エムツーは2018年4月1日,アーケード向け縦スクロールシューティングゲーム「
もののけ忍法帖」の
公式サイトを公開した。稼働開始時期は,
2018年内と予定されている。
本作は,エムツーが2Dシューティングゲームの復活を目指して開始した
“J・STGプロジェクト”の第1弾タイトル。1988年に書かれた「忍者ソルジャー」の企画書をもとに作られた,レトロゲーム風の完全新作だ。ストーリーは,物の怪にさらわれた幼い狗神を助けるべく,忍者少女・こももが敵と戦っていくというものになっている。
「30年前の企画書から新作を作る」という信じ難いバックボーンや名作STGのパロディが盛り込まれているゲーム画面,そして発表された日を考えると,
「手の込んだエイプリルフールのネタなんじゃないか」と思うかもしれないが,本作は
実際に製品として作られているタイトルであるという。
新作アーケードタイトル『もののけ忍法帖』4月1日サイト開設!
有限会社エムツーは、新作アーケードタイトル『もののけ忍法帖』の公式サイトを4月1日に公開します。
本作『もののけ忍法帖』はエムツーのJ・STGプロジェクトによって誕生した作品です。
J・STGプロジェクトとは…。
今なお光り輝く日本のゲーム業界が、かつて誇った一大ジャンルのひとつ“2Dシューティングゲーム”の復活プロジェクトです。その第一弾として「日本のシューティング」に相応しい本企画を復活させました。
発掘された1988年当時の企画書
約30年の時を越えて、新たに命を吹き込まれたキャラクターたち
こもも
忍の里で育った忍者少女。持ち前の正義感で物の怪の軍勢に立ち向かう。
金牙(きんが)
こもものパートナー。幼く見えるが実は分身を得意とする立派な忍犬。
帝愛羅(てぃあら)
転生した狗神(いぬがみ)。力を失い里のマスコット的存在になっている。
あざみ
強さを求める天才忍者でこもものライバル。抜け忍となり、行方をくらませていたが…
もののけ忍法帖ストーリー
時は戦国、ここ日ノ本の国の人目届かぬ隠れ里で、とある忍たちが日々厳しい修行に励んでいた。
彼らは遥か昔から狗神を奉る者たちで、時に彼らの牙となり世を乱す妖しの類を討つことを使命とする一族である。
――時代は移り、忍たちの崇める狗神にも生まれ変わりの時が訪れた。
彼らはその不死性を保つために、千年に一度
新たな生命として生まれ変わらなければならなかったのだ。
また、生まれ変わりによって大きく力を失うことから儀式は秘密裏に行われ、成長までの間は
忍巫女とよばれる穢れなき歳若い忍びが世話役にあてられた。
それから数年。
健やかに育つ狗神と共に、お役目を与えられた少女「こもも」もまた、競い合うかのように育ち、急速に忍としての力を高めていった。
しかし、その平穏は突如として破られる。
誰も知らないはずの隠れ里に押し寄せた物の怪たちの軍勢に、狗神がさらわれてしまったのだ。
狗神の秘密に気づいた物の怪たちは、その不死の力を利用して、王の復活を目論んだのだ。
だが、里が未だ混乱に包まれるその中で、只ひとり颯爽と物の怪たちを追った忍の者がいた。
物の怪たちの野望を砕くため。
日ノ本の命運を守るため。
なによりもただ、共に育った一匹の仔犬の命を守るために…
純和風魂! 2Dグラフィックで再現された和の世界観が想像力をかき立てる。