発表会の冒頭に,GameBank代表取締役社長の椎野真光氏がスピーチを行った。椎野氏は,「BLADE」が同社の理念である「人の間を,面白く。」を体現するタイトルになるのではないかと,期待を込めて語っていた
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GameBankは,スマホ向けアクションRPG
「BLADE -ブレイド 天から堕ちる千の刃-」(
iOS /
Android)のリリースを記念した発表会を,2016年4月19日に東京都内のUDXシアターで開催した。なお,本日(2016年4月20日)正式サービス開始が発表され,ゲーム内で記念イベントが実施されている(
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発表会には,
大槻ケンヂさんと声優ユニット「イヤホンズ」のメンバー(
高野麻里佳さん,
高橋李依さん,
長久友紀さん)がゲストとして登場。本作のプロデューサーである
山本喜代志氏とともに,トークセッションやゲーム大会などで会場を盛り上げた。本稿では,イベントの模様をまとめてお伝えしよう。
「BLADE -ブレイド 天から堕ちる千の刃-」プロデューサーの山本喜代志氏
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「BLADE」の概要紹介を行ったのは,プロデューサーを務める
山本喜代志氏だ。山本氏は,本作はもともと韓国で人気を博したハック&スラッシュタイプのアクションRPGで,累計売上1400億ウォン(約134.5億円)を記録したモンスタータイトルだと説明。スマートデバイスに最適化された簡単操作でありながら,奥深い成長システムやリアルタイムのマルチプレイなどが楽しめると紹介した。
さらに,難度によってはステージギミックやスキルを使った攻防なども用意されているため,コアユーザーも楽しめる作品になっているとコメント。一方で,一度クリアしたステージはフルオートで周回できる機能が用意されているのもウリの1つなのだという。山本氏は,装備やアイテムを集めるために同じステージを繰り返しプレイすることが多いハックアンドスラッシュタイプのゲームには,必須の要素なのではないかと話していた。
左からエヴァ役の高橋李依さん,リモン役の高野麻里佳さん,ラミエル役の長久友紀さん
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続いて,ゲストのイヤホンズが登場し,それぞれが担当したキャラクターボイス収録時のエピソードを語った。
高橋さんは,エヴァを最初は「クールなお姉さん」だと思っていたものの,台本に目を通したら意外にコミカルな面もあるキャラクターだったので,ノリノリで演技できたとコメントしていた。
高野さんはリモンについて,見た目や「にゃにゃ」というセリフから想像が付くように ,猫っぽいキャラだと説明。かわいい見た目とは裏腹に,熊に乗って攻撃するスキルがあるなど,豪快なアクションが楽しめるのが魅力であると話していた。
「黙っていれば育ちが良さそう」と言われることが多いという長久さんは,それがラミエル役にキャスティングされた理由ではないかと邪推。山本氏はこれに対し「そんなことないですよ(笑)」とフォローを入れていた。
ユーザーから事前に募集した,「キャラクターになりきって発言するとしたら,どんなセリフがいいか」というテーマで,イヤホンズのメンバーが生アフレコする企画も。3人での掛け合いも行われた
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好きなおでんの具を必殺技っぽく熱演するという無茶ぶり企画も行われた。高橋さんは「汁でヒタヒタになったちくわぶ!」,高野さんは「しらたき,大根,牛串!」,長久さんは「本当は好きじゃないけど,たまご!」と力いっぱいの演技(?)を見せた
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大槻ケンヂさんが語る「現象のブレイド」。作詞テーマはサードマン現象?
大槻ケンヂさん
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本作のテーマソングとなる「現象のブレイド」が,本日よりiTunes Storeなどで配信されている(
関連記事)。本楽曲を歌うのは「大槻ケンヂとイヤホンズ」。名前から分かるように,筋肉少女帯や特撮のボーカリストである大槻ケンヂさんとイヤホンズの3人で結成されたスペシャルユニットだ。
会場では,大槻さんとイヤホンズによるトークセッションが行われ,楽曲制作の裏話がお披露目された。
大槻さんは,楽曲は「ほぼほぼイヤホンズが歌ってくれるだろう」と最初は思っていたのに,実際は自分が歌うパートのほうが多かったとコメント。収録時は,どんな曲が流れたらゲームをプレイする人が盛り上がってくれるかを一番に考えながら歌ったという。
「現象のブレイド」は本日配信開始
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作曲・編曲はNARASAKIさんが担当。ジャケットは漫画家の押切蓮介さんによる描き下ろしだ
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さらに,「現象のブレイド」の作詞も担当した大槻さんは,本楽曲が「サードマン現象をテーマにしている宇宙初の歌」だと胸を張ってコメント。ちなみにここで言うサードマン現象とは,生死の境目のようなピンチに陥ったときに謎の人物(声)が正しい道に導いてくれる神秘体験を指す。
大槻さん曰く,ミッションでピンチのときなどに,サードマンが助けに来てくれる歌になればいいなという思いが乗っているそうだ。
ステージではゲームを事前にプレイした感想を語る一幕もあった。イヤホンズの3人は,難しそうな印象とは裏腹にすんなり馴染めた,八頭身でなめらかに動くキャラクター達に感動した,細かい部分まで装備の見た目が変わることが嬉しいと,感想を述べていた。
一方,大槻さんは最近ガラケーからスマホに乗り換えたとのことで,「BLADE」がスマホでプレイする最初のゲームになるだろうと話していた。
イヤホンズチーム対オーケンチーム(大槻さん,山本氏,GameBank広報担当きゃの氏)によるゲーム対決も行われた。ゲーム内通貨「ジェム」100個やイヤホンズのサイン入りノベルティグッズなどがかかったこの勝負は,イヤホンズチームが勝利。プレゼントの詳細は,後日公式サイトで発表されるとのこと
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事前登録者が最終的に20万人を突破したことも報告。ゲームを始めた人全員に,ジェム400個(4800円相当)や限定コスチュームがプレゼントされる。また,大槻さんとイヤホンズがこのイベントで身に着けていた衣装が,装備品としてゲーム内に実装されることも発表された
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ONKYOの「カスタムインイヤーモニター」に,イヤホンズとのコラボモデルが登場することも明らかにされた。会場では,実際にメンバーの耳の形を取って作られた,世界に一つだけの製品がお披露目
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