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「リネージュM」初の公式ファンミーティングが開催。プロデューサー陣がプレイヤーの要望などに回答し,盛り上がりを見せたイベントをレポート
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印刷2019/09/18 13:10

イベント

「リネージュM」初の公式ファンミーティングが開催。プロデューサー陣がプレイヤーの要望などに回答し,盛り上がりを見せたイベントをレポート

 エヌシージャパンは2019年9月15日,サービス中のスマートフォン向けMMORPG「リネージュM」iOS / Android)の公式ファンミーティング“守護騎士の集い”を東京都内で開催した。

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 同アプリでは国内初のオフライン交流会として,東京と大阪の2会場で計3回にわたって開催されるこのイベント。各回には抽選で選ばれたプレイヤー約60名が参加し,最新アップデート情報発表やプロデューサー陣との質疑応答,ゲーム内アイテムを懸けたクイズ大会などで熱い盛り上がりを見せていた。本稿では,その初回となる東京会場第1部の内容をレポートしよう。

イベント参加者には,本作に登場する各職業の男女キャラが描かれた缶バッジが配られ,ファン同士の交流に一役買っていた
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新職業「銃士」が年内に実装予定

今後の最新アップデート情報


 イベントが始まると,リネージュM運営プロデューサーの川南 巌氏とプロジェクトプロデューサーの大河内卓哉氏,そしてMCを務めるちゅうにーさんが登場。簡単な挨拶を行ったあと,話題はさっそく本邦初公開となるゲーム内最新情報へとシフトした。

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左から運営プロデューサーの川南氏,プロジェクトプロデューサーの大河内氏
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今回のMCを担当したちゅうにーさん

 まず,リネージュMの新職業である「銃士」が,2019年内に実装予定であることが発表された。
 大河内氏の紹介によると,「エルフと比べて,かなりバフやデバフに特化したキャラクターです。PvPの際に銃士が1人いると,戦況も変わってくるかも?」とのこと。銃士の実装時期やスキル内容等の詳細情報は明らかになっていないが,今後の公式生放送などを随時チェックするとよいだろう。

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 次に,新たな「マジックドール」が鋭意選定中であることが明かされた。詳しい能力はまだ明かせないものの,基本的にはグローバル基準の性能になるようだ。ちなみに川南氏は,しきりに“ヴァンパイア”を匂わすコメントも行っていたので,このあたりにも注目しておこう。

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 そして最後に,「刻印アイテムコレクション」が実装予定であることが判明した。これは,新たなマジックドールに近いタイミングでの実装となる模様。

 なお,大河内氏は「(プレイヤーの動向を見ていると)そろそろ刻印装備箱を開けずに集め始めてもいい時期なのかな」と述べていた。今後しばらくは,刻印装備箱を使用せずに確保しておくのがベターかもしれない。

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プロデューサー陣が意見&要望に全力で回答

“リアル話せる島通信”コーナー


 続いて行われたコーナーは“リアル話せる島通信”。今回のファンミーティングに参加したプレイヤーからの質問や要望に,プロデューサー陣が回答するという内容だ。
 どの質問もゲームの核心をついた内容で,プレイヤーの熱量の高さもうかがえたので,いくつかピックアップして紹介していこう。

 もっとも多かった質問は,各種アイテムドロップ率に関するものだ。これに対し大河内氏は,「希少級以上のアイテムのドロップ確率を今すぐ上げることは難しいが,(9月14日まで開催されていた)攻城戦記念イベント“攻城前夜−Orc−”のような形で獲得機会を増やしていければ」と前向きなコメントを残した。

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 基本的に,日本独自の調整を加えることはシステム上難しいとのこと。そのうえで,日本サーバーで不足しがちなアデナについては,パッケージ商品に「ハルパスの執念」を含めるといった施策を,本国運営チームと交渉を通じて行っているという事例を紹介した。

 血盟員とのあいだで,ドロップ品分配の支援機能を求める声に対しては,仮に実装される場合は海外サーバーが先行にはなるが,日本サーバーにも速やかに取り入れられるよう粘り強く交渉する姿勢を明らかにした。

