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印刷2025/03/27 18:00

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「ミュージカル『刀剣乱舞』 〜坂龍飛騰〜」会見&ゲネプロレポート。新時代の旗を掲げるを合言葉に,陸奥守吉行と坂本龍馬の熱いドラマを描く

 DMM GAMES,ニトロプラスの刀剣育成シミュレーション「刀剣乱舞ONLINE」BROWSER / iOS / Android)を原案とした「ミュージカル『刀剣乱舞』」(以下,刀ミュ)が,2025年10月30日に10周年を迎える。

 その記念すべき年の1月1日に発表され,大きな話題となった新作本公演「ミュージカル『刀剣乱舞』 〜坂龍飛騰〜」の東京公演が,3月23日にTOKYO DOME CITY HALLで幕を開けた。

 本稿では,前半に刀剣男士キャスト並びに演出の茅野イサム氏が登壇した会見の内容を,後半では関係者/メディア向けゲネプロ公演の模様をお伝えする。後半の公演レポートでは,物語に関する記述や写真が含まれるため,観劇・配信視聴予定の人は注意してほしい

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ミュージカル『刀剣乱舞』 〜坂龍飛騰〜

■期間
【東京公演】2025年3月23日〜30日
会場:TOKYO DOME CITY HALL

【大阪公演】2025年4月5日〜26日
会場:箕面市立文化芸能劇場 大ホール

【東京凱旋公演】2025年5月2日〜11日
会場:TOKYO DOME CITY HALL

■出演(敬称略)
陸奥守吉行役:田村 心
肥前忠広役:石川凌雅
南海太郎朝尊役:塩田一期
笹貫役:福澤 侑
後家兼光役:佐奈宏紀
大慶直胤役:大友至恩

坂本龍馬役:上山竜治
西郷隆盛役:松本 亮
久坂玄瑞役:鈴木利典
岡田以蔵役:兼松若人

勝 麟太郎役:日野陽仁

岩崎大輔/大野涼太/村中一輝/杉山諒二
花見卓也/佐藤一輝/齋藤 駿/島田和哉
白濱孝次/塚田知紀/寒川祥吾/千葉恵佑/兵藤結也
松原海児/千大 佑/河島樹来/田中蘭丸/末?伊織
森本拓也/茶谷優太/二宮礼夢/南舘優雄斗

■STAFF(敬称略)
原案:「刀剣乱舞ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS)
演出:茅野イサム
脚本・作詞:浅井さやか
音楽監督:YOSHIZUMI
振付・ステージング:本山新之助,TETSUHARU,桜木涼介
主催:ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会(ネルケプランニング,ニトロプラス,DMM GAMES,ユークリッド・エージェンシー)




合言葉は「新時代の旗を掲げろ」
ゲネプロ公演前会見


 ゲネプロ公演前に行われた会見には,本公演には久しぶりの参加となる陸奥守吉行役の田村 心さん,肥前忠広役の石川凌雅さん,そして新たに登場した刀剣男士たちを演じる南海太郎朝尊役の塩田一期さん,笹貫役の福澤 侑さん,後家兼光役の佐奈宏紀さん,大慶直胤役の大友至恩さん,そして演出家の茅野イサム氏が登場し,作品への想いを語ってくれた。

陸奥守吉行役 田村 心さん

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――開幕を迎えての今のお気持ちや,作品への意気込み,来場者へのメッセージをお願いします。

 僕個人としては,7年ぶりの本公演ということで,かなり気合を入れて臨みました。しかし,気合だけではどうにもならないこともたくさんありましたし,自分の未熟さにもあらためて向き合うような稽古期間でした。

 そのなかで「絶対に折れないぞ」という気持ちは忘れずに,ひたすら前を向き,今日まで過ごしてきました。万全の状態でお客さまにお届けできればいいなと思っております。7年ぶりの陸奥守吉行の出陣を,楽しみに待っていてください!

