［TGS 2019］「ONE PUNCH MAN 一撃マジファイト」がグリーブースにプレイアブル出展。「サイタマ」の扱いはゲームでどうなっている？

　東京ゲームショウ2019のグリーブース（8ホール）に，同社がサービスを予定しているスマートフォン向け新作アプリ「ONE PUNCH MAN 一撃マジファイト」（iOS / Android）がプレイアブル出展されている。


　本作は，タイトルにあるとおり，漫画やTVアニメでおなじみの人気IP「ワンパンマン」（ONE PUNCH MAN）をゲーム化したもの。プレイヤーはさまざまなヒーローをパーティに編成して，ターン制で展開するコマンドバトルを楽しめる。なお，主人公の「サイタマ」はプレイアブルキャラクターではなく，システムとして搭載された形となっているが，その詳細は後述しよう。

　今回出展されたバージョンでは，怪人出現を告げるオープニングが流れた後，チュートリアルの「ワクチンマン」戦に突入。このバトルを終えると，ワクチンマンをパンチ一発で倒してしまい，“またワンパンで終わってしまった”と嘆くサイタマのシーンが挿入される。それ以降は「モスキート娘」戦，「深海王」戦と立て続けにバトルが発生していった。


　本作では，さまざまな怪人とのバトルを楽しめるが，ヒーローが特定のスキルを発動すると，アニメーションのカットインが差し込まれる点も見どころだ。とくに「ジェノス」のスキル発動は名場面を彷彿とさせるので，試遊する際は，ぜひ彼のスキルを試してほしい。


　また，バトル中にヒーローが怪人にダメージを与えたり，逆に攻撃を受けたりすると，画面左下にある，サイタマが目印のゲージが上昇していく。詳しい上昇量は不明だが，少なくとも味方のヒーローがスキルを発動すると，通常攻撃を行うよりぐーんとゲージが伸びていく。
　こうしてゲージを満タンにすると，サイタマが「普通のパンチ」を繰り出して怪人を一撃で倒してくれるのだ。強すぎるサイタマは，このようにシステムに組み込まれ，ゲームバランスを保っている（？）ようだ。


　プレイアブルバージョンのボリュームは控えめだが，アニメのストーリーを追体験する形でゲームが進むことや，バトルの演出の格好良さ，頼もしいヒーローたち（と頼もしすぎるサイタマシステム）とともに，怪人と戦っていくゲームになることは感じ取れた。なお，本作を試遊すると特製クリアファイルがプレゼントされるので，こちらの受け取りもお忘れなく。

「ONE PUNCH MAN 一撃マジファイト」公式サイト

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