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人魂のミューと協力して妖怪界の扉を封鎖せよ! iOS向けアクション「歌と森の妖怪屋敷」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第819回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,iOS向けアプリ「歌と森の妖怪屋敷」を紹介しよう。滑らかなアニメーションとキュートな妖怪達,ブロック崩しの要素が取り入れられたシステムが特徴のアクションゲームだ。
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「歌と森の妖怪屋敷」公式サイト
iOS版「歌と森の妖怪屋敷」ダウンロードページ
本作の主人公である少女「郷美 歌(さとみうた)」は,「優樹 海(ゆうきうみ)」という少年と共に,妖怪が出ると噂の屋敷に足を踏み入れたところ,家の中に閉じ込められてしまう。2人は離れ離れになるのだが,歌は「ミュー」という名の人魂に遭遇。ミューから海の居場所を教えてもらう代わりに,屋敷中にある「妖怪界の扉」の封鎖を手伝うことになるのだ。
ゲームの目的は,ミューを飛ばして妖怪界の扉を封鎖するというシンプルなものだが,妖怪界の扉からは定期的に妖怪が出現するうえ,ステージ内の随所に行灯(障害物)が設置されている。ミューはこれらにぶつかったり,画面端に接触したりすると跳ね返るので,ブロック崩しやピンボールの要領で,ミューを誘導してやろう。
ちなみに歌は,ステージ内をうろうろしているが,画面をタップすることで,ある程度動きをコントロールできる。歌は妖怪に接触するとダメージを受け,体力が底を突くとゲームオーバーになるので,立ち位置には十分に注意したい。
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ステージ攻略のカギを握るミューだが,画面下部にある「妖力ゲージ」を満タンにしなければ発射できない点に注意。飛ばし方は,妖力ゲージをタップしたのち,飛ばしたい場所をタップするだけでいい。飛び出したミューは,ゲージが空になるまでステージ内を動き回るので,動きが止まったら妖力が満タンになるのを待とう。
なお,ミューが妖怪や行灯にぶつかると,その回数がコンボとしてカウントされ,コンボ数×10個分の「まがたま」を獲得できる。まがたまはゲーム内ショップで,歌のHP上限や妖力ゲージの回復速度をアップさせられるアイテムと交換できる。
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本作に用意されたエリアは4種類あり,それぞれが5つのステージで構成されている。5ステージめをクリアするとボス戦に移行し,それを倒せば封印されていた妖怪が友達になり,加勢してくれる。呼び出し方は,スペシャルゲージが溜まっているときに画面下部にある妖怪のアイコンをタップするだけ。一度に一体までしか呼べないが,歌の盾になってくれたり,上から少しずつ攻撃してくれたりするので,彼らの力を借りつつ,ステージ攻略を進めていこう。
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なおステージ内には,妖怪のほかにアイテムが出現することも。アイテムは,ミューをサポートする人魂が出現する「烈火」,歌を守る結界が出現する「守りの護符」,画面内の敵に大ダメージを与える「滅殺陣」などさまざまなものがある。烈火は青,滅殺陣は赤といった具合に見た目で判断できるが,一定時間で色が変化するため,入手するのに若干運が絡んでしまう。これらアイテムの効果は,タイトル画面左下のオプション(ギアのようなアイコン)内にある「ゲームのヒント」で確認できるので,プレイ前に見ておくといいだろう。
歌や妖怪達のデザインは可愛らしく,動きも滑らかで,作者のこだわりが感じられる。一度倒した妖怪を,ゲーム内の辞典でチェックできるのも嬉しいポイントだ。ゲームオーバー時,強制的にタイトル画面まで戻されるのは少々面倒だが,スタミナ制アプリではないため自分のペースで楽しめるので,興味のある人はぜひ遊んでみてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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