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[EVO2016]「GGXrdR」部門,優勝はまちゃぼー選手。「ストV」では韓国Infiltration選手が栄冠を手にしたEVO2016最終日,現地レポートまとめ
初日と2日目の戦いが繰り広げられた会場から,舞台をMandalay Bay Events Centerに移して行われる本日は,
- 「Mortal Kombat XL」(以下,MKXL)
- 「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 」(以下,UMvC3)
- 「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」(以下,GGXrdR)
- 「大乱闘スマッシュブラザーズDX」(以下,スマブラDX)
- 「ストリートファイターV」(以下,ストV)
の決勝トーナメントが開催。それぞれのタイトルでただ一人の優勝者が決定し,長きにわたって行われたEVO2016の激戦に幕が引かれるというわけだ。
4Gamerでは,これまでどおりTwitterの@4GamerLiveで現地からのレポートをリアルタイムでお伝えしていく予定だ。本稿ではそのまとめをお届けする。なお各タイトルの配信スケジュールについては観戦ガイドに詳しいので,そちらを参照してほしい。お楽しみに。
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「Evolution 2016」公式サイト
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@4GamerLive現地レポートまとめ
- おはようございます。EVO2016,最終日の戦いがまもなくスタートします。会場はここ,Mandalay Bay Events Centerの特設ステージです。
- 最初の競技種目,MKXL部門のスタートは日本時間の0時からですが,現地はすでに開場しており,観客が続々と入って来ています。昨日までと違い,ボディチェックも厳重です。
- 開始前の会場の写真をいくつか。“格闘技界の殿堂”と呼ばれる場所だけに,格別の雰囲気があります。
- MKXL部門がスタートしています。まずはアリーナ席からの眺めを一枚。
- ジェイソンを駆る大本命SonicFox選手。Winner'sにてカナダのHyatei選手を流石の読みの鋭さで沈め,Tekken Master選手の待つWinner's決勝に進出しました。
- MKXL部門Winner's決勝。SonicFox選手は続いてERRON BLACKを選択すると,Tekken Master選手のD'Vorah相手に怒涛の3連勝。ここまで1試合も落としていません。
- 会場にて,ファンのコスプレイヤーを発見。ESPN2での放送に映り込むかもしれないということもあってか,かなり気合が入っていました。
- Loser's決勝はScar選手とTekken Master選手に。先に追い詰められたScar選手がカムバックの2連勝を果たすも,Tekken Master選手が踏ん張り,SonicFox選手へのリベンジ権を獲得。
- Winner's決勝の再演となったMKXL部門Grand Final。無傷のSonicFox選手でしたが,Tekken Master選手のKOTAL KAHNが大爆発し,怒涛の勢いで3連勝しリセットに成功!
- リセット後も先行を許したSonicFox選手は,トレードマークの狐帽子を脱いで(!)逆襲を開始します。しかし,Tekken Master選手も譲らず,もつれにもつれて2−2へ。
- そうして迎えた決定戦では,SonicFox選手がALIENへとキャラチェンジ。画面端での猛攻を武器に,見事Tekken Master選手を撃破!
- MKXL部門結果(敬称略) 優勝:SonicFox
準優勝:Tekken Master
3位:Scar
4位:BigD
5位タイ:WoundCowboy,Hayatei
7位タイ:Dragon,Michaelangelo
- MKX部門での2連覇を達成したアメリカの若き絶対王者SonicFox選手。EVO2014でのInjustice部門を含めると,なんと3年連続での優勝となります。
- なお,Grand Finalで勝利したのち,SonicFox選手がポケットから取り出したものは……。ひ,光の護封剣?
