【PR】バハムートはレジェンドレアなしでも対策可能。「サーヴァント オブ スローンズ」でルーキーを卒業するためのポイントを伝授

　スクウェア・エニックスが配信中のスマートフォンアプリ「サーヴァント オブ スローンズ」（iOS / Android）は，ほかのプレイヤーと対戦してランキングを競う「レートバトル」をメインコンテンツとしたリアルタイム対戦型デジタルカードゲームだ。

　昨今人気を集めているジャンルではあるが，本作にはダークファンタジーテイストの重厚な物語が描かれる「クエスト」が用意されており，NPCを相手に1人でもしっかりと楽しめるのが特徴となっている。

　本稿では，そんな本作の魅力とともに，この手の作品になじみがない人に向け，レートバトルでルーキー（レートポイント800未満）を抜け出すためのポイントを紹介する。

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1人で物語に没頭できるクエスト

みんなが熱くなれるレートバトル

　本作のクエストでは，NPCと1対1の対戦を行いながら，ロードの活躍を中心とした物語が展開される。血塗られた運命を背負う王女「ディアナ・アークフェル」，森に住む魔法使い「トレイシー・ラークウッド」，忠義を尽くす騎士「フィート・クレスタン」，心を砕かれた屍霊術師「オレール・フィヨル」といった，さまざまなロードの運命が絡み合うストーリーを楽しめる。
　また，ほかのプレイヤーがクエストに介入してくることはないので，この手のゲームになじみがない人は，NPCとの戦いを通じて本作の雰囲気になれるといいだろう。

物語には，内に潜む“別の自分”との葛藤や，信じる者に裏切られたときの絶望など，かなりダークなテーマが採用されているので，シリアスな物語が好きな人はきっと抜け出せなくなるはずだ。またストーリーはすべてフルボイスである点も見逃せない

最初に使用できるロードはディアナのみ。特定のシナリオをクリアしたり，特定のレートポイントに達したりするなど，条件を満たすことで新たなロードがアンロックされる

各ロードにはさまざまな効果を持った「ロードスペル」が用意されている

　本作の対戦では，1体のロードと8枚のカードで構成されたデッキを使用し，敵陣営の本拠地および砦を陥落させることが目的だ。基本的には，好きなタイミングでカードを出せるが，カードの使用には時間経過で累積するリソース「マナ」が必要となる。カードによって消費するマナが異なるので，どのカードをどのタイミングでどの順番で出すかなど，状況に応じた素早い判断が勝敗を左右する。なお，使用したカードはデッキに戻ってくるので，カードがなくなることはない。

カードは，使い魔を召喚する「SERVANT」，魔法を発動する「SPELL」，その場から動かずに活動する「TOWER」の3種類。また，各ロードの持つロードスペルは常に使用できるSPELLカードのような存在だが，1回使用するごとにクールタイムが必要となるので，間髪入れずに使用することはできない

カードはイベントで配布されることもあるが，基本的にはガチャからの入手となる。クエストに設けられたミッションの達成報酬やログインボーナスなどで，ガチャチケットや皇石がかなり手に入るため，まったくガチャが回せない（＝資産がそろわない）ということはないので安心してほしい

ガチャは現在3種類用意されているが，レートポイントを上げることでアンロックされていく仕様だ

　本作のカードは，「ソウル」と「ゴールド」を消費することで強化できる。強化されたカードは，攻撃力が高まったり，HPが上昇してよりタフになったりと，ベースの性能が向上するので，積極的に強化を行っていきたい。
　また，カードをレベルアップさせると「ユーザー経験値」を獲得できる。ユーザーレベルを上げると，本拠地と砦の性能（HPや攻撃力）が向上し，戦いを有利に進められるようになるので，積極的にカードのレベルを上げていこう。

クエストには，物語を進めるもの以外に，サブクエストやイベントクエストが用意されている。報酬として皇石やガチャチケット，ゴールドなどが用意されているので，余裕があれば積極的にクリアしていきたい。決められたデッキで挑む必要があるので，資産がないうちに挑戦できるのも嬉しい

