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【PR】男くさい,だがそれがいい。硬派という意味でカチンコチンにSFしているスマホ向けストラテジー「銀河の伝説」で最強の艦隊を作り上げるのだ
極めてストレートなタイトル名からある種の潔さが感じられる本作は,スマホ向けゲームではあるがかなり本格的なSFストラテジーだ。プレイヤーは宇宙を舞台に戦う帝国軍人として,自らの艦隊を作り上げ,帝国に楯突く反乱軍と戦いを繰り広げていく。ゲーム内にはありとあらゆるSFっぽいキーワードが飛び交い,バトルは泣く子も黙る艦隊戦である。
一方で,プレイフィール自体は昨今のアプリ然としたものになっている。親切なチュートリアルを備えているうえ,段階的な機能のアンロックによって,プレイヤーは少しずつゲームに慣れていける。「硬派なSFゲームを,気軽に遊べるスマホ向けに作ったらこうなりました」というイメージのタイトルといえるだろう。
というわけで今回は,タイトル名の“の”を“英雄”にすると某人気SF小説になるのも偶然ではないような気がする本作の特徴を,みっちりと紹介していこう。基本プレイ料金無料(アプリ内課金制)で今すぐプレイ可能なタイトルなので,実際にダウンロードして,手元でプレイしつつ読んでもらえれば幸いだ。
なお,今回はすべてiOS版を元にした内容となっている点をご了承いただきたい。
iOS版「銀河の伝説」ダウンロードサイト
Android版「銀河の伝説」ダウンロードサイト
壊滅した艦隊の生き残りとして戦うSFストラテジー
そして銀河紀元1131年,宇宙を舞台に「帝国軍」と「反乱軍」による戦争が始まり,戦いは徐々に激しさを増した。そんな中,帝国最強の司令官だったポプキンス将軍は「スリファイ・ネブラの戦い」で失脚。時を同じくして,銀河系を中心に大量のワームホールが出現したのであった――。
本作の背景設定は要約すると上記のようなもので,つまり本作は,遠い未来の宇宙を舞台としたタイトルである。
ポプキンス将軍の側近で最も有能だったという主人公(プレイヤー)の任務は,反乱軍を壊滅させ,かつての帝国の繁栄を取り戻すこと。そしてタイトル名のとおり,伝説として語り継がれるような銀河の英雄になることだ。
ゲームが始まるのは,前述したスリファイ・ネブラの戦いが終了する62時間後である。どうやら帝国軍は,にわかに攻勢を強めてきた反乱軍にかなり手を焼いているという状況らしい。主人公も指揮官の一人として参加していたスリファイ・ネブラの戦いでは,艦隊が全滅したのだという。
戦いで瀕死の重傷を負った主人公は,女性型アンドロイドっぽい副官の「WAC-22」ちゃんの手によって再生される。とある惑星を拠点にして,反乱軍の鎮圧に打って出ようというわけである。
背景そのものは決して奇抜なものではないが,「プレイヤーが帝国軍側である」という設定にはやや萌えるものがある。ヤン側ではなくラインハルト側というか,このあたりはSFファンなら共感してもらえるだろう。
ボディを選択することで性別を確定する仕組み。冷静に考えると恐いが |
プレイヤーをサポートしてくれるWAC-22ちゃん |
ゲームを進めていくと,反乱軍の背後でうごめく巨大な陰謀も明らかになってくる。ストーリーに関しては(実は)それほど期待していなかったのだが,戦いの舞台を移すたびにカットインで現在の状況が説明され,何度も見ているとだんだん先が気になってくるから不思議である。
すべては「最強の艦隊」を作るために
惑星をしっかり管理して艦隊を強化
端的に言えば,本作におけるプレイヤーのお仕事は,「戦闘によって反乱軍を鎮圧すること」「惑星を管理すること」の2点である。といっても,惑星管理をうまく行うことの目的も,最終的には艦隊を強化/進化させることといえるだろう。
まあまずは,ゲームの流れをざっくりざくざくご覧いただこうかなと。
