攻略
「LET IT DIE」の頂上を目指すセンパイ達に「バルブの塔の登り方(中級編)」をお届け。硬いなら“パンイチにしちゃえばいいじゃないッスか”
「センパイ! 初夏に“バルブの塔”がさらに高くなるらしいッスよ? 早く41階まで行っちゃいましょ〜よぉ」
といった感じで,ガンホー・オンライン・エンターテイメントが運営中のPS4用サバイバルアクション「LET IT DIE」のロードマップが「こちら」のインタビューで明らかになった。
41階までは“チュートリアル”らしいのだが……まだ攻略中のプレイヤーとしては,「そんなこと言われても,難しいんだよ!」といったところかもしれない。ともあれ,40階突破は果たしてほしいので,前回の初級編に引き続き,中級編として,30階までの攻略アドバイスをお届けしたいと思う。なお,上級編と呼べるのは31階以降だと思うのだが,そこから先は,これまでのノウハウを応用すれば,きっとなんとかなるはず。したがって,今のところ掲載は未定ということにしたい。
・「LET IT DIE」の頂上を目指すセンパイ達に「バルブの塔の登り方(初級編)」をお届け。戦いの基本は“後の先”だ
なお,本稿の情報は掲載時点(4月22日)のものとなっている。運営型のオンラインゲームということもあり,今後のアップデートで仕様が変わる可能性がある点はご了承いただきたい。変更点などは,公式サイトのパッチノートなどで確認できる。
ステルスの重要性に気がつくジャクソン層<11〜20階>
11階に到着してすぐは,敵がいきなり強くなったと感じるだろう。基本的に本作では,10階ごとに敵が持つ装備の種類が変化し,より上の階層に行くほど武器の強さ(+効果や☆)が上昇するからだ。
また,マチェーテやコンバットナイフといった新しい武器も登場するので,敵の動きが,とかく分かりづらい。さらに,この階層から遠距離武器が一気に増え,遠くからいきなり攻撃されることも多くなるなど,いつでも死ねる要素は揃っている。隙が大きいので避けてしまえばどうということはないのだが……初めて出会うスナイパーライフル持ちは本当に怖い。
一方,マックス層に比べて開けた地形が多く,敵がこちらを見て確認しにくるまで距離があったり,背後に回れたりする場所もある。うまく立ち回れば,戦闘をやり過ごせるケースも増えるわけだ。このあたりで,敵がどれくらいの距離感で,またプレイヤーのどんな行動で反応するのかを,じっくりと確認してみてもいいだろう。
相手の攻撃に合わせてうまくガードすると,ジャストガードが発生。ダメージがゼロになり,さらに相手はよろめくのだが,このタイミングがなかなかシビアだ。クエストの中には,これを「10回連続で成功させろ」なんて無茶に感じるものもある。挑戦したのちに「こんなんできるかー!」とDUALSHOCK 4を投げそうになったくらいだ。
しかし,実はジャストガードのタイミングを長時間発生させる武器が存在する。例えば,バットやアイロンのL1/R1攻撃がそれだ(一定のマスターレベルまで上げる必要はある)。ちなみに,高階層に出現するBONE TUBERの高速体当たりアタックも,これで動きをじっくり見てから容易にジャストガードが可能だ。
この階層での最初の難関は,11階に出現する中ボス「GOTO-9(ゴートク)」だろう。
ここにたどり着くのも少し大変なのだが……ともあれ,こいつは長い舌を使った鞭のような攻撃や,足元がひたすら滑る粘液,ジャンプしてからのボディープレス,転がって体当たりするローリング攻撃が特徴となる。また,赤いガスをまとった状態での特殊攻撃は,食らうと連続でダメージを受けるので装備の耐久面でも危険だ。なお,キノコ(※)をどこかに投げておくと,赤いガスをまとったときにGOTO-9がそれを食べに行くので,その隙を突いて一気に攻撃しよう。
※投げるキノコの種類によって,GOTO-9のHPが回復する場合と,興奮して(?)壁に激突(しばらく気絶)する場合があるようだ。そうした点で,手に入りやすく,使い勝手がいいのはムキムキダケだろうか。
とはいえ,正面に立つことはできるだけ避けて,ジャンプする兆候に注意して逃げれば,この段階ではさほど怖い敵ではないはずだ。