イベントクエストは，期間限定で開催される特別なクエスト。現在はお題となっている使い魔が何度も召喚される「使い魔攻略クエスト」などが用意されており，苦手な使い魔の攻略法を考えるのに最適だ

各ロードがお題となっているサブクエストでは，メインクエストでは語られなかったストーリーが展開されるほか，ロードスキルを強化する際に必要なアイテムを入手できる

　ソウルは，クエストをクリアしたりレートバトルに勝利したりした際に，時間経過で回復する「アルカナ」を消費することで入手できる。また，まだ入手していないカードのソウルも獲得可能なので，ソウルが無駄にならないのは嬉しいポイントだ。なお，アルカナがない状態でもクエストに挑戦できるが，報酬を得ることはできないので注意しよう。

クエストごとに定められたミッションをクリアすることで，ガチャなどを回す際に必要となる「皇石」を獲得できる。また，クエストクリア時やレートバトル勝利時に出現する宝箱はアルカナを消費して開封できる。ソウルだけでなくゴールドも獲得可能だ

　上記の方法以外にもギルドに所属することで，ギルドメンバーにソウルを送ったり，もらったりすることができる。ギルドメンバーにソウルを送るとゴールドが得られるので，積極的に送り合えばみんながハッピーになれるはずだ。
　またギルドでは，カードを送り合う以外にもチャットや対戦も行えるので，コミュニケーションを取りながら遊びたい人にはもってこいといえる。もちろん，ギルドによって方針はさまざまなので「なるべくそっとしておいてほしい」という人は，カードを送り合うことだけを目的としたところを選ぶといいだろう。

ギルドトレジャー「城砦攻落戦」は，期間中に本拠地や砦を落とした数に応じてポイントが加算されていき，そのポイントによってギルドメンバー全員に報酬が贈られるという協力イベントだ

　さて，クエストを通じて本作の雰囲気に慣れてきたら，いよいよレートバトル（対人戦）だ。最初こそなかなか勝てずに，ちょっとくじけそうになってしまうこともあるが，本作でもっともアツくなれる要素なので，以下で紹介するコツを参考にぜひとも挑戦してほしい。


　本作の対戦で重要となるのは「マナのアドバンテージを得ること」だ。具体的には，1コストのカードで2コストのカードを消費させられれば1コスト分有利になるというもの。これを繰り返して積み重ねることで，マナの差が開いていき勝利に近づけるというわけだ。
　しかし，高コストのほうが優れた性能を持っていることが多いので，基本的には1コストで2コストの敵を倒すのは難しい。そこで注目すべきなのがカードの相性である。


　例えば，5コストのギガスは，高耐久で建物を狙って攻撃するため，放っておくと非常に厄介な使い魔だが，3コストのスケルトン軍団であっという間に倒すことができる。これが成功すれば，その差分である2コストのアドバンテージを得たということになるのだ。
　逆にスケルトン軍団は3コストの衝波であっさりと全滅させられてしまい，ギガスがそのまま攻め込んできてピンチになる……なんてこともザラにある。本作ではこうしたカードの相性が非常に重要となるのだ。

対戦では，相手の使用したカードに対して有効なカードを使いたいので，“後出し”が基本となる。とくに最初の1手はできるだけこちらからカードを切らず，我慢するのがセオリー

　このほか，拠点は一定の距離まで近づくと敵使い魔を攻撃するようになっており，これを有効活用することで，マナのアドバンテージを得ることも可能だ。例えば，同じカード同士がぶつかる場合，自軍拠点近くまでおびき寄せると拠点の援護射撃を受けることができ，同じコストのカードを出しても自軍の使い魔だけが生き残り，アドバンテージを得られるというわけだ。