――今回が2度目の本公演となります。経験を積んで臨まれた本作で,新たに気づいたことや,稽古で印象に残っていることがあったら教えてください。

 先輩の偉大さをあらためて感じる日々でした。初めて先輩がいない「ミュージカル『刀剣乱舞』」で,先輩たちがいかに僕たちの面倒を見て,いかに前を向かせてくれていたのか,先輩がいなくなった今,感じていました。

 稽古中の話になりますが,加州清光役の佐藤流司くんや,三日月宗近役の黒羽麻璃央くんがご飯に連れて行ってくれたり,蜂須賀虎徹役の高橋健介さんが「大丈夫か?」と連絡をくれたりもしました。思い返してみて,偶然にも前作(「陸奥一蓮」)に出陣しているメンバーだなと気づきました。

 直近で過酷な出陣をしていたメンバーだからこそ,今の出陣メンバーのことを気遣ってくれているのかなと。次の本公演のときには,外から見守れる先輩になれたらと思いました。



肥前忠広役 石川凌雅さん

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――開幕を迎えての今のお気持ちや,作品への意気込み,お客様へのメッセージをお願いします。

 今作の発表が1月1日にありまして,そこから3か月半。振り返ればあっという間なのですが,(発表時には)想像できないような稽古場での感情や経験を,たくさん積ませていただきました。

 ファンや関係者の皆さま,そして空の向こうできっと見ていてくださる幕末の偉人の皆さまにもお届けできますように,精一杯に刀剣男士として生きたいと思っております。よろしくお願いします。

――今回が2度目の本公演となります。経験を積んで臨まれた本作で,新たに気づいたことや,稽古で印象に残っていることがあったら教えてください。

 3年ぶりの出陣ですが,非常に学びの多い現場だというのが,率直な感想です。役者としても,個人としても,この現場だからこそ気づけたこと,学べたことがとても多く,3年前もそうでしたが,あらためて強く感じます。

 今年10周年を迎える作品ですが,末永く続いていく作品だと思いますので,これからにつないでいけるような作品,そのような役割をしっかりとつとめていきたいと思っています。



南海太郎朝尊役 塩田一期さん

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――開幕を迎えての今のお気持ちや,作品への意気込み,お客様へのメッセージをお願いします。

 稽古期間は長いですが,体感としては1週間ほどしかなくて。それほど充実した期間で,一生懸命に目の前の課題と向き合い,取り組んできました。自分としての南海先生(南海太郎朝尊)はまだつかみかけなので,もっともっと研究して,つかんでいけるように勉強していきたいと思います。

 自分は日本史が苦手だったんですが,この作品に携わらせていただくことになって,日本史をすごく勉強しまして。こんなにもステキなドラマが繰り広げられていたんだとあらためて感じ,日本人でよかったと思いました。見に来てくださるお客さまも,作品を通して自分と同じように歴史を愛していただけたらと思っています。楽しんでください。

――新たにカンパニーに参加されてみて感じた魅力,面白さや,稽古中のエピソードがあれば教えてください。

 稽古が始まった頃は,ガチガチに緊張していました。(田村)心さんが,自分と(大友)至恩をご飯に連れて行ってくれて,緊張をほどいて,ラフな状態で稽古ができるようになっていったのが,ありがたいことだったなと感じます。

 茅野さんも常々おっしゃっているんですが,緊張していると身体が固くなって声が出なくなるので,身体を自由な状態にできることが,一番いい芝居につながるということをこの現場で学びました。

 本作は芝居だけでなく,殺陣,歌やダンスもあって,先輩方は平然とした顔でこれを舞台上でかっこよく見せているのかと,現場に入ってすごく感じました。先輩方に負けないように,今まで稽古してきたものを全力で出せるように,本番に臨めたらと思っております。



笹貫役 福澤 侑さん

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――開幕を迎えての今のお気持ちや,作品への意気込み,お客様へのメッセージをお願いします。

 10周年の節目に,新・刀剣男士として参加できることを心から感謝し,光栄に思います。僕自身ができることを,すべて全力でぶつけて参りますので,皆さま,応援のほどよろしくお願いいたします。

――新たにカンパニーに参加されてみて感じた魅力,面白さや,稽古中のエピソードがあれば教えてください。

 (過去の「刀ミュ」では振付やステージングに参加)今作は出演者として参加させていただいて,皆と考え,セッションしながら生み出していって,深いなと思いました。僕のなかで一番大きいのは,茅野さんと出会って,演劇,芝居,自分がやってきたことをあらためて考えることができる日々だったことです。

 今回一緒に戦うメンバーが,真面目に稽古に取り組む姿を間近で見ています。アンサンブルの皆さま,スタッフの皆さま,本作に関わっているすべての皆さまが,すごい熱量で作品に向き合っているので,自分も応えなければと必死でした。あとは,見ていただく皆さまに届けるだけなので,しっかりといい空気でお届けしたいと思います。