(2)帝国に与えられたミッションに従って,宇宙に出る。星系ごとに複数の戦場が存在しており,星系のボスを倒せば,また違う星系(ストーリー)へ舞台を移せる仕組みだ |
(3)一つの戦場の中にも,複数の敵艦隊が存在している |
(4)そして戦闘。詳しくは後述しよう |
(5)戦闘で勝利して報酬を獲得し |
ゲーム開始時の惑星には「惑星要塞」だけが存在している。ここは,一定時間ごとにメインとなるゲーム内通貨「キュービッツ」を生産(厳密には,惑星の住民から徴収)してくれる施設だ。
惑星要塞のレベルを上げることで獲得できるキュービッツが増えるが,レベルアップごとに一定時間のクールタイムが必要となるので,連続してレベルを上げることはできない。そして施設自体のレベル上限も,プレイヤーレベルに縛られている。これは,惑星要塞だけでなく,ほぼすべての施設で共通のルールとなっている。
もちろんほかにも,惑星にはさまざまな施設を建てていくことになる。チュートリアルライクな序盤でも簡単な説明はあるが,以下で本作の主な(数値という意味での)ポイントや施設を紹介しておこう。
キュービッツ:
施設のアップグレードや,各種施設の機能を使用するときに大抵は必要。平たく言えばお金。ミッション達成報酬を始め,さまざまなタイミングで得られる
補給:
艦隊で戦闘を行う場合に必要。戦闘ごとに1消費するが,30分ごとに1得られる。また1日に1回,補給は全回復する(“補給バー”の数値が20/20になる)
技術ポイント:
艦隊の各戦艦の強化などに必要。戦闘を始め,さまざまなタイミングで得られる
名声:
戦闘時に戦艦が発動できるスキル,使える陣形パターン,艦隊内の戦艦数の増加などに必要。戦闘での勝利や,星系での調査任務,PvPコンテンツなどで得られる
クレジット:
補給の回復や,各種便利アイテムの購入に必要。基本的には有料通貨のため購入して使うことになるが,「戦闘を良い成績で勝利する」などでもそこそこ手に入る
【修理工場】戦闘でダメージを負った戦艦を修理するための施設。戦艦は50%以上のダメージを負うと,戦闘力が大幅に減少するので結構重要 |
【テクノ実験室】艦隊の基礎的な能力を高めるための施設。エンジニアリングハブに似た機能を持つが,ここでは艦隊全体の能力を底上げできる |
【軍事アカデミー】“エリート”と呼ばれるやや強い艦隊と戦闘するための施設。装備の進化に必要な設計図はここで入手できる |
【事務局】ストーリーの流れで,プレイヤーは帝国からの支援を打ち切られてしまう。この施設で事務官を雇って,帝国との連絡や資源(キュービッツ)調達などの業務を依頼することになる |
フルオートの艦隊バトルは意外にも爽快感高し
戦艦の特徴把握と「陣形」が決め手だ
あらためて説明すると本作の戦闘は,プレイヤー側の複数戦艦と,敵側の複数戦艦による艦隊戦となる。本作の登場キャラクター達はすべて戦艦の艦長のような形で登場するので,キャラクター=戦艦と考えていい。
旗艦としてすべての戦闘に参加するプレイヤーの戦艦を含めて,各キャラクターの戦艦は強化/進化が可能となっている。各戦艦はそれぞれ(キャラクターの性格を反映しているようなしていないような)特徴があり,攻撃力が高い,防御力が高い,○○系統の武器を装備できるなどという個性を持っている。戦闘中に発動する「スキル」も,大きな違いが見られる点だろう。
裏を返すと,本作の戦闘は「いかに戦闘に備えて艦隊を強化できるか」「いかに艦隊を編成して各戦艦の長所を生かした陣形選びができるか」にすべてがかかっているのだ。
実をいうと本作では,「同じ敵と何度も戦う」ことが少なくない。レベル上げのため,同じ戦闘でより良い戦績をあげるため,そういった行動が必要になる。「戦闘に負けた。でも現時点では(資源がなくて)これ以上艦隊の能力は上げられないんだが……」なんていう場合もあるだろう。あるだろうというか,ままあるシチュエーションだ。
