スマホゲームのセルラン分析（2025年2月13日〜2月19日）。今週の1位は「ドッカンバトル」。韓国における昨年10月〜12月の収益ランキングも

　Sensor Towerのデータによると，2024年におけるスマートフォン向けゲームの国内収益は約1兆2400億円にのぼる（関連記事）。そんな世界有数のスマホゲーム大国である日本で，いま最も売れているタイトルをはじめとした，さまざまなデータを毎週お届けするのが，本連載「スマホゲームのセルラン分析」だ。

スマホゲームの国内収益ランキング
（2025年2月13日〜2月19日）

順位	前週	タイトル	DL数の成長率 （前週比）	収益の成長率 （前週比）
1	5	ドラゴンボールZ ドッカンバトル	13％	168％
2	2	ラストウォー：サバイバル	5％	-6％
3	3	モンスターストライク	-21％	78％
4	1	Pokémon Trading Card Game Pocket	-15％	-45％
5	12	プロ野球スピリッツA	36％	72％
6	10	Fate/Grand Order	-22％	28％
7	6	ホワイトアウト・サバイバル	-14％	-9％
8	8	ドラゴンクエストウォーク	-19％	-12％
9	11	にゃんこ大戦争	18％	-18％
10	39	学園アイドルマスター	-10％	175％
11	7	ONE PIECE バウンティラッシュ	4％	-34％
12	18	ゼンレスゾーンゼロ	-23％	54％
13	13	ロイヤルマッチ	18％	-20％
14	55	三國志 真戦	-21％	267％
15	33	あんさんぶるスターズ！！Music	589％	97％
16	15	荒野行動	2％	1％
17	37	プロジェクトセカイ	45％	96％
18	21	パズル＆ドラゴンズ	-5％	30％
19	46	鳴潮	26％	130％
20	19	Pokémon GO	-8％	0％
21	34	ウマ娘 プリティーダービー	1％	38％
22	31	トゥーンブラスト	-2％	21％
23	26	パズル＆サバイバル	-8％	-4％
24	4	崩壊：スターレイル	-34％	-71％
25	25	ガーデンスケイプ	19％	-12％
26	27	アーチャー伝説2	-6％	-9％
27	14	原神	-10％	-48％
28	24	eFootball 2024	-15％	-17％
29	30	LINE ポコポコ	-22％	-4％
30	17	恋と深空	-18％	-42％
31	36	メメントモリ	-17％	-4％
32	56	ドラゴンクエストタクト	-7％	61％
33	80	ディズニー ツイステッドワンダーランド	-3％	132％
34	51	Wizardry Variants Daphne	-16％	35％
35	-	Go! Go! マフィン!（2月12日リリース）	-	-
36	41	Top Heroes	-25％	2％
37	32	キングダム 頂天	9％	-23％
38	43	Age of Origins	-30％	-2％
39	96	グランブルーファンタジー	-40％	182％
40	48	タウンシップ	-11％	13％
41	22	アークナイツ	-26％	-43％
42	29	LINE：ディズニー ツムツム	-30％	-35％
43	62	キノコ伝説：勇者と魔法のランプ	7％	48％
44	35	ブルーアーカイブ	-21％	-24％
45	45	ホームスケイプ	-16％	-10％
46	66	ツリーオブセイヴァー：ネバーランド	-36％	51％
47	23	信長の野望 覇道	-26％	-47％
48	9	遊戯王 マスターデュエル	-58％	-81％
49	42	妖怪ウォッチ ぷにぷに	-21％	-19％
50	28	勝利の女神：NIKKE	7％	-45％

※データはSensor Towerから引用
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（収益）の実値は本連載では非公開

　国内収益ランキング1位は「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」（iOS / Android）だ。10周年キャンペーン第2弾として，「DOKKANフェス」と「頂・伝説降臨祭」を2月15日に開始した。新SSRキャラクター「超サイヤ人ベジータ（天使）」「超サイヤ人2孫悟飯（少年期）」「フリーザ（最終形態）（天使）」の登場が，前週比168％の増収につながった。


　「三國志 真戦」（iOS / Android）は，2月特別復刻イベントを2月14日から15日まで開催した。PKシーズンのサーバー限定でS2，S3シーズン名将パックが復刻され，全シーズンで入手可能なS1シーズン名将パックも追加された。

　あわせて，ゲーム内通貨の購入時に2倍の量が手に入る2倍玉璧チャージイベントも開催され，前週比で収益を267％伸ばしている。

　また新作は，XDが2月12日にリリースした放置系RPG「Go! Go! マフィン!」（iOS / Android）が35位にランクイン。人間の言葉をしゃべる猫「マフィン」と一緒にファンタジー世界を冒険でき，ゆったりとしたゲームプレイを楽しめるタイトルだ。

韓国における2024年10月〜12月の収益ランキング

　今回は，韓国における2024年10月〜12月の収益ランキングを紹介しよう。前期（2024年7月〜9月，関連記事）と比較したデータも併記しているので，参考にしてほしい。

順位	前期	タイトル	DL数の前期比	収益の前期比
1	2	ラストウォー：サバイバル	-15％	1％
2	1	リネージュ M	-30％	-32％
3	3	ホワイトアウト・サバイバル	26％	7％
4	4	オーディン：ヴァルハラ・ライジング	6％	-21％
5	6	ロイヤルマッチ	-28％	-11％
6	-	カピバラGO！（10月23日リリース）	-	-
7	7	ラッキー傭兵団：協力ディフェンス	-34％	-21％
8	9	リネージュ2M	-52％	-12％
9	16	勝利の女神：NIKKE	19％	23％
10	11	ブロスタ	-24％	-13％
11	13	Roblox	-14％	-9％
12	12	リネージュW	29％	-10％
13	14	EA SPORTS FC MOBILE	-16％	-18％
14	-	ツリーオブセイヴァー：ネバーランド（10月11日リリース）	-	-
15	-	Pokémon Trading Card Game Pocket（10月30日リリース）	-	-
16	20	EA SPORTS FC ONLINE M	-30％	-14％
17	10	キノコ伝説：勇者と魔法のランプ	214％	-48％
18	21	チームファイト タクティクス	-8％	-10％
19	27	ガーデンスケイプ	-19％	6％
20	17	ゼンレスゾーンゼロ	-88％	-32％
21	5	Lord Nine	-86％	-75％
22	-	アーチャー伝説2（11月20日リリース）	-	-
23	32	シーサイド　エスケープ：マージ＆ストーリー	55％	20％
24	25	原神	1％	-9％
25	34	Com2uS プロ野球V25	8％	19％

※データはSensor Towerから引用
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（収益）の実値は本連載では非公開

　2024年10月〜12月の韓国スマホゲーム市場全体の収益は，前期比で10％減少した。また，前年同期（2023年10月〜12月）と比べると，8％の減収となった。

　HABBYが2024年10月23日にグローバルリリースした「カピバラGO！」は6位にランクインした。カピバラがファンタジー世界を冒険する，テキストアドベンチャー型のローグライクRPGとなっている。


　また，同じくHABBYが2024年11月20日に韓国でリリースした「アーチャー伝説2」も22位にランクイン。「アーチャー伝説」の新章となるローグライクアクションシューティングゲームであり，日本でも1月8日にリリースされた。


　このほか，Qookka Entertainmentが2024年10月11日にアジア向けにリリースしたMMORPG「ツリーオブセイヴァー：ネバーランド」は14位，ポケモンが2024年10月30日にグローバルリリースした「Pokémon Trading Card Game Pocket」は15位にランクインしている。

Sensor Tower 日本語公式サイト

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