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レビュー
新世代の“AMP”モデルはNVIDIA純正にどこまで差を付けられるのか
ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Ti AMP Holo
GeForce RTX 30シリーズの最上位モデルである「GeForce RTX 3090」(以下,RTX 3090)と同程度のパフォーマンスを発揮して,ゲーム用途では最高性能を発揮するNVIDIAの新型GPU「GeForce RTX 3080 Ti」(以下,RTX 3080 Ti)。NVIDIA純正のFounders Editionを用いたレビューでは,高い性能を発揮する半面,消費電力が増大したという問題点も見えてきた。
では,各カードメーカーのRTX 3080 Ti搭載オリジナルモデルでは,その傾向は変わるのだろうか。今回は,ZOTAC Technology(以下,ZOTAC)製「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Ti AMP Holo」(型番:
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ZOTACの“AMP”と言えば,同社のラインナップでもかなり詰めたクロックアップ設定が人気のモデルだが,果たして最新世代の“AMP”は,どのようなできに仕上がっているのだろうか。
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ブーストクロックは1710MHzに引き上げ
GPUクーラーは厚めの3スロット超え
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本製品のブーストクロックは1710MHzで,これはリファレンスの1665MHzから45MHz引き上げたクロックアップモデルとなっている。ベースクロックは非公開だが,「GPU-Z」(Version 2.40.0)で確認したところ1365MHzとなっており,これはリファレンスと変わらない。ちなみに,後述するテスト環境において,テスト中の動作クロックをGPU-Zで追ってみたところ,1995MHzまで上昇しているのを確認した。RTX 3080 Ti Founders Editionは1920MHzまでしか上がっていなかったので,それより75MHz高い計算になる。
なお,メモリクロックは19GHz相当で,こちらもリファレンスと同じだ。
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また,付属アプリケーションの「FireStorm」(Version
さらに,メモリクロックも1MHz相当刻みで,−1000〜+3000MHz相当に変更できる。
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それでは,カードそのものを見ていこう。
RTX 3080 Ti AMP Holoのカード長は,実測で約320mm(※突起部除く)もあり,RTX 3080 Ti Founders Editionが同287mmだったのに比べると,それよりも33mmほど長い。ただ,基板自体は266mmほどしかなく,GPUクーラーがカード後方に54mmもはみ出す格好だ。
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また,マザーボードに装着すると,ブラケットの上側,垂直方向に18mmほどはみ出しており,RTX 3080 Ti Founders Editionに比べると,RTX 3080 Ti AMP Holoは,かなり大きな印象を受ける。
GPUクーラーは,「IceStorm 2.0」と呼ばれるオリジナルモデルで,3.3スロット占有とかなり厚みのあるものだ。クーラー上には,90mm径相当のファンを3基備える。ZOTACによると,これらのファンは新開発した11枚羽根構成で,従来のファンと比べてエアフローが最大10%向上しているという。
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ファン回転数は,1%刻みで30〜100%に設定できるほか,温度と回転数の関係を示したグラフ上で,任意の温度における回転数をユーザーが指定することもできる。
側面に,見る角度によって色が変わるホログラフィック仕上げの「HoloBlack」を採用するのも見どころだ。製品名にある“Holo”の由来となっている要素だが,従来のLEDとはまた異なる光り方で,かなり趣がある。
また,バックプレートのLEDと合わせてアドレサブルRGBに対応しているので,FireStormから色や光り方を一括制御することが可能だ。
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補助電源コネクタは,8ピン×2という構成で,実質8ピン×2だったRTX 3080 Ti Founders Editionと同じと言っていいだろう。ビデオ出力インタフェースも,DisplayPort 1.4a×3,HDMI 2.1 Type A×1で,これもRTX 3080 Ti Founders Editionと変わらない。
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RTX 3090およびRTX 3080 Ti FEと比較
ドライバにはGeForce 471.11 Driverを利用
それでは,テスト環境に話を移そう。今回,比較対象には上位モデルとなる「GeForce RTX 3090」(以下,RTX 3090)とRTX 3080 Ti Founders Editionを用意した。RTX 3080 Ti AMP Holoが,リファレンス設定のRTX 3080 Ti Founders Editionにどの程度の差を付けられるか,そして上位モデルに迫る性能を発揮するのかどうかを見ようというわけだ。
ただ,RTX 3090搭載カードとして利用したPalit Microsystems製の「GeForce RTX 3090 GamingPro OC」は,メーカーレベルで動作クロックが引き上げられたクロックアップモデルで,ブーストクロックをリファレンスに落とすとベースクロックも同時に下がってしまうため,RTX 3080 Tiのレビュー記事と同様に,同カードを素の状態でテストを実施し,表記も「RTX 3090 OC」としている点は注意してほしい。