後家兼光役 佐奈宏紀さん

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――開幕を迎えての今のお気持ちや,作品への意気込み,お客様へのメッセージをお願いします。

 愛の戦士・後家兼光役の佐奈宏紀です。皆さん,「ごっちん」と呼んでください! 稽古期間はたくさんあったはずなのに,一瞬でこのゲネプロを迎えているなという実感があります。それだけ,濃密な稽古をしたんだなと思っています。

 僕も役者人生のなかで,この「ミュージカル『刀剣乱舞』」に出会わなければ,絶対に分からなかった役作りなどがあり,新たな扉が開いた感覚がして,わくわくしています。自分たちが作ってきたものが,お客さまにどう思っていただけるか,本当に楽しみです。新・刀剣男士として新たな風と,「ごっちん」として皆さまにたくさんの愛を届けられるように頑張ります。よろしくお願いします。

――新たにカンパニーに参加されてみて感じた魅力,面白さや,稽古中のエピソードがあれば教えてください。

 10周年を迎えた作品だと,絆が深すぎて,(新キャストが)入っていける隙がないのではないかと思っていたんです。しかし,快く4振りを迎え入れてくれて,温かいカンパニーだと感じました。

 10年の歴史や自信をアンサンブルの皆さんから感じましたし,「この現場に長くいれば上手くなる」と,稽古のなかで僕自身も感じました。そのため,もっともっと稽古したかったし,作品に関わりたいという気持ちもあります。ポスターや取材に登場するのは僕たちですが,舞台の8割くらいはアンサンブルの皆さんが作り上げてくれていると思っています。そこに関する安心感が強いです。

 そして,上山竜治さん(坂本龍馬役)をはじめ,歴史上の人物たちを演じるキャストのお芝居が重厚で,精密で,深くて……言葉に表せないほどです。稽古場でも楽しくて,「毎日(芝居の技術を)盗まなければ」と思うほどでした。また個人的には,人間を演じるのではなく,刀を演じるというのも面白かったです。

 今まで先輩方やお客さまが作り上げてきたものを背負って,新しい風を起こすという気概で頑張ります。



大慶直胤役 大友至恩さん

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――開幕を迎えての今のお気持ちや,作品への意気込み,お客様へのメッセージをお願いします。

 人生初の刀剣男士,そして現時点で最年少の刀剣男士となりました。自分自身,あまり経験がないのですが,約2か月の長くも短い稽古期間のなかで,ときには「大丈夫なのかな」と自分自身を心配することもありました。それでも,たくさんの学びがあり,ここまで来られました。見てくださる主(あるじ)の皆さんに,幸せを届けられたらと思っております。よろしくお願いします。

――新たにカンパニーに参加されてみて感じた魅力,面白さや,稽古中のエピソードがあれば教えてください。

 稽古が始まる前に,僕と(塩田)一期さんで,茅野さんに事前稽古をしていただきました。そのときに茅野さんが「君たちの意識を変えにきた」と言ってくださって,ハッとしました。役に対する意識が変わったことで,その場で生きていられるというか……。始まる前とは180度,意識が変わったのではないかと思っています。

 今回は戦闘シーンも多いですが,皆さんには会話をしっかり見ていただきたいです。



演出 茅野イサム氏


――本作は12作目の物語となります。どういったところが見どころでしょうか?

 今回はずばり,坂本龍馬と陸奥守吉行の物語です。前回,むっちゃん(陸奥守吉行)が出陣したのは7年前(「結びの響,始まりの音」)で,そのときは(物語の展開で)陸奥守吉行と坂本龍馬の物語に,深く入り込むことができませんでした。僕としてはやり残している感じがあり,あのとき,むっちゃんがあんなに悲しいものを背負って,なぜ強くなったのかを本作で描きたい,僕自身も知りたいということで主軸にしました。

 過酷な任務・出陣を描いてきましたが,本作では今までとは違った意味で過酷な戦いになります。それを,中心となる陸奥守吉行を周りがどうサポートするのか,一枚岩ではない部分も含めて,今までにはない作品に仕上がったと思います。

