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本日発売「進撃の巨人2」プレイレポート。巨人はより手強く,立体機動はより爽快になり,プレイヤーの感情に訴える演出が印象的
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印刷2018/03/15 00:00

プレイレポート

本日発売「進撃の巨人2」プレイレポート。巨人はより手強く,立体機動はより爽快になり,プレイヤーの感情に訴える演出が印象的

 コーエーテクモゲームスが本日(2018年3月15日)発売する「進撃の巨人2」PC / PS4 / Nintendo Switch / PS Vita)のプレイレポートをお届けしよう。
 2016年2月に発売された「進撃の巨人」PS4 / PS3 / PS Vita)の続編となる本作は,立体機動の爽快感が進化し,さまざまな新システムでアクションゲームとしての手応えが増している。さらに,オリジナル主人公を作成して原作キャラクターとの交流を楽しめるなど,盛りだくさんな作品となっているのだ。

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 前作ではエレンやミカサ,リヴァイといったキャラクターを操作して,原作に沿ったプレイを楽しめたが,本作では新たに「ストーリーモード」が登場。オリジナルの主人公を作って,その視点からTVアニメのSeason1と2で描かれた物語を追体験できる。
 主人公はエレン達と共に超大型巨人の襲撃を生き延びた人物で,彼らと同じ第104期訓練兵団に入って訓練を受け,調査兵団の一員として壁の外の世界へと踏み出していく。

超大型巨人の襲撃を生き延びた主人公は,巨人殲滅を誓うエレンの言葉に感化され,第104期訓練兵団に入る
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 主人公の性別・声・容姿は自由にカスタマイズでき,ゲームが始まった後でも「自室」に行けば,性別を含めてキャラクターメイキングをやり直せる。原作の雰囲気を再現したパーツが揃っており,いかにもな若者から,モブキャラとして出てきそうな味のあるオジサンといったものまで,幅広いキャラクターを作れるのが嬉しい。

美男美女から味のある顔立ちまで,自分だけのキャラクタークリエイトが可能
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 物語の進行は基本的に原作どおり。苦しい訓練をともに乗り越え,トロスト区攻防戦では巨人化したエレンを守って戦い,生き延びて調査兵団へと配属される……といった展開を,オリジナル主人公の視点から追体験できる。

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 巨人との戦いの合間には,原作キャラクターたちとの交流や装備品の買い物などを楽しめる「日常パート」が入る。キャラクターとの「友好度」が上がると,イベントやサイドストーリーが発生。エレンやミカサといったメインキャラクターはもちろん,ピクシス司令やキッツ隊長といった人物とも親しくできるあたりは,ファンには嬉しいところだろう。

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物語を進めると,日常パートでの行動に応じて「自由の翼ゲージ」が得られるようになる。これを消費して,兵士の能力を上げたり,品物が安くなるなどの効果を持つ「施策」を提案できたりするのだ
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会話の選択によって「友好度」が上昇し,仲間と親しくなれる
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 サイドストーリーを進めると,主人公をパワーアップさせる「スキル」を習得できる。スキルの効果は,能力値を上げたり,空中で回復薬を使えるようになったり,特殊な攻撃が可能になったりとさまざま。つまり,仲間と交流するほどに巨人との戦いが有利になっていくのだ。
 スキルにはそれぞれコストが設定されており,レベルとともに増加する「スキルポイント」の範囲内でなら,自由に付け替えられる。自分自身の戦闘力を追求したり,後述する「奇襲攻撃」や「バディアクション」を重視したりと,組み合わせを考えるのも楽しそうだ。

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 また,原作キャラクターと一緒に訓練することで能力値が上がっていくのも,ファンにとっては見逃せない。訓練には「座学」「対人格闘訓練」「立体機動訓練」の3課目が存在し,誰と一緒に行うかで成功率が変化する。頭脳派のアルミンは座学に優れ,アニはもちろん対人格闘訓練が得意で,凡庸なダズだとどの科目もパッとしない……といったように,ここでも原作が再現されているのだ。

アルミンが得意とする「座学」で大成功を収め,能力値もアップ
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 ファンが気になるのは,原作にいない主人公が加わることで,物語の雰囲気が損なわれないかというところだろうが,今回プレイした限りでは,大きな違和感を覚えるようなことはなかった。これには,原作に群像劇的な側面があるということも影響しているのだろう。

 また,主人公が出しゃばりすぎないための配慮もなされているようだ。例えば,訓練兵団卒業時の成績トップ10はミカサやライナーらの面々で,これも原作どおり。主人公が原作キャラクターを差し置いてドヤ顔するようなことはまずない(体験会での開発陣のコメントによると,訓練ステージでの成績なら,プレイ内容によってトップを取れないわけではないが,相当うまくプレイする必要があるとのこと)ので,原作重視のファンも安心してプレイできそうだ。