グラフィックスドライバには,「GeForce 471.11 Driver」を使用しており,これはテスト時に最新バージョンとなるものだ。そのほかのテスト環境は表のとおり。
CPU | Ryzen 9 5950X(16C32T,定格クロック3.4GHz, |
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マザーボード | MSI MEG X570 ACE(AMD X570, |
メインメモリ | G.Skill F4-3200C16D-16GIS |
グラフィックスカード | ZOTAC Technology ZOTAC GAMING GeForce RTX (型番:ZT |
Palit Microsystems (GeForce RTX 3090, |
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GeForce RTX 3080 Ti Founders Edition (グラフィックスメモリ容量12GB) |
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ストレージ | Samsung Electronics SSD 850 |
電源ユニット | Corsair CMPSU |
OS | 64bit版Windows 10 Pro(Build 19042.985) |
チップセットドライバ | AMD Chipset Drivers 2.13 |
グラフィックスドライバ | GeForce 471.11 Driver |
テスト内容は,4Gamerのベンチマークレギュレーション24.0に準拠。ただし,「3DMark」(Version 2.18.7185)では,レイトレーシングのテストとなる「Port Royal」と「DirectX Raytracing feature test」,それにDLSSのテストである「NVIDIA DLSS feature test」を追加し,DLSS 2.0を選択したうえ,DLSS modeはQualityに設定し,テストを行っていた。
さらに,今回はGeForceシリーズ同士の比較となるため,「Watch Dogs Legion」に関しては,オプションからDLSSを「品質」に設定したうえで,精細度の向上を100%に変更している。
テスト解像度は,3840×2160ドット,2560×1440ドット,1920×1080ドットの3つを選択した。
性能は確実に向上しているが
その効果を体感できるのは限定的
それでは,3DMarkの結果から順に見ていこう。グラフ1は「Fire Strike」の総合スコアをまとめたものだ。
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RTX 3080 Ti AMP Holoは,RTX 3080 Ti Founders Editionからスコアを伸ばしているものの,両製品の差はFire Strike Ultraでようやく約1%に達する程度と,あまり大きくない。RTX 3080 Ti AMP HoloとRTX 3090 OCとの差も約1%かそれ以下しかなく,Fire Strikeにおいてはいずれもほぼ横並びと言っていい。
それはFire Strikeの総合スコアから「Graphics score」を抜き出したグラフ2でも同じ。
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RTX 3080 Ti AMP HoloとRTX 3080 Ti Founders Editionの差は1%もなく,RTX 3090 OCとではFire Strike“無印”でやっと1%の差が付く程度と,横並びと言っても差し支えはないほどだ。
Fire Strikeからソフトウェアベースの物理演算テスト結果を「CPU score」として抜き出したのがグラフ3だ。すべてのテストにおいてCPUを統一しているため,スコアもきれいに横並びとなっている。
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GPUとCPU両方の性能が効いてくる「Combined test」の結果をまとめたものがグラフ4だ。
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ここでは通例と異なり,テスト解像度が1920×1080ドットのFire Strike“無印”で差が開く傾向が見られた。Combined testでは通常,テスト解像度が低くなるほどCPU性能が制約となってGPU性能の差が出にくくなり,スコアも横並びになりがちなのだが,今回は逆の結果となった理由は判然としない。
とはいえ,RTX 3080 Ti AMP HoloとRTX 3080 Ti Founders Editionとでは最大で約2%,RTX 3090 OCとでは最大で約3%と,有意な差とは言い難い。
では,DirectX 12のテストとなる「Time Spy」の結果を見てみよう。グラフ5は総合スコアをまとめたものだ。
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ここでも,スコア差はほとんどない。RTX 3080 Ti AMP HoloとRTX 3080 Ti Founders Editionとの差は1%に達しておらず,RTX 3090 OCとでも,やはり差は1%に届いていない。Time Spyにおいては,キレイに並んでいると言ってもいい。
続くグラフ6はTime SpyのGPUテスト結果,グラフ7はCPUテストの結果となる。
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総合スコアがそうであったように,GPUテストの結果もまた,スコアは横並びだ。Time Spyにおいては,ブーストクロックを引き上げても,あまりスコアに反映されないようだ。一方,CPUテストの結果は,Fire Strikeと同様に,CPUが同一なのでスコアも並んでいる。
リアルタイムレイトレーシングの性能を計るPort Royalの結果がグラフ8だ。
