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「Overwatch」,使い勝手の悪かった“シンメトラ”の大幅修正が,PC版のPTRサーバーに適用
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映像中でキャプラン氏は,シンメトラがシチュエーションによっては使い勝手の悪いヒーローであったことに言及している。
例えば「キングスロウ」の第1ポイントを獲得した場合,アルティメットのアビリティでもある「テレポーター」を設置すれば,効果的に防衛できるものの,そのポイントを失った途端に意味のないキャラクターとなり,その後はスイッチされ,以降は使われなくなるような状況が起こっているという。今回のパッチでは,このアルティメットが終盤で活躍できないという問題に対応したとのこと。
以上のことを受けてシンメトラは,アルティメットのメーターが満タンになると,「テレポーター」もしくは「シールド・ジェネレーター」の2つが選択できるという,初めて2つのアルティメットを持つヒーローになった。
また,これに合わせて既存の「フォトン・シールド」は「フォトン・バリア」という新しいアビリティとなり,発動すると徐々に前進していくタイプの戦術的なシールドが利用可能になる。「テレポーター」の使用回数などに変更はないものの,同時にリリースされたパッチノートによると,シンメトラ以外にもさまざまな部分に調整が入っているので,その日本語訳を掲載しておこう。
■一般
・アンロック可能なソンブラの専用ボイスライン「Boop」を追加
・カスタムゲームメニューから1対1の「ミステリー・デュエル」と,3対3の「エリミネ―ション」の選択が可能に
・マッチの終了時点で,それまでのチームメンバーを変更せずに次のゲームへと移行できる「Stay as Team」を追加
■ヒーローバランス
――シンメトラ
○新たなアビリティ「フォトン・バリア」
「フォトン・シールド」のアビリティを置き換えたもので,シンメトラの前に巨大なシールドを発生させ,前面からの敵の攻撃を防ぎながら徐々に前進していく
○新たなアルティメットアビリティ「シールド・ジェネレーター」
「テレポーター」との選択が可能になっており,一定の距離内にいる味方を,バリアや壁,その他のオブジェクトに関わらず保護することができる
○「フォトン・プロジェクター」
射程距離が5メートルから7メートルに増加
○「セントリー・タレット」
初期状態で携帯しているタレットが3つから6つに増加(つまり,最初は6つのタレットを連続して設置できる)。クールダウンタイムは12秒から10秒に短縮
○「テレポーター」
ヘルスが200から50に減少した代わりに,シールドが0から350に増加
○「フォトン・シールド」
「フォトン・バリア」の登場により削除
――ザリア
○「パーティクル・バリア」と「バリア・ショット」
ラインハルトの「ファイア・ストライク」やハンゾーの「龍撃波」のように,バリアとそのターゲットの双方にダメージを与えていた攻撃が,バリアに2度ダメージを与えないよう変更された
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キャプラン氏によると,これまで行われていた内部テストでも調整後のシンメトラは随分と強力になっており,より使いやすいキャラクターに変化している手応えはあるとのこと。また,キャプラン氏は映像の中で,BlizzCon 2016でアナウンスされた砂漠の研究施設「Oasis」を,1月上旬にもPTRに実装するとアナウンスしている。
「Overwatch」公式サイト
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- ライター:奥谷海人

(C)2015 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.
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