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 原作となるコミックでは「突如として街を襲った超大型巨人の正体」や「巨人のルーツ」などの謎がある程度明かされている。ファンであれば,こうした点を踏まえて物語の序盤をゲームで再体験し,キャラクターの心中を想像しながらプレイすると味わい深いのではないだろうか。

 巨人とのバトルに関しては,「シンプルな操作でスピーディな立体機動を楽しめる」という前作の良さを引き継ぎつつ,「奇襲攻撃」「フックドライヴ」「バディアクション」といった新要素でパワーアップしたという印象だ。

 立体機動とは,非力な人間が巨人と戦うのに欠かせないワイヤーアクションのこと。周囲の地形や巨人の身体にアンカー付きワイヤーを打ち込んで振り子のように移動し,巨人の弱点であるうなじをブレードで削ぎ落とすのだ。

 基本的な操作方法は前作とほぼ同じ。[□]ボタンを押すと地形にワイヤーを打ち込み,左スティックを倒した方向へ移動する。[□]を押しっぱなしにしつつ,進みたい方向へ左スティックを入れるだけで,スピード感溢れる立体機動を楽しめるのだ。

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 前作では巨人の身体にアンカーを打ち込むのにも[□]を使っていたが,今回はこれが[△]になった。打ち込むとワイヤーが自動で巻き取られて巨人に接近し,タイミングよく[△]を押せばブレードで斬りつけられる。つまり,移動は[□],攻撃は[△]と各ボタンの役割がハッキリしており,ヒットアンドアウェイをかけたいときや,巨人から逃走したいときなどは,前作よりスムーズに操作できるという印象だ。

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 巨人に与えるダメージは加速度に応じたものとなるため,必殺の一撃を狙うならば,距離を取るか,[×]のブーストでガスを消費しつつ加速しなければならない。加速がついていても角度が悪いと十分なダメージを与えられないため,左スティックを左右に入れて巨人の周囲を旋回しつつ,チャンスをうかがおう。
 ここでワイヤーがほかの巨人や建物に引っかかると切れてしまい,着地するまで無防備になってしまうのは前作と同様だ。

 巨人はうなじの耐久力をゼロにすることで倒せるが,その前に手足を切り落とすと,攻撃や移動を封じたり,追加の素材を入手できたりする。

立体機動での爽快な移動や攻撃は,原作のファンでなくても楽しめること請け合いだ
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 キャラクターたちは「刀身」「鞘」「立体機動装置」を装備しており,刀身は攻撃力や攻撃範囲,鞘は刀身の交換回数,立体機動装置は立体機動時の速度やアンカーの射程に影響している。巨人を倒して得た素材や資金で装備を開発し,戦力をアップしていこう。

 巨人を斬ると刀身が損耗して攻撃力が落ち,ガスが切れると立体機動時の移動が遅くなり,アンカーを打ち込むところがない平地では馬で機動力を補う必要がある……という立体機動の弱点も前作同様。だが,本作では刀身やガスを補充する「補給拠点」や,周囲に大砲を撃つ「自動砲台」といった「拠点」をフィールドに築けるようになったので,これをうまく活用していこう。

「刀身」の耐久力が尽きると,攻撃力が激減。平地では馬に乗らないと厳しい戦いを強いられる
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「爆撃拠点」は攻撃を受けると爆発して巨人にダメージを与える(左)。「手動砲台」に乗り込めば大砲で攻撃できるが,動きの速い巨人にはそうそう当たらない。このあたりも原作を再現している(右)
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 主人公たちの前に立ちはだかる巨人は,前作よりも手強くなったというのが率直な感想だ。プレイヤーが近くにいると「警戒度」が上昇し,最大になると「デンジャーゾーン」に突入して,飛びかかりや突進などの激しい攻撃をしかけてくるようになった。

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 デンジャーゾーンに入った巨人は積極的にこっちを狙ってくるため,ゲーム的にもビジュアル的にもインパクトは抜群。特に巨人が突進してきたときは,原作を初めて読んだ時の恐怖が蘇ってくるように感じられた。デンジャーゾーンは「閃光弾」を使うか,逃げ回ることで解除できるが,後述の「フックドライヴ」で逆襲を狙うという選択肢もある。

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 手強くなった巨人だが,人類側にも「奇襲攻撃」「フックドライヴ」「バディアクション」といった新システムが登場しており,よりテクニカルに戦うことができる。

