傑作パズルゲームに続編が登場。iOS向けパズルゲーム「Monument Valley 2」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1443回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，iOS向けパズルゲーム「Monument Valley 2」を紹介する。

価格は600円。追加課金の必要は無い

「Monument Valley 2」公式サイト

「Monument Valley 2」ダウンロードページ

　プレイヤーは主人公のキャラを操作し，迷宮のゴールを目指していく。実は，この迷宮には大きな秘密があり，“エッシャーの騙し絵”に代表される「不可能図形」がモチーフになっているのだ。
　たとえば，一見すると高さや幅が合わない通路でも，視点を変えて「つながっているように見える」状態にすれば通行できる。テキストでの説明は難しいので，以下の画像を見比べてほしい。

赤色の通路に注目してほしい。キャラクターは右奥まで進めるものの，そこから左上に進むには，高さも方向もズレているため不可能だ

赤色の通路を回転させると，上側の通路がつながっているように見える。ここを実際に歩いて，ゴールまで進められるのだ

　各ステージでは，上下や左右に自動的に動く足場や，プレイヤーキャラが移動させられる柱など，さまざまなギミックが用意されている。また今作では，主人公が2人に増えており，両方を同時に操作するケースも発生する。


　パズルゲームとしてのアイデアの良さもさることながら，唯一無二の世界観に引き込まれてしまう作品だ。前作が好きな方にはもちろん，雰囲気を重視したゲームが好きな人も，ぜひ一度プレイしてほしい。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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