MicrosoftのWindows 10イベントで,「ゲームストリーミング」機能の最新情報やWindows 10 Mobile搭載スマートフォンをチェックしてみた
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実のところ,ゲーマーに関係する話題はほとんどないイベントだったのだが,
着実に進化を続けるWindows 10のゲームストリーミング機能
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実はこのゲームストリーミング機能は,
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とくに重要な改良点は,入力操作がゲームに反映されるまでの遅延(レイテンシ)を低減したことにあると,会場のMicrosoft関係者は説明していた。筆者もWindows 10のリリース直前に,ゲームストリーミング機能を試したことがあったのだが,当時は「入力に対するレスポンスがちょっと悪いな」と感じたことがあったのを覚えている。実際,Microsoft社内でFPSのヘビープレイヤーに,ゲームストリーミング機能を使ってBattlefieldシリーズをプレイしてもらったときは,遅延の大きさに酷評を受けたという。
しかし,現在のゲームストリーミング機能では,入力に対する遅延を大幅に短縮したのに加えて,PC側の表示フレームレートも最大60fpsに対応したことで,プレイの快適さが大きく向上しているそうだ。
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Xbox One本体とWindows 10搭載PCを持っている人は,一度試してみると面白いのではないだろうか。
視線追跡型HMD「FOVE」の試作機も披露
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FOVE HMDの特徴は,装着者の視線を追跡する機能を備えることだ。詳細は西川善司氏によるレポート記事を参照してほしいが,簡単に説明すると,映像を見るレンズの周囲に赤外線LEDを取り付け,赤外光を使って瞳孔の位置を検出するという機能を備えたHMDである。これを利用すれば,視線の動きでゲームを操作したり,視点の周辺だけを高精細に表示して,その周囲はほどほどの品質で描画するといったことが可能になるという。
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FOVEのCEOである小島由香氏によれば,視点の周辺だけを高精細で描けばいいFOVE HMDなら,全画面を高精細に描く既存のVR HMDと比べて,6倍もレンダリング時間を短縮できるという。ゲームに応用する場合,グラフィックスエンジン側がFOVE HMDに対応したレンダリング機能を備えている必要があると思われるが,なかなか興味深いアプローチであり,Microsoftが目を付けたのも頷ける。
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FOVE HMDの技術が,どのような形で製品化されるのかはまだ分からないが,期待の持てる技術であるのは確かだろう。今後の展開に期待したい。
VAIOやAcerがWindows 10 Mobile搭載スマートフォンを国内市場に投入
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メインメモリ容量が1GBだと,Windows 10 Mobileの特徴である,スマートフォンを外部ディスプレイやキーボードとつなぐことで,PCのWindows 10と同じような画面でアプリを利用できる機能が使えないのではないかと思われるのだが,初期に販売されるWindows 10 Mobile搭載スマートフォンは,どれも同じようなスペックになっていると,サードウェーブデジノスの担当者は説明していた。
今回披露されたWindows 10 Mobile搭載スマートフォンの発売時期や価格は発表されなかったが,早期の投入を期待したいところだ。
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