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 PvP不可のサーバーやSafetyZoneの拡充といった要望に対しては,「本作はPC版と比較して,より気軽に対人戦を行える仕様になっている」と川南氏。ただしPvPの是非については,日本のプレイヤー独自の考え方があることにも理解を示しているようだ。
 また,SafetyZoneとなる特殊ダンジョンの利用時間や,攻城戦の開始時間などについて,ファンミーティングに参加したユーザーを対象にアンケートを実施し,それを日本のコアプレイヤーの意見として本国運営チームに届けることを約束した。

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 一方で,パーティプレイで楽しめるコンテンツの拡充を求める意見もあり,これにはプロデューサー陣も「まったくの同感です」と共感をあらわにした。パーティプレイを強制するようなゲームデザインは回避したいという理念はあるものの,前向きに検討していきたいとのことだった。

 東京会場の第1部ファンミーティングを訪れたほぼ全員が,レベル70以上の猛者たちだったようだ。そういったこともあるのか,「プレイヤーの声をちゃんと聞いてほしい」といった熱量が高いからこそ出る一幕も。これを受けて川南氏は,「ぜひ要望を聞いていきたいので,公式Twitterへのリプライなどお待ちしています」と回答した。また大河内氏も,「日本サーバーの運営を預かる際に,“チーム全員がユーザーになろう”というスローガンのもと,関係者全員が本作をプレイしている」と明かした。本国の開発チームとの連携などの理由があり,ゲーム内への反映が遅れている部分があることをお詫びしつつ,引き続きご意見をお願いしますと締めくくった。


難問揃いのクイズやタイムアタックで白熱バトル!

ゲーム内アイテムを懸けた対決コーナー


 新情報の発表や意見交換で盛り上がった後は,ゲーム内アイテムを懸けた各種催しが開催された。最初に,各卓に分かれたユーザーたちがチーム戦形式で対決する“リネージュM クイズ”のコーナーが行われた。

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 ワールドボス“ゼロス”の正しいセリフを選ぶ4択問題に始まり,「ギラン監獄4階のモンスターで一番HPが多いのは?」「全サーバーで強化試行回数が一番多い防具は?」など,選りすぐりのコアユーザーたちをも唸らせる難問が繰り出された。

“NC Soft”の文字が浮かび上がるというダンジョンの答える問題では,全チームが正解。ちなみに正解は,(2)の“グルーディオダンジョン”3階だ
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わずかな画像の手がかりから村の名前を推測する問題では,川南氏から「ヒントは花の色と雑貨屋の看板」と示されたが,各チームが苦戦していた。正解は(2)の銀騎士の村である
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難問続きだったが,Dチームは8問を正解し見事に優勝。「祝福された防具強化の巻物(刻印)」がチーム全員に贈呈された。また,同率の2位が4チーム表れるなど僅差での戦いとなった
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 続く“挑戦! 試練ダンジョンTA!”は,各プレイヤーが「エヴァ王国2階脱出」に挑み,チーム対抗でクリアタイムを競い合う内容だ。ここでは,3.9秒という驚愕の記録を叩き出したプレイヤーが文句なしの1位を獲得し,チームに景品を持ち帰った。

クイズコーナーに引き続き,優勝はまたもDチームに。「呪われた防具強化の巻物(刻印)」がプレゼントされた
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タイムアタックコーナーのあとは,じゃんけん大会が行われた。計3戦が行われ,それぞれの勝者各3名に「傲慢の塔宝箱」が贈られた
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 今回のファンミーティングは,1時間半にわたる濃密な内容となった。最後にプロデューサー陣からのコメントが紹介しよう。

 川南氏:「本日は快くご参加いただいてありがとうございます。今後も,皆さんのご意見を携えて本国の開発チーム側に乗り込んでいくので,ぜひ,ドシドシお寄せください」
 大河内氏:「今後も長きに渡り,皆さんの生活に寄り添うゲームにしていきたいと考えています。皆さんのゲーム内の動向が,アデン大陸の歴史になっていくと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします」

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 「リネージュM」公式ファンミーティング“守護騎士の集い”,東京会場第1部のレポートは以上だ。
 繰り返しになるが,今回発表された新情報の詳細は,今後の公式生放送などで明らかになる予定だ。さらに激化していくであろう攻城戦の情勢なども紹介されると思われるので,プレイヤーは公式Twitterなどを欠かさずチェックしよう。

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