「スカルガールズ」のLab Zero Gamesが手がける新作「Indivisible」のクラウドファンディングがスタート。PC向け体験版も公開

　対戦格闘ゲーム「スカルガールズ」（PC / PS3 / Xbox 360）の開発で知られるLab Zero Gamesが，新作アクションRPG「Indivisible」（PC / PS4 / Xbox One）のクラウドファンディングをIndiegogoにてスタートさせた。目標額は150万ドル（約1億8000万円）。

　Lab Zero Gamesの公式サイトではPC向けの体験版も公開されている。体験版は英語表示のみだが，製品版では日本語表示に対応予定とのことだ。

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反抗的な性格ながら優しい心を持つという男の子のような女の子のAjna。ゲーム中に出会ったインカーネーションから新たなアビリティを得たり，ともに戦ったりできる

　本作は「ヴァルキリープロファイル」や「スーパーメトロイド」といった名作にインスパイアされた，2Dグラフィックスによる横スクロールアクションRPGだ。プレイヤーはインカーネーション（化身）と融合できる力を持つAjnaという少女を操り，ゲーム世界を探検して，ときにはモンスターたちとバトルを繰り広げつつ，自身の真の姿や世界の謎を解き明かしていくことになる。

　スカルガールズはカートゥーン風味の2Dグラフィックスが印象的だったが，本作にもそのテイストは受け継がれている。IndivisibleにはMike Zaimont氏，Alex Ahad氏といったスカルガールズのコアスタッフたちが関わっていて，とくにキャラクターについては，独特のデザインセンスが遺憾なく発揮されているのが分かるだろう。

　バトルシステムは「ヴァルキリープロファイル」に強くインスパイアされたものだが，そこに，格闘ゲーム開発の経験を活かしたアクティブさと深み，カスタマイズ性が加えられるとのことだ。
　スカルガールズとは違うジャンルの新作ではあるが，興味を持った人はまず体験版をプレイして，その感触が良ければ支援を考えてもいいのではないだろうか。

戦闘では，4人パーティのメンバーそれぞれに1ずつボタンが割り当てられ，そのボタンを押すと攻撃するようになっている。これは「ヴァルキリープロファイル」と同様だが，本作のバトルはリアルタイム制で，複数キャラクターでのコンボを狙うか否かといった戦略的要素が関わってくるのが特徴だ

「Indivisible」公式サイト