［E3 2018］プラットフォームアクションとRPGの融合。Netmarbleのスマホゲーム「Phantomgate」とは

　Netmarbleは2018年6月12日から14日までロサンゼルスで開催されたE3 2018に，スマートフォン用タイトル「Phantomgate」を出展していた。
　本作は2018年第3四半期に中国を除く国でのグローバルローンチが予定されている，「スーパーマリオブラザーズ」に代表されるプラットフォームアクションとRPGを掛け合わせた作品だ。本稿では，取材で分かったゲームの概要を紹介しよう。

アポなしの取材に快く応じてくれたNetmarbleの方々

　Phantomgateはジャンルの表現に困るゲームだ。プレイヤーは主人公の少女・Astridを操作し，Phantomと呼ばれる仲間を引き連れて冒険の旅に出るわけだが，移動パートは横スクロールタイプのプラットフォームアクションになっている。プレイヤーは画面左下に表示されるバーチャルパッドでAstridを操り，さまざまなマップを探検していく。


　一般的なプラットフォームアクションであれば，敵を踏んづけたり，持っている武器で攻撃したりするが，本作では違う。敵にぶつかると画面が切り替わり，ターン制の戦闘が始まるのだ。


　戦闘パートはRPGのそれだ。攻撃や魔法などを選択して敵にダメージを与えていき，敵を全滅させれば戦闘は終了となる。今回試遊したバージョンではプレイヤー側が3人パーティ（AstridとPhantom2体）で，敵味方の素早さに応じてターンが回ってくると行動を決められるようになっていた。
　ちなみに，敵に接触すると戦闘シーンに切り替わるが，背後から忍び寄ってぶつかると，先手を取りやすくなるといった仕組みも用意されている。

戦闘シーン。複数の敵を一斉に攻撃する魔法などもあった

　プラットフォームアクションの部分は，敵にぶつかって死ぬという要素がなく，移動スピードもゆっくりなので，アクションゲームとしての難度は高くない。どちらかというと，行く手を塞ぐドアの鍵を探し出すといった謎解きやアイテム探しに軸足が置かれている印象だ。


　戦闘に突入すると力を貸してくれるPhantomは，数百種類も用意されており，それぞれ特徴が異なる。これだけ数が多いと，Phantomを収集するという楽しみ方もあるだろう。
　また，Phantomには火や水といった属性が設定されており，敵の属性に対して相性の良いパーティを編成することも重要になる。そういった意味でも，なるべく多くのPhantomを集めておくと有利に進められるだろう。


　前述のとおり，Phantomgateは2018年第3四半期のリリースを目標に開発が進められている。今回の取材では触れられなかったPvPやキャラクターの育成要素など，まだまだ知りたいことは多い。また取材の機会が得られたら，さらなる情報をお伝えしたい。

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