そんなとき,陣形を少しいじってやるだけで,勝敗や戦績がガラリと変わったりするから本作の戦闘は面白いのである。スヌーピー風に言えば「配られたカードで戦う面白さ」とでも言おうか(分かりづらい例え)。敵味方の攻撃の順番なども考慮しつつ,最小の被害で最大の効果をあげる方法を模索する。パズルにも通じる面白さだ。
PvP要素「アリーナ」でランキングを競う
ほかにもあらゆるコンテンツにプレイヤー達の影が……
せっかく育てた艦隊なのだから,CPUだけでなくほかのプレイヤーとも戦って腕試しをしたいところ。もちろん本作は,そんな欲求を満たしてくれるPvPコンテンツも備えている。なかでも最も頻繁に挑戦することになるコンテンツは,プレイヤー間でランキングを競う「アリーナ」だろう。
アリーナは艦隊の強さを競う場所だ。プレイヤーレベルやゲームの進行度などは一切関係なく,まさに無差別級の戦いが繰り広げられるのである。
アリーナのメイン画面。近いランクのプレイヤーが表示されている |
戦績は蓄積されるうえ,戦闘はすべてリプレイを閲覧可能 |
アリーナにおいては,対CPU戦のようにあらかじめ敵の戦艦構成や陣形は分からない。味方側の陣形も,あらかじめ設定しておいたものが使われる。能動的にアリーナに挑戦しない場合でも,常にプレイヤーはほかのプレイヤーの挑戦を受け付けている形なので,カードゲームのようにメタ対策(※)も重要になるだろう。
※いくつかの特定のパターン(本作の場合は,戦艦構成/陣形)を想定して,最も勝率が高いと考えられるよう対策を練ること
プレイヤーには,現ランキングに応じたキュービッツや名声などの報酬が一定時間ごとに与えられる。名声は超重要なポイントであることから集めにくく設定されているので,アリーナを積極的に活用したい |
ランキング1位のプレイヤーに関しては,戦績やリプレイデータが公開されている。戦闘の参考にもなるだろう |
本作にはそのほかにも,PvPコンテンツがいくつか用意されている。「デクスター実験室」にある「採鉱」では,宇宙に漂う鉱物を採掘しているほかのプレイヤーからキュービッツなどを「略奪」できるほか,ほかのプレイヤーの惑星を植民化して経験値を獲得する「植民」機能では,惑星の統治者と戦うことになる。はっきりいって,強力な艦隊を要していれば,かなり自由に暴れることができるのだ。
採鉱にもほかのプレイヤーの影がみえる |
独立した惑星を争奪する植民も同様 |
連盟メンバー数人で挑む宇宙探検隊 |
連盟同士で要塞を攻め合うことも |
雰囲気良し,テンポ非常によし。
手軽ながらも“ちゃんとSFしている”一作だ
画面インタフェースにあるオレンジ色に光っているボタンを押していけば,その日もらえる報酬などをひととおり確認できる |
一方で,冒頭から述べているとおり,本作は“しっかりとSFしている”作品でもある。たとえば「キャラクター一人を仲間にする」という作業だけを見ても,「スターポートにあるワープゲートステーションから新たな艦隊を伝送する。伝送にはワープエネルギーが必要となり,呼び寄せるキャラクターによってエネルギーの種類が異なる」といった設定が存在している。非常に細かい点なのだが,こういった部分に用意されている一見無駄にも思える(?)設定の数々が,没入感を高めてくれるのである。まさに“ちゃんとSFしている”。プレイしていれば,随所に興を削がないための設定が盛り込まれていることに気付くはずだ。
んー,いやいや,なんかちょっと堅めの締めになってしまったが,ともかく本作は,理屈抜きに艦隊戦の爽快感が高いし,インタフェースの反応もいいし,全体的にテンポの良い作品に仕上がっている。艦隊の戦艦構成や陣形で少し頭を使ったあとは,ピポピポとさまざまな機能にアクセスし,艦隊指揮官になりきって気持ちよくプレイできると思うので,本稿をここまで読み進めてくれた人は,ぜひ一度プレイしてみてほしい。