このゲームの読者の評価
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デザインとシナリオは評価したい。 50 - 投稿者:graceFeel(男性/30代)
- 投稿日:2017/04/16
- 良い点
- ・貞本義行氏のデザインしたメインキャラクターがかっこいい。
・鈴木理香氏のゲームを知っている人ならニヤリとするシナリオ。
・知らない人はいないほど有名な声優陣。
・Live2Dを利用した「動く立ち絵」がいい。 - 悪い点
- ・TVアニメの体裁をとっているが違和感。
・セリフに挿入される「パートボイス」が合ってない。
・メインクエストのシナリオとバトルシーンがかみ合っていない。
・せっかくイラストが美麗なのに、3Dモデルが残念過ぎる。
・異形が登場する設定がかみ合っていない。
・(ホテルの中に異形とのバトルがあるのに、幼い少年がなぜ一人で行動できたか?など) - 総評
- 宣伝が「サスペンスの名作」と謳いすぎて、ゲームの内容が評価を下げてしまっている感じです。
シナリオ、音楽、グラフィックはとても雰囲気が出ていますし、「世界恐慌」と「謎の異形」が支配する世界が「ゾンビ映画」のような終末観を感じさせつつもキャラクターの間の日常的なやりとりが「世界は続いている」ことを実感できる点はよいと思います。
また主人公の「イアン」がまとっている過去や陰は鈴木理香さんが旧シング時代に携わった「ウィッシュルーム」シリーズを彷彿とさせることもファンには賜らないでしょう。
問題は「ゲームシステム」が「中途半端」で「ありきたりすぎる」この点につきます。
基本的にオートバトルであり、プレイヤーがバトルに介入できるのは「スキル発動」「カード編成」「カード育成」「ガチャ」の3点のみ。
バトルも「メインクエスト」「レイド」「PvP」「日替わり」「イベント」と「パ○ドラ」時代からある「ガチャメインのスマホゲーム」をそのまま持ってきた感じです。
またメインクエストは「ホテルの中のシーン」の断片を描いた後になぜか町中でバトル。という流れになっており、「理由付け」の結びつきが弱いです…。
(序盤は謎が多すぎるため、プレイヤーがバトルシーンで置いてけぼりになっています)
正直バトルメインのRPGではなく、ターン思考型のカードゲームや鈴木理香さんが在籍していたシング制作のような純粋なアドベンチャーゲームにガチャ要素を乗せた方がよかったのではないか。と感じます。
好き嫌い分かれると思いますが「課金したい」という衝動までは駆られませんでした(キャンペーンでログインを重ねればSSRが2枚確定でもらえますしね)
ただ「アナザーコード」シリーズが大好きだったので、途中で「サービス終了」して投げ出してしまうようなゲームにだけはなってほしくありません。
是非システム面を見直して、しっかりゲーム内容も「魅せる」ゲームになってくれることを期待しています。 - プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 2 4 1
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