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Fire StrikeやTime Spyがそうであったように,Port Royalでも3製品の差はほとんど見られない。レイトレーシング性能にブーストクロックの向上は,あまり結果に反映されないようだ。
それは,もうひとつのレイトレーシングテストであるDirectX Raytracing Feature test(グラフ9)でも同じだ。
RTX 3080 Ti AMP HoloとRTX 3080 Ti Founders Editionの差は約1%。RTX 3090 OCとでも約1%の差が付いてはいるものの,実フレームレートでは1fpsも差はないので,横並びと言っていい。
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続いては,DLSSの性能を見るNVIDIA DLSS feature testの結果がグラフ10となる。
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ここでは,DLSSをoffからonにした場合におけるフレームレートの上昇度合いを計算してみると,3製品とも1920×1080ドットで152〜153%程度,2560×1440ドットで約160%,3840×2160ドットで177〜178%程度で揃った。DLSSの効果も,さほど差はないようだ。
では,実際のゲームではどうなのだろうか。Watch Dogs Legion(グラフ11〜13)の結果となる。
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RTX 3080 Ti AMP Holoは,RTX 3080 Ti Founders Editionに平均フレームレートで最大約2%の差を付けてはいるものの,実フレームレートでは1.5fps程度の違いしかなく,両製品でゲームプレイにおける違いはほとんどないと言っていい。他方で,RTX 3090 OCは,平均フレームレートの1920×1080ドットで唯一70fpsに達するなど,頭ひとつ抜き出ている印象だ。
続いて,「バイオハザード RE:3」の結果がグラフ14〜16となる。
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ここでもRTX 3080 Ti AMP Holoは,RTX 3080 Ti Founders Editionをわずかに上回るものの,有意な差を付けるほどではない。両製品の差は,平均フレームレートで1fpsにも達しておらず,ほぼ横並びと言える。また,Watch Dogs Legionがそうであったように,バイオハザード RE:3でも,RTX 3080 Ti AMP HoloはRTX 3090 OCに最大で約2%の差を付けられており,若干離されている。
「Call of Duty: Warzone」(※グラフ内ではCoD Warzone)の結果がグラフ17〜19だ。
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ここでも,RTX 3080 Ti AMP HoloとRTX 3080 Ti Founders Editionとの差は,平均フレームレートで1%にも届いていない。RTX 3080 Ti AMP Holoは,クロックアップで性能を伸ばしてはいるものの,実フレームレートにその恩恵はあまり表れていない。RTX 3090 OCとの差は,平均フレームレートで約2%あり,1パーセンタイルフレームレートでは最大で約8%もの差を開けられているなど,このあたりは上位モデルの実力が見て取れる。
次に「Fortnite」の結果をグラフ20〜22に示す。
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Fortniteでも,RTX 3080 Ti AMP HoloとRTX 3080 Ti Founders Editionでは,平均フレームレートと最小フレームレートともに,ほぼ横並びと言っていい。また,RTX 3090 OCとの差は平均フレームレートで1〜2%程度,最小フレームレートで2〜4%程度と,若干差を付けられており,さすが上位モデルといったところ。
グラフ23〜25は,「Borderlands 3」の結果をまとめたものだ。
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Borderlands 3では,3DMarkと同様に,3製品が横並びの形となった。一応,平均フレームレートと1パーセンタイルフレームレートともに,RTX 3090 OCが1位で,RTX 3080 Ti AMP Holo,RTX 3080 Ti Founders Editionが続くという順位に変わりないのだが,その差はほとんどない。それは,1パーセンタイルフレームレートを見ても同じで,Borderlands 3では動作クロックの差などは結果にあまり反映されていないようだ。
グラフ26は「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(以下,FFXIV漆黒のヴィランズ ベンチ)の総合スコアをまとめたものだ。
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RTX 3080 Ti AMP Holoは,RTX 3080 Ti Founders Editionに対して最大で2%の差を付けた。描画負荷が低い1920×1080ドットで差が最大となっているあたりは,ブーストクロックの差がそのまま結果に結びついている感じだ。一方,RTX 3090 OCとの差も1%にも満たないもので,上位モデルとの差はほとんどないと言っていいレベルだろう。
そんなFFXIV漆黒のヴィランズ ベンチにおける平均フレームレートと最小フレームレートをまとめたものがグラフ27〜29だ。
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平均フレームレートは,総合スコアを踏襲したものとなっているが,RTX 3080 Ti AMP HoloとRTX 3080 Ti Founders Editionとの差は最大でも1.5fps,RTX 3090 OCとの差も最大で2.7fpsと,それを実際のゲームで体感するのは難しいだろう。また,最小フレームレートは,CPU性能の影響が大きくなるため,3製品ともきれいに横並びだ。
