ヨーロッパ暗黒時代の民族闘争を描いたRTS「Ancestor Legacy」がリリース

　1C Companyは，ポーランドのDestructive Creationsが手がける新作RTS「Ancestors Legacy」（PC/Xbox One）を2018年5月22日にリリースした。


　これまで「Hatred」や「IS Defense」など，バイオレンス描写に注力したアクションゲームを開発してきたDestructive Creationsだが，「Ancestors Legacy」は彼らにとって初となるRTSだ。8世紀から13世紀ごろのヨーロッパ北西部を舞台に，バイキング，ゲルマン，アングロ・サクソン，そしてスラブの4民族が死闘を繰り広げる，6つのキャンペーンが用意されている。


　1画面に表示されるユニット総数はそれほど多くなさそうだが，マップを見渡せる鳥観図から，それぞれのユニットが戦っているクローズアップまでカメラを自由に動かせるのが魅力的。「Unreal Engine 4」で開発が行われているだけあって，近寄ったときのユニットのグラフィックスは中々のもので，血のプールができてしまうようなDestructive Creationsらしいバイオレンス表現も見られる。
　マルチプレイモードは，マップサイズに合わせて2〜6人が参加可能で，敵プレイヤーすべてをせん滅させる「Annihilation」と，マップの中央にある複数の拠点を長く制圧したほうが勝利する「Domination」をプレイできる。
　日本語化は行われていないものの，Steamでは10％オフのローンチセールスも行われているので，気になる人はチェックしておこう。

「Ancestors Legacy」公式サイト