人気サバイバルゲームの対戦型スピンオフ「ARK: Survival of the Fittest」で賞金制の大会がスタート

　恐竜や古代生物が跋扈する世界でのサバイバルを楽しむ「ARK: Survival Evolved」のスピンオフ作品で，現在無料のアーリーアクセス版がリリースされている「ARK: Survival of the Fittest」。その開発元のStudio Wildcardは，ゲーム内で毎月行われる賞金制の大会「Survivor League」を開始した。


　「ARK: Survival of the Fittest」は，プレイヤーが手なずけた30種以上のクリーチャーを駆使して，最大72人が参加する個人戦や，最大6対6のチーム対戦に挑むFree-to‐Play型のアクションゲームだ。
　闘技場のような場所で戦うため，同社はe-Sportsゲームとして「Multiplayer Online Survival Arena」（MOSA）ゲームという独自のジャンル名を付けている。

　Survivor Leagueはプレイヤーの獲得スコアによって個人戦，2対2，4対4，6対6の4部門のランキングが決まる方式で，毎月15日の時点で順位が確定し，また新たな大会が開始されるという流れになっている。したがって，各大会の期間は約30日ということになるが，4月1日に始まった第1回は15日という短期間での開催だ。


　賞金はトップ10プレイヤーに贈られることになっており，各部門の1位は3500ドルとなかなかの高額。プレイは無料だけに，プレイヤー数が一気に増えそうだ。
　この「ARK: Survival of the Fittest」が正式にリリースされるのは2017年第4四半期とのことで，長い開発期間が残っているが，e-Sportsの新たな人気タイトルとなるか，しっかりと注目していきたいところだ。