［G-Star 2014］「野生の地: Durango」など，ネクソンの新作スマホゲームをまとめて確認

　G-Star 2014で巨大ブースを構え，さまざまな新作タイトルを出展していたNexon Korea。そのうちの一本，「Mabinogi: Duel」はすでにお伝えしているが，ほかにも紹介しきれていないスマートフォン向けアプリがある。本稿では，それらを取り上げてみた。

　すでに公開されているムービーなども一部まじっているが，現在（G-Star 2014が開幕した11月20日時点）の最新ムービー/画面写真であることは確かなので，ひととおりチェックしてみてほしい。

野生の地: Durango

　「マビノギ」や「マビノギ英雄伝」の開発ディレクター，イ・ウンソク氏による新作スマートフォンアプリ「野生の地: Durango」。本作は，恐竜の生きる時代に放り込まれた現代人（プレイヤー）が，大自然そのままの環境を整備しながら社会を形成していく“開拓型オープンワールドMMORPG”とされている。
　ムービーでは，プレイヤー同士で協力して集落を築いたり，巨大な恐竜に挑んでその皮や肉を剥ぎ取ったりする様子が確認できる。サンドボックスでサバイバルゲームという，まさに「約束された神ゲー」とでも表現すべき注目作である。今回のG-Starでは映像のみの出展だった。

Preta

　「Preta」は，神に見捨てられた人間達が“夢魔”と結託し，復讐を果たそうとするという内容のオンラインアクションRPGだ。中世×ダークファンタジーな世界観で，ずる賢いモンスターや凶悪なトラップが満載のダンジョン探索がメインとなるようだ。
　多人数によるリアルタイムPvPシステム「トーナメントギルド戦」もイチ押しのコンテンツで，刺さる人には刺さりそうなタイトルである。

廣開土太王

　「廣開土太王」は，「三国志を抱く」や「アトランティカ」，「Legion of Heroes」で知られるキム・テゴン氏が統括プロデューサーを務めている新作タイトル。三国時代を背景とし，高句麗の廣開土太王という人物をはじめ，さまざまな武将達の活躍が描かれる戦略シミュレーションゲームとされている。「領地モード」と「戦略モード」という2つのゲームモードが目玉として紹介されており，自身の領地を守りながら他人の領地を攻めるといったことができるようだ。

Legion of Heroes: Raid

　スマホ向けRPG「Legion of Heroes」を，リアルタイムアクションRPGとしてリファインしたという「Legion of Heroes: Raid」。Legion of Heroesより前の時代という世界観となっており，同作で語られなかった英雄達のストーリーが，Legion of Heroes: Raidで描かれるという。オンラインゲームのレイド戦闘の面白さをスマホゲームに落とし込むことが開発のテーマとされており，リアルタイムで友達と一緒に巨大モンスターを打倒したり，ギルドメンバーとともにアジトを築き上げたりできるようだ。

DomiNations

　「RoN」や「Civilization 2」のデザイナー，ブライアン・レイノルズ氏による新作「DomiNations」は，7つの文明から1つを選び，石器時代から宇宙開拓時代まで文明を発展させながら，敵文明を攻略するというストラテジーゲームだ。
　軍隊を指揮して世界征服……にとどまらず，宇宙征服も可能だという。