Kickstarterで目標額の4倍超を集めた注目作「Divinity: Original Sin 2」の正式リリース日が2017年9月14日に決定

　ベルギーのLarian Studiosは，現在アーリーアクセス版を販売中のRPG「Divinity: Original Sin 2」の新たな開発者ビデオダイアリーを公開し，その中で正式リリース日を2017年9月14日と明らかにした。


　ビデオダイアリーには，Larian Studiosの創設者であるSwen Vincke（スヴェン・フィンケ）氏が登場し，「プロジェクトを終わらせないと，スタッフは新しいスタジオに引っ越せない」などと冗談を交えながらゲーム内容を紹介している。

　本作は2015年にKickstarterで行われたクラウドファンディングで，目標額の4倍を超える203万ドルを調達した。それだけに，ストレッチゴールとして用意されていたものをはじめとして，コンテンツはかなりのボリュームとなる模様。
　恋愛や憎悪といった感情の変化をリアルタイムに表現する，人間関係の導入には苦労したことが伺えるが，それにも目途がつき，今回の正式リリース日発表となったようだ。


　2014年にリリースされた「Divinity: Original Sin」の直接的な続編となる本作は，神々が死んだ世界が舞台。禁止された魔法の使い手「Source Hunter」であるプレイヤーが，魔法の根絶を目指す新政府から追われつつ，自分の居場所を探すというストーリーになっている。

　本作ではゲーム開始時に性格や目的が異なる男女のキャラクターを設定し，それによってキャラクターの特性やストーリー展開が変化するとのこと。
　バトルはターン制で，あるキャラクターがなぎ倒したオイル入りの缶に，別のキャラクターの火炎魔法で放火するといったコンボ技も楽しめる。最大4人によるドロップイン/アウト型のCo-opプレイも可能になっており，かなり遊び込めそうだ。


　現在のところ日本語表示への対応予定はなく，それなりの英語力がないとプレイしづらそうだが，SteamやGOG.comで販売されているアーリーアクセス版の評価は非常に高く，正式リリースに向けてさらに注目が集まるだろう。今後の情報に期待したいところだ。

「Divinity: Original Sin 2」公式サイト