［TGS 2017］悪魔（とスカート）を吸い込んで，眼力で昇天。「ぎゃる☆がん2」プレイレポート

　東京ゲームショウ2017のインティ・クリエイツブースに，同社が今冬の発売を予定している「ぎゃる☆がん2」（PS4 / Nintendo Switch）がプレイアブル出展されていたので，そのプレイレポートをお届けしよう。

「ぎゃる☆がん2」公式サイト

　本作は，モテモテになりすぎてしまった主人公が，次々と言い寄ってくる女の子達を眼力（フェロモンショット）で昇天させていく，おバカなノリの眼（ガン）シューティングゲームだ。“2”と言いつつ，2011年に第1作「ぎゃる☆がん」が発売されて以来，「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」「ぎゃる☆がんVR」が登場しているので，本作は4作めということになる。

　試遊版では，4つのステージから1つを選んでプレイできるようになっていた。体育館のステージなら女の子も体操服，という感じなので，どんな女の子が見たいかで選ぶといいと思うが，個人的には後述する「デビルスイーパー」の関係で，制服で寄ってきてもらうのがオススメだ。

試遊台その1。なぜか足元のお立ち台が回転する。上部にはディスプレイが3つ用意されており，ブースでは「回転することで，いろんな方向から女の子が寄ってくる気分が味わえます！」とよく分からない説明をしていたが，無茶すぎる！　1つに絞って注視できるよう，立ちながら自分の足で逆回転する人が多かった

　基本的なゲーム内容は，従来作同様，四方八方から寄ってくる女の子達に片っ端からフェロモンショットを撃ち込んで昇天させていくというもの。昇天させきれず接近されてしまった場合は，押し倒されてひたすらキスされたり踏みつけられたりしてしまうので，その様子を堪能……ではなく，フェロモンショットで引きはがして先に進もう。主人公は，言い寄る女の子達には目もくれず，意中のヒロインを目指さなければならないのだ（眼力は向けるけど）。


　女の子を昇天させるときに注意すべきなのが，悪魔の存在だ。ステージ中，悪魔がくっついた女の子が登場することがあり，彼女達にはフェロモンショットの効果が薄い。そこで，ぎゃる☆がんVRで登場した悪魔を吸い込むガジェット，デビルスイーパーを使うことになる。これで悪魔を吸い込んでしまえば，ポイントを稼げるうえにフェロモンショットが通じるようになる。


　ちなみに，吸い込みの効果自体は悪魔だけでなく，周囲にも有効。必然的にスカートがめくれてしまうが，悪魔を引きはがすために必要なのでしょうがない。せっかくなので，ありがたく拝ませてもらおう。

試遊台その2。こちらのお立ち台は，デビルスイーパーの演出なのか，下から強烈な風が吹き続ける。写真はさすがに風量を落としてもらって撮影したが，実際は肌寒くなるレベルの風量である。来場者でこの上に立った女性はいたのだろうか

　本作のストーリーは，天使「りーす」に悪魔退治の手伝いを頼まれるところから始まる。さらに，隣の家に住む引きこもりの少女「ちる」，教室で隣の席に座る幼馴染の「なな子」というヒロインも新たに登場し，悪魔退治の依頼を受けながらストーリーを進めていくのだが……今回は，このあたりの要素は体験できず。どんなおバカでえっちな展開が待ち受けているかは，続報を待とう。

ブースには，「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」のヒロイン，神園しのぶを演じた上間江望さんも登場。なぜ「2」のブースなのに上間さんが？　という気もするが，ヒロインではないものの，本作でもしのぶは登場するようだ