会場となったベルサール秋葉原。秋葉原の中央通り沿いということもあり,多くの人が足を止めていた
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Fuji&gumi Gamesは,同社がサービス中のシミュレーションRPG
「誰ガ為のアルケミスト」(
iOS /
Android /
PC)のオフラインイベント
「2周年記念ファンミーティング」を,2018年2月3日に東京・秋葉原で開催した。
本作は1月28日に2周年を迎えているが,大々的なオフラインイベントの開催はこれが初となる。会場ではさまざまな催しが行われたほか,公式生番組を通じてアップデート情報なども明らかになり,訪れたファンは楽しいひとときを過ごしていたようだ。本稿では発表された新情報を中心に,イベントの模様をレポートしよう。
「誰ガ為のアルケミスト」劇場版プロジェクトが始動
マクロスシリーズの河森正治氏が総監督を務める
イベント全体を通じてもっとも大きな発表となったのは,本作をもとにした
劇場版プロジェクトの発表である。
運営プロデューサーを務める
今泉 潤氏によると,3年目を迎える本作を「思い出に残るゲーム」にしたいと考えたという。オフラインイベントやプレイヤーとのコミュニケーションを継続して行い,そのうえで,ひとつの大きな盛り上がりを作るべく,劇場版プロジェクトに着目したそうだ。
河森正治氏(サテライト所属)
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劇場版の総監督を,マクロスシリーズなどで知られる
河森正治氏が務めることも明らかになった。放送されたビデオレターによると,河森氏は約2年前に本作のオープニングアニメーションを手がけており,その縁で今回の劇場版制作にも取り組むことになったという。そして今回の劇場版プロジェクトでは,ゲームのファン,アニメのファン,ファンタジーのファンのそれぞれに受け入れられるだけでなく,ゲームの世界を活かした自分ならではの物語を作りたいと力強く述べていた。
現在の進捗は,今泉氏による脚本の初稿が終わった段階とのこと。3周年を迎える頃に公開したいと語っていたので,続報に注目しよう。
今後のアップデート予定内容が公開に
現在予定されているアップデートやキャンペーン情報も明らかになったので,順番に紹介していこう。
近日中に実施予定のバレンタインイベントでは,「エマ」と「ノア」の新スキンが登場。ノア用のスキンはゲーム内イベントで配布され,装着すると固有ジョブにチェンジできるとのことだ。
シナリオ「
聖石の追憶」最終章の配信が決定。本作にとって初となる,前後編での配信が予定されており,それぞれが従来の1話分くらいのボリュームになるという。会場では,最終章で登場する新キャラの「ソル」(CV:櫻井孝宏)も公開された。
本作のメインストーリーは,4章で第一部が完結する。そして5章以降のメインストーリーは第二部として,新たなスタートを切るそうだ。会場では第二部の主要人物として登場する,カムイとアマネの2名が公開された。
また,第二部の実装に先駆けて,プロローグイベントが配信される予定だ。アマネの視点で,これまでのストーリーを振り返るという内容になるという。
本作では1月28日に大型アップデートが実施され,キャラ育成の新システム「真理開眼」「真理礼装」や,ストーリー「バベル戦記」が実装されている。現在,これらの各コンテンツに対するフィードバックを受けており,運営チームにとっての課題が浮き彫りになっているとのこと。バランス調整も検討しており,その方針が発表された。
真理開眼について
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真理礼装について
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APの時限受け取りについて
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キャラストーリーは順次公開。また,ファントムたちにスポットを当てたストーリー「バベル戦記」に関しては,ラーストリス篇が3月に配信される
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会場内の様子など
会場内の特設ステージでは,本作の運営スタッフや“タガタメ芸人”によるトークイベントなどが終始行われていた
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会場限定でプレイ可能なマルチプレイ用のクエスト。4人一組で案内されるため,初顔合わせ同士での交流も生まれていたようだ
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2周年記念の一環として行われた人気投票イベントの結果が発表された。1位はアハトで,テレサ,オーティマと続く結果に
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物販はほぼ完売。また,それとは別に来場者プレゼントとして限定本が用意された(写真中央)。全100ページで,単体の設定資料集として販売できそうなクオリティだ
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