- 続いてUMvC3部門がスタート。EVO2015覇者KaneBlueRiver選手はPriest選手を破り,Angelic選手が待つWinner's決勝へと進出。
- Loser'sではJustin Wong選手とChrisG選手──,UMvC3史にて幾度となく繰り返されてきたマッチアップが再び実現。Justin選手はウルヴァリンを外し,バージルを入れた構成で臨みます。
- Justin選手が攻め切れば,次はChrisG選手が粘り切るなど,手に汗握るシーソーゲームに地元アメリカの観客も大興奮。最後はChrisG選手がタイムアップで逃げ切り,熱戦に幕。
- ライバルJustin選手との熱戦を乗り越えたChrisG選手は勢い付き,自身をLoser'sに落としたKevin選手,Loser's決勝でのAngelic選手を次々撃破。Kane選手の待つGrand Finalへ。
- さまざまな大会で優勝を果たしてきたChrisG選手ですが,EVOでのUMvC3部門ではこれまで準優勝止まりでした。悲願となるEVO初優勝に,珍しく感情を表に出していたのが印象深いです。
- UMvC3部門結果(敬称略) 優勝:ChrisG
準優勝:Kane Blueriver
3位:Angelic
4位:Kevin
5位タイ:ApologyMan,Priest
7位タイ:Paradigm,Justin Wong
- ChrisG選手の初優勝を受け,あまりにもヒートアップしてしまったのか,観客の一人がステージ上に登ろうとするアクシデントも発生。それほどの盛り上がりでした。
- 続いて,GGXrdR部門がスタートしています。Mandalay Bay Events Centerの中央スクリーンに浮かんだロゴを見て,感慨を深める読者も少なくないのではないでしょうか。
- Winner’s開幕戦は,昨年4位のミリア使い中村選手 vs. Mr.最適解まちゃぼー選手の組み合わせは,まちゃぼー選手が立ち回りで圧倒。中村選手はLoser'sへ。
- 続いて,「EVOの最終日に残ったのはこれが初めて」というかずのこ選手のレイヴンと,昨年度5位タイまで登ったりおん選手のカイが対決。ここはりおん選手が老獪さで勝ち,まちゃぼー選手の待つWinner's決勝へ。
- Loser'sでは前回覇者小川選手と唯一の北米勢MarlinPie選手のザトー同キャラ戦が勃発。大きな「USA!」コールが沸き上がるも,流石は暴君小川選手。それをものともせず,凶悪な攻めで観客ごと黙らせました。
- 関西の超強豪ジョニー使いおみと選手と韓国のザトー使いTopGaren選手の試合は,ジョニーならではの立ち回りと強烈な起き攻めを十全に活用したおみと選手が勝利。
- Winner's決勝はりおん選手とまちゃぼー選手という組み合わせ。この試合では,りおん選手の老獪さを完璧に打ち消すような固さを発揮したまちゃぼー選手が勝利。Winner'sのままGrand Finalへ。
- 小川選手の次なる相手は,まちゃぼー選手に敗れた中村選手。この試合では,ミリアの機動力を活かした中村選手が立ち回りを優勢に進め,前年度覇者小川選手を沈めました。
- Loser'sではおみと選手のジョニーが大爆発。的確過ぎる“霧ハメ”に持ち込むためのアドリブコンボを武器に、かずのこ選手,中村選手,りおん選手を次々撃破し,まちゃぼー選手が待つGrand Finalへ。
- まちゃぼー選手とおみと選手──,見事に本命 vs. 対抗の構図となったGrand Final。まずはまちゃぼー選手が2連勝して優勝にリーチをかけますが,おみと選手が得意のアドリブコンボで怒涛の追い上げ。
- 2−2で迎えた最終ラウンド,追い詰められたおみと選手がリバサブリッツシールドに成功! リセットかと思われたものの,“Winner's側の優位を活かした暴れ”という最適解を導き出したまちゃぼー選手が競り勝ちました。
- 初参加の海外大会であり,かつ大本命というプレッシャーをものともせず,見事EVO2016 GGXrdR部門の覇者に輝いたまちゃぼー選手。
- GGXrdR部門結果(敬称略) 優勝:まちゃぼー
準優勝:おみと
3位:りおん
4位:中村
5位タイ:小川,かずのこ
7位タイ:MarlinPie、TopGaren
- とある撲滅委員会ポロシャツを仲良く着こなす,中村選手とりおん選手。
- 前年度覇者の小川選手は5位タイでフィニッシュ。写真は悔し涙を流す小川選手と,アークシステムワークス・パチ氏。
- スマブラDX部門が進行中。なお,会場にブラウン管TVが運び込まれたとき,待ち望んでいた観客達が「CRT! CRT!」という独特のコールを大合唱していました(作り話ではありません)。
- スマブラDX部門での会場風景。現地時間17 : 00現在,Loser's FinalとなるHungryBox選手 vs. Plup選手の試合が行われています。
- GGXrdR部門決勝トーナメント終了後,ゼネラルプロデューサー・石渡太輔氏が登壇。追加キャラクターのディズィーがサプライズ発表されると,会場から割れんばかりの大歓声が巻き起こりました。
