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テストレポート
HW短評:Plantronics「RIG Surround」(2)ユニークな付属サウンドデバイスを見てみる
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サイズは実測約90(W)
第1回で紹介したとおり,USB Amp+Audio Mixerは,PCとアナログ,両方のサウンドをミックスして再生できるのだが,その仕様がゆえにちょっと独特な操作性となっており,しかも付属の英語マニュアルとオンラインの製品情報ページにある説明に若干の違いあったりして,ここでえらく戸惑ってしまった。
結論からいうと,付属マニュアルで「モバイルモードとPCモードの切り替え」とされる中央のフリックスイッチは,オンラインにある「モバイルマイクスイッチとPCマイクスイッチの切り替え」のほうが正確だ。左に倒すとヘッドセットのブームをアナログ接続デバイスのために使用でき,右にスイッチを倒すとPCで使える排他仕様となっている。
入力されるサウンドはいずれの場合でも同時再生可能で,最外周が40度ほど回せるマスターボリューム。一番左,白い点のあるところには軽いクリックがあって,ここまで回すと出力ミュートになる。
一方,内周で30度くらい回すように動かせる2個のつまみは,左がPCとアナログのミックスバランス,右がチャット相手のボイスと再生サウンドのミックスバランスを調整できるようになっている。慣れればどうということもないのだが,付属のマニュアルだけだとおそらく理解できないので,この点は注意が必要だ。
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ちなみに,USB Amp+Audio Mixerには電話の受話マーク部は,受話などの制御に使えるのだが,これは付属のマニュアルにのみ説明があって,オンラインの説明にはない。独自の言い回しが多いにもかかわらず,説明に不備が多いのは困りもの。再考を促したい。
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PlantronicsのRIG Surround製品情報ページ(英語)
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