠原選手:
たまにいとまさのほうをふとみると,見たことがないような切なげな顔で太鼓持ってて。めちゃくちゃおもしろかったです,ポメラニアンみたいだった(笑)。
和田選手:
僕はやっぱり,金子さんが印象に残ったなと。3時間をとおして金子さんのドキュメンタリーを見ているような気持ちになりました。滑る金子さんだったり,面白い金子さんだったり,声を張り上げる金子さんだったり,みんなの見えないところでタイトルコールの練習をしている金子さんだったり……(笑)。自分自身では,革手袋をつけていた印象しか残ってないです。投げたい場面で,皮手袋が邪魔をする。そして中二病な発言もしなければいけない。そんなときふと隣を見ると,伊藤さんと目が合って。何回もお互いに「しゃべることないね……」ってアイコンタクトをしていました。
伊藤選手:
あのとき,一番心がつながったね。一人じゃないって。
和田選手:
(うなずきかえし)一人じゃないんだ,って気持ちになりました。
4Gamer:
いい話……ですね。
市川選手:
僕は,遠距離で投げたときの金子さんですね。虹のエフェクトが見えたし,投げる瞬間は本当にすごくて,普段なら体験し得ないような光景を目しました。自分のプレイも遠投ですね,最後の。3枚抜いたのは自分でも驚きましたし,あれが勝負に大きくかかわるところになったので。
小笠原選手:
素振りをしているときの市川にいからも,オーラが立ち上ってました。
和田選手:
野球やってる人なら分かるんですけど,フォロースルー……バットの振り抜き具合がすごかったんですよ。すごいスラッガーの選手って,しっかり打ち抜いてバットがうしろまでいくんです。市川さんにはそれがあったので,あれ? 俺,今メジャーリーグ見てんのかな? って思いました。
小笠原選手:
将弥さんがバット持ったときも,すごい振り抜いてたよね?
金子選手:
……で,何点取ったんだっけ?
和田選手:
えっ!? センター前ヒット2本打ちましたよ?(一同爆笑)
市川選手:
今のは(金子選手の振りの)負けだよ(笑)。
金子選手:
そんな引き出しまで備えてんですか! 無理だ,勝てない(笑)。
4Gamer:
今回は所属するバンドを代表しての戦いでしたが,メンバーのみなさんにメッセージをお願いします。
金子選手:
先輩方。第3位という,可もなく不可もない順位をとってしまい,大変申し訳ございませんでした。フウライとしては上か下が良かったと思うんですが,ど真ん中という。ある意味でストライク,だったかな……? と思います(笑)。
小笠原選手:
(強気な演技で)始まる前は,周りと差がありすぎて,お客さんにお見せできないくらい退屈なワンサイドゲームになっちゃうんじゃないかなって心配だったんですけど……負けました。やっぱりεpsilonΦは強かったー! ここで勝利を持って帰れなかった悔しさは,LRフェスでジャイロの5人全員でぶつけられたらと思います。
伊藤選手:
……1位でもなく,ビリでもない。今の僕の気持ちは,宇宙の塵ですね。メンバーのみんなに輝く星が届けられなかったのが,非常に,もう……(言葉をつまらせる伊藤選手)。
小笠原選手:
(記者会見のシャッター音と取材陣の真似をはじめ)カシャ! カシャ! 泣いてすむと思ってんのかー!
金子選手:
本当に悪いと思ってるんですかー?
伊藤選手:
(ぼそっと)思ってねえぞ……。
小笠原選手:
おい,なんか聞こえたぞ?
伊藤選手:
えー,いつかまたArgonavisでリベンジしたいなと思っています。すみませんでした!(笑)
和田選手:
(記者会見のイメージを引き継ぎ)えー……本日は私,和田将弥の謝罪会見にお集まりいただきありがとうございます。
伊藤選手:
(会見の取材陣を真似して)何したんだー!
和田選手:
今日は5バンドそろっての戦いで,4位と5位の圧倒的な差。僕としては心の隅で,「ちょっと,おいしかった……」と,思っています。
小笠原選手:
言わないのが花だろー!
和田選手:
みなさま,大変申し訳ございませんでした。次回,ほかのメンバーの方々がリベンジしてください。
市川選手:
もう出ないの?(笑)
和田選手:
僕は,おそらく,もう,出られない……。メンタルが,壊れそうです……! でも,僕は泣きません。カメラが止まるまでは泣きません。ありがとうございました(深々と頭を下げる)。
小笠原選手:
カシャカシャ! カシャ!
金子選手:
もっと何か言えー!(笑)
市川選手:
えー,今日はさくっと1位をとることができました! みんなには「やったよ!」と朗らかな表情を見せることができます。またこういう企画をやるときも,εpsilonΦはちゃんと1位を持って帰れるように日々準備をしていきたいと思います。ひょっとしたらほかのメンバーが出るかもしれませんが,そのときも頂点からほかの4バンドを見下ろしてもられば。
小笠原選手:
スマートすぎ……! つけいる隙がない(笑)。
4Gamer:
それでは最後に,番組の視聴者やファンに向けてメッセージをお願いします。
市川選手:
今日はみなさんの応援で1位を獲ることができました! でも,これはまだ前哨戦でしかありません。LRフェスでもしっかり結果を出して,εpsilonΦの強さをもっと知らしめたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします!
和田選手:
大変不甲斐ない結果になってしまいました。この悔しさをバネにして,LRフェスでは我々Fantôme Irisが優勝を飾って雪辱を果たせるように,僕もみなさまと共に頑張っていけたらと思います。今後ともFantôme Irisをよろしくお願いします!
伊藤選手:
今日は4位となって悔しかったですが,LRフェスは個人戦ではなく団体戦です。メンバーを信じて,これからも5人で頑張っていこうと思います。本日はありがとうございました!
小笠原選手:
僕は彼(ラケット)に助けられて2位の座を勝ち取ったといっても過言ではありません。みなさんも今日の放送を楽しんでくださっていれば幸いです。感想もたくさん書いていただけたら,僕らもまた次の戦いに臨めると思います。これからもよろしくお願いします!
金子選手:
見ていただいたみなさんもお気づきかと思いますが,利き腕っていうのは自分では分からないのかもしれません。みなさんも自分の利き腕,疑ってみてください。その才能……見誤らないで!(笑) ……本日はありがとうございました。
――2021年5月12日収録
「アルゴナビス from BanG Dream! AAside(アルゴナビス フロム バンドリ! ダブルエーサイド)」公式サイト
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