同時ターン制の心理バトル！　スマホ向け対戦型シミュレーションゲーム「ライバルアリーナVS」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1275回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，シンプルなルールで熱い心理戦が楽しめるスマートフォン向け対戦型シミュレーションゲーム「ライバルアリーナVS」（iOS / Android）を紹介しよう。

本作の料金形態は基本プレイ無料のアプリ内課金制

「ライバルアリーナVS」公式サイト

「ライバルアリーナVS」ダウンロードページ

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　本作のバトルは，敵と味方それぞれが1ターンにつき1体のキャラクターを行動させながら進行する。ただし，一般的なターン制バトルのような「交互にキャラを動かす」のではなく，それぞれのプレイヤーが「同時にキャラを動かす」のが特徴だ。なお，キャラクターは3×3マスの自軍の陣地内を，縦か横方向へ自由に移動できる。
　お互いがキャラを動かしたのち，各キャラは（素早さ順に）前方縦列にいるキャラクターへ攻撃を行う。これを繰り返し，敵のリーダーである“ヒーロー”を先に倒した側が勝利となる。

キャラクターは，グー，チョキ，パーの3属性に分かれており，じゃんけんの要領で攻撃時に補正が掛かる

　バトルに使用するデッキは，リーダーとなるヒーロー1体のほか，最大で7体のキャラクターを編成できる。バトル中に同時に出撃できるのは3体までだが，キャラクターが倒されるとリザーブから代わりのキャラクターが自動的に出撃する仕組みだ。

出撃順番は任意で決められるので，一番最後にヒーローを出すのがオススメだ

　縦方向に複数の味方キャラクターが並んだ場合，敵からの攻撃でダメージを受けるのは（基本的には）先頭のキャラクターのみ。体力の多いキャラクターをタンク役として前衛に配置するのは定石だが，敵の保有アビリティによってはタンクを飛び越え，後方にいるキャラクターにもダメージが及ぶ場合もあるので注意が必要だ。


　また，ヒーロー固有の能力となる「ガーディアン召喚」の使いどころも重要だ。これは，敵軍全体への攻撃に加え特殊ステータスが付与されるなど，一発逆転が狙える強力な攻撃手段。キャラクターが移動したマスには魔法陣の一部が浮かび上がり，9マスをすべて埋められると魔法陣が完成して発動できる。

多少のダメージを覚悟してでも魔法陣の完成させたほうが勝利に近づけることが多い

　このほか，画面下にあるゲージが溜まると，敵陣の1マスを任意に選び盤上の味方キャラクターで一斉攻撃を仕掛けられる「突撃」，盤面に出現する金色のリンゴを規定数回収するとキャラクターの能力値が大幅にアップする「覚醒」といった要素も用意されている。

突撃は1ターン消費しての攻撃となるため，キャラクターを移動させられない。攻撃を外してしまうと，敵からの攻撃を受けるだけとなってしまう。金色のリンゴは，回収できるシーンであえて回収せずに囮として使うこともできる

　デッキに使用するクリーチャーは，ゲーム内ポイントや有料通貨で回せるガチャだけでなく，専用の遠征クエストで捕獲することも可能だ。また，リーダーとなるヒーローは，ストーリークエストを進めることで，新たな仲間としてプレイヤーに力を貸してくれる。
　オンラインでの対人戦がメインではあるが，一人用のクエストも楽しめる内容となっている本作。戦略的なバトルゲームに興味がある人は，ぜひともプレイしてみてほしい。

著者紹介：げっつ☆先生
　ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが，隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。

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