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[E3 2017]氷河期が到来した世界が舞台の「The Darwin Project」は息つく暇もないサバイバルアクション
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印刷2017/06/14 14:55

プレイレポート

[E3 2017]氷河期が到来した世界が舞台の「The Darwin Project」は息つく暇もないサバイバルアクション

 「Xbox E3 2017 Briefing」で発表されたサバイバルアクション「The Darwin Project」PC / Xbox One)のプレイアブルデモをE3 2017会場で体験してきたので,レポートしよう。

画像集 No.002のサムネイル画像 / [E3 2017]氷河期が到来した世界が舞台の「The Darwin Project」は息つく暇もないサバイバルアクション

 本作は,六角形のエリア7つをつないだようなマップを舞台に,8人のプレイヤーがそれぞれランダムな地点からバトルを開始し,最後に生き残った1人が勝者となるというゲーム。世界設定は,人間の生存能力に関する秘密実験プロジェクト「ダーウィン計画」が,氷河期が訪れたばかりのロッキー山脈で行われているというもので,ここ最近増えてきた,映画「ハンガーゲーム」風の題材を扱ったゲームと言えるだろう。


 15分ほどで決着がつく,割とスピーディな展開のゲームだが,開始からしばらくは敵と出会うこともなく,手持ちの斧で木を切り倒して薪や弓矢の材料にしたり,ところどころにあるログキャビンの中でアイテムを確保したり,シカを弓で狩り,毛皮を得たりといったことが必要になる。それもこれも,本作には寒さに関係するパラメータが存在していて,それが尽きるとで凍死してしまうからだ。

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 寒さをしのぐため,ゲーム中2,3回は薪で火を起こさなければならないが,毛皮でコートやブーツを作ればキャラクターの耐寒能力が向上し,行動しやすくなる。また,本作では,矢を材木から作り出さなければならないので,材木を薪として蓄えるか,矢にするかという悩ましい選択も生まれるのだ。

 また,ときおりマップに投下される電子機器を使えば,偵察ドローンやソナーなどのアイテムを開発できる。これは大きなアドバンテージになるが,電子機器を真っ先に回収するか,回収しに来た相手を待ち伏せするかといった判断も重要になるだろう。

 マップにある7つのエリアは,一定の時間が経過するごとに1つずつ閉鎖される仕組みで,次第にプレイエリアが狭まっていく。
 マップは弓矢の狙いがつけにくい丘や谷が多く,さらに筆者の場合は手持ちの矢が少なかったこともあって,エリアが1つになるまでとにかくジャンプしながら走り回り,最後は斧で相手を倒すという作戦でなんとか勝利した。しかし,それが勝利の方程式になるかは不明だ。
 ただ,銃で背後から一撃されて終わり,というようなあっけないゲームオーバーはなさそうで,手に汗握る白熱した戦いが楽しめるだろう。

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 本作を手がけるのは,カナダのケベックを拠点とする新興デベロッパのScavengers Studioだ。12人しかいないメンバーの1人であるNicolas Royer(ニコラス・ロイヤー)氏によると,開発を始めてから9か月しか経っていないとのことだが,今回プレイできたバージョンでは,バグやラグを感じることもなかった。複数のマップでプレイしたいところだったが,それは2018年のリリースまでに解決されることを期待したい。

「The Darwin Project」公式サイト


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