これまで,さまざまな中国大陸の勢力塗り替えが描かれてきた「Total War: Three Kingdoms」だが,今回は190年もしくは194年のタイムラインで,新たなプレイアブル勢力として,「孟獲」「祝融夫人」「木鹿大王」,そして「沙摩柯」の4勢力が追加される。ほかにも「朶思大王」や「兀突骨」など三国志演義に登場する南蛮諸部族のリーダーが登場し,合計で19もの勢力がマップ下部の南部地域を占拠することになる。
藤甲を着込んで機動力の高い孟獲の「Nanzhong Spearman」,トラを放って相手の前線を混乱させる祝融夫人の「Tiger Warriors」,武装したゾウに投石兵を載せて戦う木鹿大王の「War Elephants」,そして両手で大斧を持って戦う沙摩柯の「Might of the Valley」というように,それぞれの勢力に3つずつ新ユニットが加えられており,25種類以上のユニットが追加されるとのこと。それぞれの南蛮勢力は特定の戦法に特化しているために脆弱だが,南蛮勢力ではほかの部族を戦闘または外交にとって統合することで,特性のスキルツリーがアンロックできる。それにより足りない部分を補うことができ,やがては中原を狙う一大勢力になっていく過程を楽しめるようだ。