横スクロール型ストラテジー「Kingdom: Two Crowns」が12月11日にリリース。発売初日のアップデートで，中世日本をテーマにしたキャンペーンが登場

　Raw Fury Gamesは，オランダのNoioが開発した横スクロール型のストラテジー「Kingdom: Two Crowns」を2018年12月11日にリリースすると発表した。対応機種はPCおよびPlayStation 4，Xbox One，Nintendo Switchとなっている。

「Kingdom: Two Crowns」公式サイト

Steam「Kingdom: Two Crowns」ストアページ

　3月27日に掲載したGDC 2018レポートでもお伝えしたように，2015年に発売された「Kingdom」に始まるシリーズの第3弾となる本作。もともとはシリーズ第2弾の「Kingdom: New Land」（2017年）の拡張パックとして開発が進められていたが，ボリュームが大きくなり過ぎたためにスタンドアロンのタイトルとしてリリースされることになったという。
　ストラテジーとしては珍しい横スクロール型のゲームシステムを採用した「Kingdom」は現在，「Kingdom Classic」にその名を変えているが，クラシカルなドット絵や，キルされると最初からプレイし直さなければならないといったローグライクなゲームシステムなどが高く評価された。


　「Kingdom: Two Crowns」の特徴は，上下の画面分割を使ったオンラインまたはローカルのCo-opが可能になっているところで，プレイヤーは資源を収集して施設やユニットをアップグレードし，夜になる襲ってくる“グリード”と呼ばれるモンスターの侵攻に備えることになる。2人でプレイする場合は，1人のプレイヤーが王国を発展させ，もう1人がグリードとの戦いを担当したり，ピンチに陥った仲間を助けるといったプレイが可能になった。


　今回の発表に合わせて，発売初日に行われるアップデートで「Kingdom Two Crown: Shogun」が登場することも明らかになった。これは，日本の中世をテーマにしたキャンペーンで，甲冑を着た若殿もしくは姫となってプレイすることになるという。
　公開されたトレイラーを見る限り，ゲームの雰囲気もかなり異なり，システムにも変化があるとのこと。今後は，さらにマップが追加されていく予定だ。Steamのストアページによれば，少なくともPC版はすでに日本語化されているようなので，気になる人は続報を楽しみにしよう。