――本作で4振りの刀剣男士が新たに加わりました。登場する刀剣男士キャストの皆さんについて教えてください。

 今回は「新時代の旗を掲げろ」が合言葉。このメンバーで新しい時代を作るぞ,と。昨年の9年目では,これまでの集大成的なことをやりました。この10年目は,今までを振り返るというより,新しい「ミュージカル『刀剣乱舞』」の始まりの年だと位置づけています。新しい時代を作るのにふさわしいメンバーが集まりましたし,初めてのぶん苦労もあったんですけど,楽しかったですし,これからへの期待が(その苦労を)上書きしています。

 前向きで,真面目なメンバーです。田村にしろ,石川にしろ,いい意味でまだフレッシュです。いい意味で“先輩感”がない。17歳の子(大友)もいますが,それを感じさせず,フラットな座組になったなと思います。これだけの良い座組なので,いい作品が生まれているのではないかと。もちろん,いい作品かどうかはお客さまに判断していただくものですが,胸を張ってお見せできるものになったと思っています。

写真左から,大慶直胤役の大友至恩さん,笹貫役の福澤 侑さん,肥前忠広役の石川凌雅さん,陸奥守吉行役の田村 心さん,南海太郎朝尊役の塩田一期さん,後家兼光役の佐奈宏紀さん
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坂本龍馬に関わる歴史を守るため,
陸奥守吉行たちが幕末へ出陣


 本作は,1部・ミュージカルと2部・ライブの二部構成で上演される。第1部ミュージカルは,幕末を舞台に,陸奥守吉行と,元の持ち主であった坂本龍馬を中心とした物語だ。西郷隆盛久坂玄瑞岡田以蔵勝 麟太郎ほか,幕末時代の有名な人物が多数登場するが,歴史に詳しくなくても十分に楽しめる内容なので,気負わず観劇してほしい。

 筆者個人としては,坂本龍馬の活躍を知っていると,より分かりやすく感じた場面も多かった。観劇前に歴史年表をざっと見直しておくだけでも,作品の奥行きがより深く味わえるはずだ。

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 審神者(刀剣男士たちの主/原案ゲームではプレイヤー)に,「坂本龍馬に関する出陣はすべて自分に行かせてほしい」と希望し,その役目を担っている陸奥守吉行。

 時間遡行軍が坂本龍馬に関する歴史改変を狙っていることが分かり,陸奥守吉行を隊長として,肥前忠広南海太郎朝尊笹貫後家兼光大慶直胤の6振りが,幕末時代へと出陣することになる。

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 史実では,坂本龍馬は慶応3年11月15日に,京都の近江屋で最期を迎える。その歴史を守るために,刀剣男士たちは幕末を生きる人々と交流しながら,時間遡行軍の狙いを探っていくことになる。

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 しかし,刀剣男士たちの考えは一枚岩ではなく,対立したり,予期せぬ発言からトラブルに発展したりする場面も見られた。彼らがそれぞれの想いを乗せて歌うシーンは,どれも胸が熱くなるものばかりだ。また,歴史上の人物たちの歌唱も重厚感があり,聴きごたえは十分だった。

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 また,坂本龍馬の愛刀であった陸奥守吉行だけでなく,岡田以蔵が使用したとされる肥前忠広,武市半平太が使用したという南海太郎朝尊と,幕末の人物たちに縁のある刀剣男士たちが多数出陣しているのも,見どころのひとつだ。

 陸奥守吉行たちが,歴史を守るためにどのような行動をとるのか,ぜひ皆さんの目で確かめてほしい。

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 2部のライブでは,刀剣男士たちの華やかなパフォーマンスが披露された。2部のみ,公式ペンライトなどを利用した応援が可能となっているので,客席も一体となって刀剣男士たちをぜひ盛り上げてほしい。

 大千秋楽となる5月11日18:00開演のライブビューイングが,全国の映画館にて開催される。チケット価格は3800円(税込)で,ローソンチケットにて,3月24日12:00〜4月13日23:59まで,プレリクエスト先行(抽選)の申し込みが受付中だ。

 また,動画配信サービス「DMM TV」にて,本公演の模様がライブ配信される。対象となる公演は,3月23日18:00公演(東京公演初日),5月11日12:30公演,5月11日18:00公演(大千秋楽)で,チケット価格は各3800円(税込)。見逃し配信の期間は公演ごとに異なるため,詳しくは公式サイトで確認してほしい。

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