しばらく攻略を進めていると,バルブが赤いままで扉を開けられず,どこに行ってもそれ以上の階に進めなくなる。それは,おそらく11階「マカツツミ」の中ボスGOTO-9を倒していないことによるものだ。この中ボスは,一度13階まで上がってから別のルートで11階に戻る必要があるので,上を目指しているだけでは見落とすことがあるわけだ。
ちなみに上層階になると,バルブで開閉できる扉の関係が複雑になっていたりして,探索も大変になってくる。
ちなみに,「連載第5回に登場したガブリエラさん」も,ここで迷っていたようだ。
16階では,2回めの「JIN-DIE」が出現する。今度は,足場が狭い高所で戦闘が始まるため,走って距離を詰めるというのがなかなか難しい。へたに移動していると攻撃を受けて,高い場所から落下する可能性がある。ここでは,“待ち”が有効だろう。
建物の陰に隠れつつ,少しだけ姿を見せてやると近くにワープしてくることがあるので,そのときに近づいて攻撃しよう。ある程度HPが減ると,JIN-DIEは低い場所に移動する。そのまま追いかけたいところだが,移動時にゲロ攻撃をまともに受けないように注意しよう。ここではゲロ攻撃の頻度も多く,さらに足場が狭かったり,上下に移動したりするせいか,食らいやすい印象がある。
建物の陰に隠れて様子見 |
高低差が大きく,戦闘は高い場所から始まるので落下に注意だ。JIN-DIEはHPが減ってくると下側に移動する。上から遠距離武器で直接狙ってもいいのだが,銃撃に強いらしく簡単には倒せない |
いい撮影場所を探していたら爆風を受けて落下してしまった。上に戻るときは足場を飛んで移動するため足が止まりやすい。ゲロ攻撃に注意しよう |
LET IT DIEで死んだとしても必ず残るもの。それは,プレイヤースキルと,戦闘で得た武器のマスターレベル(熟練度)だ。マスターレベルの経験値は,敵を倒した時点で獲得できるので,最後にトドメを刺すときに,まだ育っていない武器を使うことをオススメしたい。
とくに,拾った武器はその段階で残りの耐久値や弾数が少なく,すぐに使えなくなってしまう。トドメだけに使えば消費を抑えつつ,うまく経験を積んでいけるので効率もいい。なお,ゴアティカル アタックで倒せば武器の耐久値が消耗しないので,よりお得感がある。
○ジャクソン層以降で手に入る攻略のおすすめキノコ
・スケルタケ
食べるとファイターが透明になるキノコ。透明になれるので,強い敵から逃げるためにも利用できるし,ボス戦(音で探知するCOENは除く)でも,一方的に攻撃できる強力なアイテム。こんなに早い段階で出現していいものか……これは,ある種の救済アイテムなのかもしれない。ただし,棲息数は結構レアだ。
サソリを踏みつぶすと入手でき,食べると攻撃力100%アップ(焼くと120%),防御力50%ダウン(焼くと60%ダウン)になるドクバリタケは,一方的に攻撃できるスケルタケと相性抜群。
・トトダケ
サカナを踏みつぶして入手するキノコ。投げつけた範囲内のキャラクターを混乱状態にする。ファイターを見失うだけでなく,敵同士が攻撃し合ったり,初期の配置場所まで戻ったりする。さらに,攻撃しても覚めることがないので,効果が消えるまで攻撃し放題だ。ただ,同士討ちに巻き込まれないように注意はしたい。
また,自分も効果範囲に入ると混乱状態になるが,混乱による操作の変化さえ把握できれば,そのまま戦うことも,逃げることも難しくないので,実は使い勝手が良い。
・オダンゴタケ
ダンゴムシを倒して入手できるキノコ。手に入れるにはちょっとコツが必要だ。ダンゴムシは踏んづけたときに,丸くなるか気絶するので,気絶した状態のときに攻撃すればキノコになる(踏みつぶせない)。武器で攻撃してもいいが,気絶したらターゲットロックした状態でほんの少し後ろに下がり,L1/R1の素手攻撃を行えば倒せる(攻撃が外れることもあるので確実ではないが)。丸まったときは,もとに戻るまで少し待とう。
効果は,致死ダメージ(HPが0になる)を受けたときに,HPが一定量(生で25%,焼くと50%)回復するバフが付くというもの(ただし,回復分以上のダメージを受けると,そのまま死んでしまうことがある)。攻略の保険として,とても心強いキノコだ。
