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Neo ATLAS 1469

Neo ATLAS 1469
公式サイト http://www.artdink.co.jp/japanese/title/na1469/
発売元・開発元
発売日 2016/10/27
価格 6800円(税別)
ジャンル
レーティング
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その他
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このゲームの読者の評価
75
グラフ
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  • Pages: 1
  • 1468年へ 75
    • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
    • 投稿日:2018/06/07
    良い点
    攻略範囲は世界地図完成(クリア)まで。攻略時間は50時間くらい。
    ネオアトラス2のリメイク作品。

    良い点ですが、プレイヤーの生まれていない年代をもとにしたシミュレーションゲームということで、2018年の現在では考えられない非常識(当時の常識)を楽しむことができる。

    基本的に世界地図を実際に航海して明らかにしていくというプレイになります。
    明らかになった土地には特産品があり、二か所を貿易で取引させると、たとえばカカオとさとうきびの取引の場合、チョコレートが貿易の品物として登場することがあったりします。この点はすごく面白いなーと感じました。
    貿易で得たお金は商会(プレイヤーはそこのトップ)へと入り、新しい船を買ったり、提督(船のエライ人)の給料に使ったりします。

    提督にはそれぞれストーリーがあり、能力に違いもあります。能力は航海などにより伸ばすことが可能。装備品もあり。
    明らかになった土地から宝箱が発見できる場合があり、装備品や探索できる場所・船の改造本などが手に入ります。
    プレイヤーの熱心さ、こだわりが活かせる仕様。

    音楽はやや良いと思います。ボイスなどは無し。

    ダウジングで宝箱を見つけるミニゲーム的なものは面白かった。世界地図100%の時点で見つけられなかった宝が結構あるみたいでしたので、2倍ほどこのミニゲームをする機会が欲しいと思った。

    ジパングという国を探すまではすごく面白かったです。

    悪い点
    vitaTV非対応。私は携帯ゲーム機自体が好きじゃないので、テレビでプレイしたかった。
    それに画面のタッチ操作は画面が汚れる(タッチ操作が基本だと、画面の汚れで操作を認識しないというトラブルあり。セーブできなくなったらオシマイです。拭くのもめんどい)ので物理ボタンでプレイしたかった。

    ロードが頻繁にされますが、ロード中の表示が出るのは一部のみ。表示が出ていないとき(ロード中)にタッチ操作などすると、操作を受け付けず、もう一度同じ操作をする羽目に。
    それにチョイチョイ余計な処理を挟むのでサクサクっとはゲームが進まない。明らかに効率的ではないですし、特に意味もないので次の作品ではプレイヤーの快適性を考えていただきたいなと。

    地理をプレイヤーが知っている体で説明があるので、イタリアがどこかわからねぇ!って方は困るかも。地図帳をみるか、ネットで調べましょう。自分で好きで調べたことはなかなか忘れないものなので、今後やくに立つかもしれません。

    港にただ滞在している提督がいる場合(なにもさせていない人がいる場合)は、アイコン的なものでプレイヤーにわかるようにしたほうがロードの回数も減らせる気がした。
    全体的に快適性が足をひっぱって、熱中度を下げる仕様。

    キャラクターデザインが独特。もう少し劇画よりのほうが好みだった。
    助手的ポジションのミゲルは気持ち悪かったので、他の提督のように表現したほうが良い気がした。

    地図の中の対象物を探すというのが苦痛だった。あるていど縮小すると、今どこを探しているのか?がわからなくなり困る。ストレスもたまります。提督が帰還などするとそこへ飛んでしまい、最初から探しなおしなのも気になる。この点をミニゲーム化すると良いのかも。
    あとイベントのフラグがなんなのかがわかりづらく、攻略本がいる仕様なのが気になった。
    アドベンチャー要素の部分がいまいち。

    私はですが、ジパング発見後からだんだんダレてきました。
    総評
    船旅をし、世界の形を描き出すシミュレーションゲーム。現実とはちがう地球も創り出すことができます。やや荒唐無稽なところもありますが、500年前の人々がなにを常識としていたのか?という視点でみれば面白いところを発見できるのかと。
    たとえば2018年の人々が何を常識としていたのか?を500年後の人の視点で見てみたり(こういう作品はない?と思いますが、想像してみると面白いかも)、「常識って常識じゃないじゃん」とか。
    一つのゲームであっても、プレイヤーの数だけ物語があればコミュニケーションも生むかもしんない。

    リアルタイムの要素があり、時間が流れていく中での選択となります。一番おそい設定にすると、おそすぎるくらいに感じると思いますのでリアルタイムストラテジーのような忙しさはないです。

    物理ボタンで操作できる点があり、特に□ボタン(メニュー呼び出し)、左アナログスティック(カメラ操作。地形みわたし)、右アナログスティック(拡大・縮小・回転)、方向キー↓(船団のメニュー)、スタートボタン(時の早送り切り替え)は覚えておいた方が良いかも。
    この点のチュートリアルも欲しかった。
    こちらはチュートリアルでもありましたが、基本的に北方向の固定(コンパスのマークを指などでタッチし数秒まつ)をしたほうが快適です。
    ニンテンドースイッチでも発売されていて、そちらは(テレビで映して)コントローラーで操作もできるそうです。興味があったら調べてみてください。

    それと雲状の地形の中を船で進み、地形を明らかにしていく・・のはしていくんですけど、提督の報告を信じるか?信じないか?の選択は早めに自分で試してみたほうが良いと思います。
    試し方は、信じないを選択→もう一度探索させるを選択→信じないを選択→もう一度探索させるを選択→信じないを選択とくりかえす。地形の変化を実際に見ておくと色々わかると思います。

    海賊などを倒す要素もありますが、基本的に指示のかたちでポチポチするゲームなので地味。
    他のゲーム的要素もすごく地味ですが、こういう他では味わえないプレイ感のゲームは不思議と定期的にヤりたくなるんですよね〜。
    地理、歴史、トンデモ文化などに興味のある方、シミュレーションゲームが好きな方へオススメです。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 2 4 3
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