NHN ハンゲームは2016年10月8日,東京都内の同社オフィスにて,オンラインFPS「
BLACK SQUAD」のプレスカンファレンスと「最強広報チーム決定戦」を開催した。
会場には,グラビアアイドルの
鈴木 咲さんと,芸人の
ジョーク東郷さん,そしてNHN ハンゲームから日本運営プロデューサーである
久東謙太氏,開発元であるNS Studioからプロジェクトマネージャーの
パク・ジュンホ氏とディレクターの
イ・ムンイル氏が登場。ゲームの魅力やクローズドβテストのスケジュールなどを紹介するプレゼンテーションが行われた。
この日の会場にはテントや銃器が置かれ,まるで基地を思わせる雰囲気に
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BLACK SQUADの日本運営プロデューサーである久東謙太氏も,戦闘服に身を包んで登場
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MCを務めるのは,グラビアアイドルの鈴木 咲さん(上)と,芸人のジョーク東郷さん(下)
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プレイヤーのさまざまな声を取り入れる「現代適合型FPS」
BLACK SQUADは,対テロ組織「ピースメーカー」と犯罪組織「バイパーサークル」が戦う現代戦FPSだ。競技性を重視しているのに加え,「スキル」を用いた派手な戦いができる。4Gamerでは,すでに先行テストに参加して
インプレッションをお届けしているので,ゲーム内容の詳細はそちらを参照してほしい。
プレスカンファレンスでは,最初にNS Studioのスタッフが登壇した。パク氏は「NHN ハンゲームと緊密な連携を取ってサービスを行っていきたい」と話し,イ氏も「BLACK SQUADはPvPのバランスなどが評価されているが,これはFPS開発の経験があるメンバーが軸になったことによるもの。日本へのローカライズも力を入れていきたい」と意気込みを語った。
NS Studioのプロジェクトマネージャーであるパク・ジュンホ氏(上)とディレクターのイ・ムンイル氏(下)
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続いて,久東氏が壇上に上がり,BLACK SQUADのコンセプトを解説した。
オンラインFPSには「高品質グラフィックス」「ストレスのない操作性」「多彩なミッション」「公平なマップ」「魅力的なキャラクター」「上を目指したくなる競技性」といった要素が求められるが,BLACK SQUADにはこれらがすべて揃っているという。
美しくて動作の軽いグラフィックスと,射撃の爽快感や操作性を追求することで「走り回って壁を撃つだけでも楽しい」という内容に仕上がっているとのこと。これに加え,サービス開始後の早期に大会を行うなど競技的なアプローチも予定しているそうだ。
ゲームには女性キャラクターも登場。こちらはピースメーカー側
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こちらはバイパーサークル側の女性キャラクター
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また久東氏は,「オンラインFPSというジャンルは,新要素など変革を求めると同時に,『慣れ親しんだ遊びも楽しみたい』という相反する意見がプレイヤーから寄せられるが,BLACK SQUADではその全てを取り入れていく」と語る。プレイヤーの声を元に,良いものをより良く,変えるべきものを変えていく,BLACK SQUADは,そんな「現代適合型FPS」であると定義した。
ゲームでは,「爆破」や「暗殺」といった競技性が高いルールに加え,個人の責任が軽い16人対16人の「バトルモード」など,カジュアル層でも楽しめるモードが搭載されている。これまでの基本プレイ無料FPSにあった“武器の修理”という要素を撤廃したのに加えて,使用期限無制限の永久武器は,イベントなどでもらえる「メダル」を用いて誰でも入手できるようにするなど,幅広い層が楽しめる内容になっているという。
武器のアタッチメントを取り替えることによって立ち回りが変化(上)。200種以上の称号(中央)や,細かなカスタマイズ(下)を用意するなど,革新的な要素と遊び易さを同時に追求していくという
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使用制限のない永久武器は,イベントなどで配られる「メダル」で誰でも入手可能(上)。実力勝負のルールに加え,多人数によるお祭り的な「バトルモード」も実装されている(下)
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気になるのは今後の展開だが,久東氏からスケジュールの正式発表が行われ,クローズドβテストが
10月27日〜30日の各日15:00〜23:00に実施となることが明らかになった。
参加者の募集は10月12日から始まるが,応募者全員が参加できるそうだ。興味のある人は忘れずに申し込んでおこう。
推奨タイアップは2016年内スタート予定。購入特典の武器は,それぞれのメーカーのロゴがあしらわれているが,性能的にはノーマル品と同じ
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お色直しした鈴木さんはセクシーなミリタリー風水着ルックで再登場
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ジョーク東郷さんは,鈴木さんも巻き込んでキレッキレのネタを披露
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「DetonatioN Gaming」と「SCARZ」が激突し,最強の広報チームが決定!
最強広報チーム決定戦は,同作の広報チームとして活躍するプロゲーミングチーム
「DetonatioN Gaming」と
「SCARZ」が,「爆破」「占領」「暗殺」の各ミッションで激突。勝利したほうが最強広報チームの座を手に入れるという趣向だ。
左から,DetonatioN GamingのNemcy選手,sTy4N選手,MikaN選手,Melofovia選手,DustelBox選手。SCARZのYone選手,胡瓜のきゅうちゃん選手,OadByWig選手,Katze選手,Pepe選手
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爆破ミッションは,決められた地点に爆弾を仕掛ける攻撃側と,これを阻止する防御側が戦うというもの。「スキル」は使えず,純粋な実力勝負となる。「スペシャルフォース2」や「サドンアタック」など様々なFPSのe-Sports大会で使われるルールだけに,両チームの戦略も練られており,白熱した戦いが展開。試合は絵に描いたようなシーソーゲームとなったが,DetonatioN Gamingが6対4という僅差で勝利した。
続いては,占領ミッションでの試合に。マップ中央にある拠点を占領するとスコアが入り,これが一定値に達した側の勝利となる。ここではBLACK SQUADの特徴であるスキルが戦いを盛りあげた。これは,敵を倒したりすると手に入る「スキルポイント」で各プレイヤーの階級が上がり,強力な武器や援護要請といったスキルが使えるようになる,というシステムだ。詳しくは
インプレッションを確認してほしい。
SCARZは,自軍が拠点を確保している時はセントリーガン(自動銃座)を置いて守りを固め,DetonatioN Gamingに奪われると即座に空爆を要請して切り返すなど,スキルをフル活用。追いすがるDetonatioN Gamingを突き放して勝利を手にした。
1対1で迎えた最終ラウンドは,暗殺ミッションでの戦いに。攻撃側はNPCのVIPを暗殺した後,迎えのヘリに乗って逃げると勝利。守備側はこれを防ぐのが目的となる。こちらもスキルは使えないガチの勝負だ。
守備側のSCARZがVIPの警備を捨てて能動的に攻めにかかる奇策を採れば,攻撃側のDetonatioN Gamingは最後に生き残ったMelofovia選手が4人抜きで逆襲するなど,戦いは白熱。DetonatioN Gamingは守備側に回っても要所を固めて,SCARZの脱出を許さないなど堅実な強さを見せ,6対3と大きく差を付けて勝利。最強広報チームの座をものにした。
勝利したDetonatioN Gamingのメンバーには,それぞれ和牛ギフト券1万円分が贈られた。リーダーを務めたDustelBox選手は「これからもプレイ動画などをアップし,バッタバッタと敵をなぎ倒す様を皆さんに見せたいです」と最強広報チームとしての抱負を語り,イベントを締めくくった。