- Loser's Finalは,自身をLoser'sへと送り込んだPlup選手に対し,HungryBox選手がリベンジ。Winner's側で待ち受けるのは,同じ”Five Gods”のArmada選手です。
- Winner's側のArmada選手 vs. Loser's側のHungryBox選手――,スマブラDX部門のGrand FinalはEVO2015の再演に。本年度はHungryBox選手が大爆発。
- HungryBox選手が起死回生の"眠る"で逆転リセットをかけたのちも,Armada選手が食らい付いていく超接戦に。そうして迎えた2-2の決定戦,勝利の女神はHungryBox選手に微笑みました。
- 前年度のGrand Finalで負けているArmada選手へのリベンジを達成するとともに,初となるEVO覇者の座を射止めたHungryBox選手。あまりのドラマに観客も大興奮していました。
- スマブラDX部門結果(敬称略) 優勝:Hungrybox
準優勝:Armada
3位:Plup
4位:Mang0
5位タイ:Mew2king,s2j
7位タイ:Westballz ,PewPewU
- EVO2016最終日,最後の競技種目,ストV部門が遂にスタートしました。日本6名,韓国1名,アメリカ1名――,8/5000の生存競争を勝ち抜いてきた面々が,最後のつぶし合いに赴きます。
- Winner's初戦は,ふ〜ど選手が読みで上回ると,MOV選手も的確な立ち回りで取り返す好試合に。最後はここぞのEXスピバをジャンプで回避したふ〜ど選手が勝負強さを見せつけ,逆転勝利を果たしました。
- ゆかどん選手 vs. Infiltration選手という日韓最強ナッシュ対決は,Infiltration選手が終始優勢に進めていく展開に。ゆかどん選手も素晴らしいコンボ選択で1試合取るも,韓国の雄は揺るがず。
- 地元アメリカ勢の大活躍に,Mandalay Bayが揺れるほどの大歓声が巻き起こりました。えいた選手はここで無念の敗退となります。
- Loser'sではえいた選手(ケン)とアメリカ最後の星L.I.Joe選手(ナッシュ)が激突。果敢に攻め立てるえいた選手でしたが,L.I.Joe選手は空対空やダッシュでのくぐりなど,素晴らしい捌きを見せて一蹴。
- バルログを駆るトリックスター・ネモ選手と,稀代のマルチプレイヤー・GO1選手の春麗の試合はギリギリの接戦に。追い詰められたGO1選手でしたが,CAから鸞脚〜鷹爪脚の起き攻めで大逆転し,絶叫。
- L.I.Joe選手は残念ながらここで敗退となりましたが、EVO2016に計り知れないインパクトを残しました。
- ものすごい大声援が巻き起こり,完全にアウェイな状況に置かれたゆかどん選手でしたが,それでも揺るがない胆力を発揮。決定戦に持ち込まれながらも,普段通りの丁寧なプレイで見事L.I.Joe選手を下しました。
- Loser's2回戦,今度は日米ナッシュ対決――,ゆかどん選手 vs. L.I.Joe選手となりました。序盤はゆかどん選手優勢で,先にリーチをかけるも,そこからL.I.Joe選手が凄まじい勝負強さで逆転を連発。
- 続いては,東西春麗対決となるGO1選手 vs. MOV選手。KVO決勝の再演となるこの組み合わせは,GO1選手が攻めの切れ味が上回り,MOV選手を敗退へと追い込みました。
- ゆかどん選手とGO1選手によるLoser's準決勝は,ゆかどん選手が立ち回りで上回り,GO1選手のミスが増えてしまうといった展開に。そこを冷静に突いたゆかどん選手が勝ち上がりました。
- Winner's決勝では同じTeam Razer,ふ〜ど選手とInfiltration選手の直接対決が遂に実現。抜群の立ち回りを誇るInfiltration選手に対し,それを貫く攻めの上手さでふ〜ど選手が圧倒!
- ゆかどん選手にとってリベンジマッチとなるLoser's決勝は,再び日韓ナッシュ対決に。Loser'sを勝ち抜いた胆力を武器に,Infiltration選手相手に2-2までもつれる激戦となりましたが,惜しくも届かず。
- Grand FinalはWinner's決勝の再戦に。1ライフ余裕のあるふ〜ど選手でしたが,ゆかどん選手との激戦を潜り抜けたInfiltration選手の立ち回りは鋭さを増しており,リセットに追い込まれます。
- リセット後,ふ〜ど選手はなんとか攻め込もうと策を巡らせますが,Infiltration選手の対応が常に上回り続ける展開に。Infiltration選手はEVO2012から4年振りとなるEVO覇者の座に輝きました。
- ストV部門リザルト(敬称略) 優勝:Infiltration/ ナッシュ
準優勝:ふ〜ど/ミカ
3位:ゆかどん/ナッシュ
4位:GO1/春麗
5位タイ:L.I.Joe/ナッシュ,MOV/春麗
7位タイ:えいた/ケン,ネモ/バルログ
- 例年にも増して長時間におよんだEVO2016も,これにて終了です。皆さんお疲れ様でした。来年のEVO2017,そして来たるEVO JAPANでお会いしましょう。
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