Nintendo Switch 体験会の2日目(2017年1月15日),今春の発売が予定されている
「ARMS」を紹介するステージイベントが行われた。タレントの
ヒャダインさんや
椿姫彩菜さん,「ARMS」のプロデューサーを務める
矢吹光佑氏が出演したステージの模様をお伝えする。
(左から)ヒャダインさん,「ARMS」プロデューサー 矢吹光佑氏,椿姫彩菜さん
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1月13日に発表されたばかりの「ARMS」は,腕が伸びるキャラクターを操作してボクシングのように殴り合う格闘スポーツゲームだ。その最大の特徴と言えるのが,左右の手に握られた2本のJoy-Conのジャイロセンサーによって,
実際に腕を動かしてキャラクターを操作することだろう。
「ARMS」ではJoy-Conを縦向きにして,[L/R]ボタンを親指で押せる形で持つのが基本だ(矢吹氏曰く「いいね持ち」)。そのまま腕を前に突き出せば,キャラクターがパンチを繰り出し,直後にJoy-Conを傾けるとパンチの軌道が変えられる。通常の移動やダッシュ,ジャンプ,投げ技,必殺の「ラッシュ攻撃」を組み合わせながら,多彩なパンチで相手を殴り倒せば勝利となる,シンプルなルールも特徴だ。
とはいえ,まったく新しいハードということで,なかなか操作方法がイメージしにくいと思う。
「こちら」のプレイレポートでは,プレイ中のムービーを掲載しているので,ぜひご覧いただきたい。
格闘ゲーマーとして知られる椿姫さんにレクチャーするという形で,矢吹氏から操作方法や基本システムが紹介された。初めて「AMRS」をプレイするという椿姫さんだが,Joy-Conの直感的な操作について,「初心者の人でもすごいやりやすい」「反応がすごくいい」と好感触
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ガードやダッシュ,ジャンプをすると,左右のアームに力がチャージされて強力なパンチを放てるとのこと
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体験会の出展バージョンでは,全5体のキャラクター(スプリングマン,リボンガール,ニンジャラ,マスターマニー,メカニッカ)から選べるようになっているが,矢吹氏によると「もちろん,これだけではありません」
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各キャラクターには3種類のアーム(装備)が用意されている。それぞれパンチの速さ,威力,軌道などが異なり,左右の腕で異なるアームを選択可能。たとえば「サンダーパンチ」は雷の属性を持ち,相手を痺れさせる効果を発揮する
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椿姫さんが操作方法をひと通り教わったところで,早くも
「ARMSレディ」にチャレンジ。ステージに登場したときから,まったく表情が変わらないARMSレディは,もちろんARMSを熟知しているプレイヤーだ。
それにもかかわらず,一切“接待”する素振りを見せないARMSレディは危なげなく椿姫さんに勝利。ここで2部構成のステージのうち,「前編」が終了した。
「後編」のステージは約3時間後にスタート。リベンジに燃える椿姫さんは,この合間を利用して「コーチの特訓」を受けていたということで,さっそくARMSレディに再戦を挑んだ。
前編のステージとは見違える動きを見せる椿姫さんは,第1ラウンドこそARMSレディに取られたものの,第2ラウンドと第3ラウンドを連取。見事,特訓の成果を見せつける形になった。しかも,第2ラウンドでは優勢に立つと,次のラウンドのために「ラッシュゲージ」を温存するというクレバーな一面も。
昼休みもほとんど取らずに特訓を受けたという椿姫さんによると,「操作に慣れてくると,腕をちょっと動かすだけで操作できるようになる」とのこと
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椿姫さんが選択したキャラクターはスプリングマン,そしてアームは左右ともに「ファイアパンチ」を選択。その理由は「いろいろなアームをお見せしたい気持ちはあるんですが,練習したのがこれだったので」
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逆転勝利を収めた椿姫さんは「今日,始めたばかりの私でも,ここまで戦えるようになるぐらい,本当にシンプルで楽しいゲームです」とコメント
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ARMSレディより強いプレイヤーとして「ARMSボーイ」も登場。上級者向けのキャラクターだというニンジャラを選択したARMSボーイに対し,かなり健闘した椿姫さんだったが,一歩及ばず……
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最後は,椿姫さんの奮闘を見守った矢吹氏から「ARMSは間口の広い,モーション操作で誰でもすぐにプレイできるゲームです。けれども,上には上がいたと。さらにトレーニングを積んで,リベンジしていただきたい」とメッセージが送られた。
ARMSレディから椿姫さんに贈られたのは,キラキラ輝くアイマスク。新たな“AMRSレディ”の今後の活躍にご期待ください!
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