 奇襲攻撃は,巨人に見つかっていない状態から繰り出せる。[R2]の単眼鏡で巨人を視界内に捉え続けて狙いを付け,ゲージが最大になったら[△]を押して接近。丁度良いタイミングで再び[△]を押せば,うなじに斬りつけられる。
 単眼鏡を構えているときは無防備になるうえ,入力はシビアで,ガスの消費量も大きいが,成功すると大ダメージを与えられるので,練習する価値はあるだろう。

 ここでポイントになるのが前述した警戒度だ。巨人が味方と交戦していたり,こちらに背中を向けた状態だと警戒度が上がりにくいので,奇襲を狙うチャンスになる。味方との連携が前作以上に重要になったという印象だ。
 主人公のスキルの中には,巨人から狙われにくくなる「ステルス」や,単眼鏡で狙いを付けたとき即座に突進できる「電光石火」といったものもあるため,奇襲攻撃を重視したスキルを組むのも面白そうだ。

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 フックドライヴは,デンジャーゾーンに入った巨人への反撃手段として使える。[×]の空中ステップで巨人の攻撃をかわせばフックドライヴが発動し,自動で敵の背後に回り込む。ここで[△]を押すと,うなじに強烈な一撃を叩き込めるのだ。こちらもタイミングはかなりシビアだが,成功したときの演出が格好いいうえ,大ダメージを与えられるので満足度は高い。主人公を使っているときは,自分の分身が大技を決めたというわけで,感情移入もひとしおだ。筆者などは単眼鏡で巨人を挑発し,わざとデンジャーゾーンに突入させてからフックドライヴを狙うという遊びにハマってしまった。

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 フィールド上にいる兵士を助けると仲間になり,プレイヤーと共に戦ってくれるのは前作と同じだが,本作の仲間は,[L1]+方向キーで指示を出すと,攻撃や支援,そして巨人化など,個性を生かした支援をしてくれるようになった。これがバディアクションだ。どれも強力だが,使用後には一定のクールタイムが必要になるので,ここぞというときに使おう。

 攻撃型の仲間は,巨人の部位に狙いを付けて指示を出すと斬りつけてくれる。前作のアルミンが持っていた「戦術眼」のスキルと似た効果だが,今回はアルミン以外を使っていても共闘感を味わえるというわけだ。中にはミケのようにプレイヤーと合体攻撃をしてくれる仲間もいる。

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 支援型は回復薬や閃光弾などのアイテムでプレイヤーを補佐してくれる。クリスタはもちろん回復薬を持っており,原作どおりの女神っぷり。巨人化はエレンと何人かが持つレアなバディアクションで,発動時に自分で巨人を操作できるものもある。殴ったり掴んだりの派手な攻撃で敵巨人を吹っ飛ばすのは爽快だ。

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 バディアクションの中でも印象的だったのは,プレイヤーが巨人に掴まれたときに仲間が助けてくれるものだ。巨人に掴まれたままでいると喰われて死んでしまうのだが,ここでバディアクションを使うと,飛び込んできた仲間が巨人の指を切り落とし,プレイヤーを抱きかかえて脱出してくれる。

 しかもこれはバディアクションのタイプを問わずに使えるので,ゲーム的にメリットが大きいというだけでなく,仲間同士の助け合いという意味でも印象深いものがあった。

仲間のおかげで大ピンチを回避。このためにバディアクションを温存しておくのもいいだろう
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 ストーリーモードのほかには,原作キャラクターを使ってさまざまなミッションに挑める「アナザーモード」が用意されている。現時点で公開されているプレイアブルキャラクターはオリジナル主人公を含めて38人で,前作から28人が追加され,ハンネスさんやオルオ,キース教官といった味のある人々が含まれている。原作で早死にしたり,十分に活躍できなかったりしたキャラクターを操作して巨人に勝利するifを楽しむのもいいのではないだろうか。

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 オリジナルの主人公や新たなプレイアブルキャラクターで,「進撃の巨人」の世界をディープに体感できるようになり,デンジャーゾーンやフックドライヴによってアクション面の手応えが増した本作。アクションゲーム好きと進撃ファンの両方にアピールできる作品になっていると感じられた。特にバディアクションの演出など,プレイヤーの感情に訴える要素が強化されているのが印象深い。

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 発売前の試遊だったので,オンラインプレイは体験できなかったが,従来の共闘に加えて,お互い妨害しつつ巨人を倒す「殲滅モード」も追加されているとのこと。発売後の盛り上がりが楽しみだ。

「進撃の巨人2」公式サイト

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