そのトークの流れで,小林さんは収録曲である「Way of Light」のもともとの曲名が「メリーゴーランド」であったことを明かした。歌詞の中でメリーゴーランドが登場することもあり,ファンならばなんとなく想像できるかもしれないが,この楽曲はメリーゴーランドを想像しながら制作されたとのことだ。オーダー時の名称が仮タイトルとしてつけられ,世に出る直前まで「メリーゴーランド」のままだったため,現在の曲名にまだ馴染めていないと小林さんは吐露していた。
トークは終盤に入り,OSIRIS ONE-MAN LIVE TOUR “Re:incarnation”のツアー公演を振り返る。アプリのリリースから1周年を迎え,これまでオフラインで精力的にバンド活動を重ねてきたOSIRIS。バンドのボーカルとして各地を巡った小林さんは,ツアーで見てきた景色に「すごいところまで来た。もっと上に行きたい」と熱い想いを露わにした。
OSIRIS ONE-MAN LIVE TOUR “Re:incarnation”のライブの様子が披露されると,観客席から感嘆の声があがった。11月26日には沖縄での追加公演が行われる予定だ
ひとしきりのトークを終え,いよいよライブパートへ。2nd ALBUMに収録されているバラード曲「Cross Wish」「Way of Light」が,会場に訪れた観客1人1人に届けるようシットリと歌い上げられた。
会場がOSIRISカラーで染め上げられたあとは観客とのハイタッチ会が行われ,ステージイベントの幕は閉じられた。11月12日には1周年を記念したファンミーティング,2018年春には新たなライブツアーが行われることもあり,OSIRISの今後に注目が集まるところだ。