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薬で作られた“幸せ”の町から脱出せよ。サバイバルアクション「We Happy Few」のアーリーアクセス版がリリース
Steam「We Happy Few」タイトルページ
E3 2016の取材記事で紹介しているとおり,本作は第二次世界大戦でドイツに降伏したために,敗戦のショックでイギリス国民が極度のうつ状態に陥ったという架空の歴史がベースになっている。舞台となるWellington Wells(ウェリントン・ウェルズ)は,「Joy」と呼ばれる薬物の服用によって,無理やり躁状態にされた人々が住む田舎町だ。
主人公のArthur Hastings(アーサー・ヘイスティングス)は,ひょんなことからJoyの服用を止めて正気に返ったことで危険分子になってしまう。他人には自分が“ダウナー”であることを悟られないようにしながら,町からの脱出を図ることになる。
Unreal Engine 4を採用したグラフィックスは非常に独特な雰囲気で,イギリスの伝統的な風景と1960年代のレトロフューチャーがミックスしたアートワークが印象的だ。白いマスクのようなフェイスペイントを施した住人達の不気味さには,思わず目を奪われることだろう。
町のメインストリートを歩いていても,ショップに入って何かを購入しようとしても,住人達はニコニコと幸せそうに見えるものの,常にプレイヤーを監視しているような態度をとる。
今回公開されたゲームプレイ映像では,Joyの服用を止めてしばらく経ったと思われる,やせ細った人々が郊外に暮らしていることがうかがえる。彼らの存在がゲームにどのように関わってくるのか,気になるところだ。
不審な動きを察知されて警官や住人に囲まれると,もう逃げることはほとんど不可能。再び最初からゲームをプレイするしかないというパーマデス仕様をフィーチャーしているが,マップは自動生成される仕組みになっている。独創的なパズル要素が高く評価された「Contrast」(PC / PS4 / PS3 / Xbox 360)を生み出したCompulsion Gamesらしく,強烈な個性を持った作品に仕上がりつつあるようだ。
「We Happy Few」公式サイト
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