一度に複数の使い魔を召喚するタイプのカードは，1体1体のステータスが極端に低いことが多いので，各拠点の自衛攻撃で簡単に倒されがち

低レアリティでも勝ち抜ける

ルーキー卒業に向けたテクニックを伝授

　続いては，実際に筆者がレートポイント800未満（ルーキー）を勝ち抜いたデッキの具体的な内容と使い方を紹介する。
　ルーキーでの基本的な戦い方は，盾役と攻撃役をセットで召喚すること。そして，相手が出してきたカードに対して，弱点となる使い魔をぶつけ，残った使い魔を活用してカウンターを狙うことだ。

デッキ構成は，ダークアリス，応龍，ギガス，トリシューラ，衝波，ハーピー，槍ブラウニー，スケルトン

　また，このレート帯でポイントになるのは，間違いなく“バハムート対策”なのだが，今回紹介するデッキでは，レジェンダリーカードを使わずにそれを実現している。バハムートに手を焼いている人はぜひとも参考にしてほしい。
　なお，本作はカード同士の相性やその状況に応じた判断がとても重要なゲームなので，以下で紹介する内容をトレースすれば必ず勝てるわけではないという点を考慮しつつ，参考にしてもらえれば幸いだ。

　基本的には，マナアドバンテージを取っていくことがベースとなるが，相手の攻撃を受け止めつつ，残った使い魔を利用してカウンターができそうであれば積極的に狙っていこう。
　また，防衛のポイントは壁役よりも攻撃役を処理すること。例えば，相手がギガスとダークアリスをセットで召喚してきた場合，一見，隙のない組み合わせに見えるが，ダークアリスに応龍を，ギガスにスケルトンやハーピー，トリシューラ，ダークアリスなどぶつければ被害を最小限に抑えられるはずだ。

ギガスとダークアリスがセットで襲来した場合，ダークアリスの攻撃をしっかりと応龍で引きつけるのがポイントだ。スケルトンやハーピーを攻撃されてしまうと一気に不利な状況に陥ってしまう

ギガスとダークアリスを同時に召喚された場合，相手のマナはほぼなくなっている状態なので，逆サイドの砦に向けてトリシューラやダークアリスを召喚してしまうのも手だ。防衛用の使い魔が出てこなければ，相手の砦をガンガン削ることができる

　さて，先述したバハムート対策だが，「高耐久使い魔で引きつけつつ対空攻撃を持った使い魔で攻撃する」という，実にシンプルなものだ。ただし，使い魔を出すタイミングや場所などが若干シビアなので，戦い方を知っている人とそうでない人とでは，かなりの差が生まれるポイントでもある。

　具体的には，バハムートを自陣営の砦の攻撃が当たるところまで引き込んでから，壁となるギガスを召喚。その後，バハムートを中心としてギガスのいないほうに槍ブラウニーを召喚し，相手の衝波がないことを確認してからハーピーを召喚する。うまくいけば，すべての使い魔が残った状態でカウンターにつなげることも可能だ。