グラフ30〜32には,「Project CARS 3」の結果をまとめている。
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ここでも,3DMarkやBorderlands 3などと同じく,平均フレームレートと最小フレームレートが,3者でほぼ同じになっている。上位モデルのRTX 3090 OCと同等の性能を発揮しているともいえるが,RTX 3080 Ti AMP Holoは,RTX 3080 Ti Founders Editionに対してアドバンテージを発揮できていないとも言える。
Founders Editionより10W以上低い消費電力
GPUクーラーの冷却性能も申し分なし
さて,レビュー記事では,RTX 3080 Tiのことを“電力喰いのモンスター”と結論付けたが,果たしてRTX 3080 Ti AMP Holoも同様なのだろうか。
そこで,今回はNVIDIAが開発した消費電力計測ツール「PCAT」(Power Capture Analysis Tool)を用いて,グラフィックスカード自体の消費電力を計測してみたい。
なお,今回は3DMarkのTime Spyにおいて,消費電力が高くなる傾向がでたGraphics test 2実行中の結果を示している。その結果をグラフ33に示そう。
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線が重なっているので見にくいかもしれないが,RTX 3080 Ti Founders Editionだけが,若干高い値で推移しているのが確認できる。試しに370Wを超える場面を数えてみると,RTX 3080 Founders Editionが1回,RTX 3090 OCが9回だったのに対して,RTX 3080 Ti Founders Editionは128回と,大きな差があった。
そこで,グラフ33の測定結果から,分かりやすくなるように中央値を求めたものがグラフ34となる。
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すると,RTX 3080 Ti Founders Editionが363Wと抜けているが,RTX 3080 Ti AMP Holoはそこから16Wほど低い点は立派だ。ただ,それでもRTX 3090 OCとの差は約2Wしかなく,どちらもオーバークロックによって消費電力が増大したと捉えるのが妥当だろう。
ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」を用いて,システム全体の最大消費電力のみを計測した結果も見てみよう。
テストにあたっては,Windowsの電源プランを「バランス」に設定。さらに,ゲーム用途を想定し,無操作時にもディスプレイ出力が無効化されないよう指定したうえで,各アプリケーションベンチマークを実行したとき,最も高い消費電力値を記録した時点をタイトルごとの実行時,OSの起動後30分放置した時点を「アイドル時」としている。
その結果がグラフ35だ。
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ここではピークの値を結果として採用するため,差が広がる傾向になってしまうのだが,各アプリケーション実行時で,RTX 3080 Ti AMP HoloはRTX 3080 Ti Founders Editionより10W前後低い消費電力を実現している。そのため,RTX 3080 Ti AMP Holoは,“電力喰い”のイメージは幾分か収まっているのではなかろうか。
最後に,GPU-Zを用いて計測したGPU温度も確認しておきたい。ここでは,温度約24℃の室内で,テストシステムをPCケースに組み込まず,いわゆるバラックに置いた状態から,3DMarkの30分間連続実行時を「高負荷時」として,アイドル時ともども,GPU-Zから温度を取得することにした。
GPUによって,温度センサーの位置や取得方法が異なっていることは想像に難くなく,またそれぞれファンの制御方法が違うため,同列に並べての評価にあまり意味はない。それを踏まえた結果はグラフ36のとおり。
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RTX 3080 Ti AMP Holoは高負荷時でも70℃台半ばと,GPUクーラーのIceStorm 2.0は十分な冷却性能を発揮できているようだ。なお,いずれのGPUも,アイドル時の温度が40℃を超えているのは,ファンの回転が停止するためだ。
最後にRTX 3080 Ti AMP Holoの動作音について触れておこう。筆者の主観であることを断ったうえで述べるが,RTX 3080 Ti AMP Holoは,ハイエンドクラスの製品としては十分静かな印象を受けた。もちろん,負荷をかけるとそれなりの動作音はするのだが,それでもケースに入れてしまえば聞こえないレベルで,RTX 3080 Ti Founders Editionより静かなのは間違いない。
AMPとしては正直物足りなさはあるものの
性能と消費電力は十分なでき
以上のテスト結果からも分かるとおり,RTX 3080 Ti AMP Holoの性能は,RTX 3080 Ti Founders Editionとあまり変わりはない。ZOTACの“AMP”に,高い動作クロックによる高い性能を期待していると少々肩透かしなのは事実だが,それでもRTX 3090 OCに迫る性能を見せている点は立派だ。そして,何よりRTX 3080 Ti Founders Editionから10W以上も消費電力が抑えられている点は評価できる。
RTX 3080 Ti AMP Holoの実売価格は20万円を超えてしまっており万人にお勧めできるものではないものの,最高性能が欲しいコアなゲーマーにとっては有力な選択肢であることは間違いない。今後数年間,スペックを気にせず最新タイトルのゲームを最高性能で遊びたいのであれば,このRTX 3080 Ti AMP Holoは一考の価値ありだ。
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ZOTACのRTX 3080 Ti AMP Holo製品情報ページ
- 関連タイトル:
ZOTAC GAMING(旧称:ZOTAC Gaming)
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