ギガスが早く通り過ぎてしまうと，バハムートのターゲットが槍ブラウニーやハーピーに来てしまうので，あえて川に入れてゆっくりと移動してもらうのもありだろう

ラグナロクがいればバハムートの対策は容易だが，レジェンドレアなので入手が難しい

　このほかの人気の使い魔とその対策は，以下で盾役と攻撃役に分けて紹介するので，苦手な使い魔がいる人はチェックしてみよう。

盾役

ギガス（シルバーレア）

マナコスト：5
攻撃対象：建物
攻撃範囲：単体/地上/近
対策：ハーピー，スケルトン，ラグナロク，トリシューラ，ダークアリス

　建物のみを狙う高耐久使い魔。

　細かい使い魔で囲めばすぐに倒せるが，範囲攻撃を持った使い魔とセットで召喚されると非常に厄介だ。そんなときは範囲攻撃を行える使い魔から撃破していこう。

ワーライオン（ブロンズレア）

マナコスト：3
攻撃対象：使い魔/建物
攻撃範囲：単体/地上/近
弱点：ハーピー，スケルトン，ラグナロク，トリシューラ，ダークアリス

　地上の使い魔と建物を狙う使い魔。

　HPこそギガスに及ばないが，コストの割に高耐久であるため，不意に出されると手を焼くこともある。

　自陣営の援護射撃と合わせながら処理しよう。

アフロディーテ（レジェンドレア）

マナコスト：7
攻撃対象：建物
攻撃範囲：単体/空地上/近
弱点：ハーピー，槍ブラウニー，ラグナロク

　建物のみを狙う高耐久使い魔。

　死亡時には6体の精霊体を召喚するほか，対空攻撃持ちでないと攻撃があたらないため，意外と厄介な存在となる。

　ハーピーや槍ブラウニーで削りつつ，精霊体が出てくるタイミングで応龍を召喚するとスムーズに対処できるだろう。

バハムート（レジェンドレア）

マナコスト：9
攻撃対象：使い魔/建物
攻撃範囲：広域/空地上/中
弱点：ラグナロク

　高火力，広範囲のブレスを放つ使い魔。

　空を飛んでいるため対空攻撃を持たない使い魔に攻撃されない。

　非常に強力な使い魔であることは間違いないのだが，4コストのラグナロクで相殺することも可能だ。

攻撃役

ダークアリス（ゴールドレア）

マナコスト：5
攻撃対象：使い魔/建物
攻撃範囲：広域/空地上/遠
弱点：応龍

　複数のスケルトンを召喚しながら進軍する使い魔。

　攻撃範囲も広く空への攻撃も行えるというスペックの持ち主だが，打たれ弱いので応龍などで対処可能だ。

　ギガスの後ろに出された際には注意が必要だろう。

ハーピーの群れ（ブロンズレア）

マナコスト：5
攻撃対象：使い魔/建物
攻撃範囲：単体/空地上/近
弱点：衝波，ダークアリス，応龍

　空から攻撃を行う使い魔。

　6体同時に現れる。

　放っておくと非常に厄介だが，応龍や衝波で簡単に処理できる。

スケルトン軍団（ゴールドレア）

マナコスト：3
攻撃対象：使い魔/建物
攻撃範囲：単体/地上/近
弱点：衝波，ダークアリス，応龍

　地上から攻撃を行う使い魔。

　16体同時に現れる。

　1対1体こそ非力なスケルトンだが，集団となるととてつもない火力をたたき出す。応龍や衝波で対応しよう。

トリシューラ（シルバーレア）

マナコスト：4
攻撃対象：使い魔/建物
攻撃範囲：単体/地上/近
弱点：スケルトン，ブラウニー，ハーピー

　高い攻撃力と機動力を持った使い魔。

　1対1であればほぼ負けることがなく，砦や本拠地にも大ダメージを与えられる。

　対空攻撃を持っていないのでハーピーが有効なほか，自陣営の砦攻撃とスケルトンでも処理できる。

ケンタウロス（ゴールドレア）

マナコスト：6
攻撃対象：使い魔/建物
攻撃範囲：単体/地上/近
弱点：スケルトン，ブラウニー

　高い攻撃力と機動力を持った使い魔。

　一定距離を進むと加速して攻撃力と機動力が向上するという能力を持っている。加速状態で砦や本拠地にぶつかると，非常に高いダメージをたたき出されてしまうが，スケルトンや槍ブラウニーを盾にすることで，加速を止められる。

　ただし，しっかりと引きつけないとまた加速されてしまうので，ギリギリまでおびき寄せることを意識しよう。

　……と，ルーキーを抜けるためのポイントを紹介してきたわけだが，実はこの帯域であれば，負けてもレートポイントが下がることはないので，数回に1回でも勝てればレートを上げられる。しかし，少しでも多くの知識を持っていることで一気に勝率を上げられる帯域でもあるので，ぜひ本稿で知ったことを活用し，勝つ楽しみを感じてみてほしい。

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