塔を登る前に忘れず食べておいて,さらに保険として1本は塔に持っていきたいところ。なお,この効果はタイトル画面に戻るか,ファイター冷蔵庫で操作するファイターを交換する,メトロフロントからほかのプレイヤーの拠点に襲撃に行くまで続く。
■貼っておきたいオススメデカール。ジャクソン層編
この層まで来ると,デカールを3枚貼れるグレード3ファイターが開放されるので,選択の幅がそこそこ広がる。真っ先にオススメしたいデカールと言えば,初級編でも紹介した「ポイズンイーター」だろう。それこそ回復のメインとも言えるくらいに便利だ。ここではさらに,11階到達時点から購入可能になるデカールもオススメしていこう。
・ポイズンイーター
毒状態になると,ダメージを受ける代わりにHPが回復する,つまりHoT(Heal over Time)効果になるという優れもの。リバースキノコや毒を吐くカタツムリを持ち歩けば,いつでも回復手段になるので攻略にかなり役立つデカールだ。さらに,毒を吐き出す必要がない(○ボタンで吐くアクションがそもそも出ない)のも大きな利点だろう。HPの高いファイターを作成すると効果は相対的に低くなるものの,保険としてカタツムリを持ち歩くだけでも安心できる。
毒状態だと,倒れた敵にストンピングができずに吐いてしまう |
つまり,TREASURE TUBERを倒せない(最後に踏みつける必要がある)というデメリットもあるわけで。期間限定イベント「バトルピット!」でポイズンイーターを貼らずに挑戦して,この意味に気がついたときには絶望した。公式サイトのスクリーンショットに,そのヒントがあったのにッ! |
・ランニングマン
移動時に大変なのが,ダッシュしているとファイターが息切れしてしまうこと。そのたびに,歩きと走りを繰り返すのだが,できればより長い距離を走りたい。そこで利用したいのが,ダッシュ時のスタミナ減少速度と疲れ時のへばっている時間が30%短くなる,このデカールだ。ただし,これは攻撃時のスタミナ減少には影響しないため,攻撃回数を増やせるというわけではない点に注意しよう。
キノコの“真”の重要性に気がつくクローリー層<21〜30階>
敵がさらに硬く,そして嫌な武器がいろいろと追加されるのがこの階層だ。注意したいのは,炎効果が付いたロングソードや,グレード4のファイターを作成すると出現するようになるサーブル(フェンシングの武器)持ちヘイターだろう。
前者は想像どおり攻撃を受けると装備を燃やされるので,ダメージ以上に装備の耐久値減少が深刻だ。後者は連続攻撃で一気に追い詰められやすく,動きを把握できるまではとても厄介な存在になる。
逆に,この階層ではサーブルの設計図が入手できる。攻撃の出が早く使いやすい武器なので,クエストなどの報酬で素材を集めて,できれば早めに開発しておきたい。
ちなみに,槍持ちスクリーマーも出現するのだが,これはうまく誘導すれば,勝手に周囲の敵も倒してくれる頼もしい味方になる。本作ではすべての攻撃に,敵味方問わず当たり判定があるからだ。敵の動きを利用することも活用していこう。
この階層あたりから防具の性能が高くなり,スクリーマーを倒すのでさえも苦労する。強力な武器を手に叩き伏せてもいいのだが,攻撃すればするほど武器の耐久値と攻撃力が落ちる本作だけに,長く探索したいときは,あまり硬い敵で手間取りたくないところだ。
ただ,パンイチのスクリーマーであれば,少しHPが高くなったくらいなら,実は倒すのにさほど苦労はしない。つまり,防具を破壊してしまえばいいのだ。代償として,防具を落としてくれなくなるが,背に腹は代えられない。
防具を破壊するためには,1回の攻撃で複数回ヒットする武器が最適だ。壊すだけなら,とくに攻撃力にこだわる必要もない。なかでもオススメはアイロンで,出が早いので使い勝手がよく,強化していない☆1でも十分に活用できる。ジャストガードといい,この世界のアイロンは便利すぎではないだろうか。
さらに節約したいと言うなら,究極的には“素手”しかない。使い勝手,コスパ共にそろった最終武器と言える。
というのも,素手は1回のダメージこそ小さいが(それでもレベル20まで上げるとL1/R1攻撃で結構なダメージが出る),攻撃の出が早く,何より耐久値が存在しない。スタミナが続く限りひたすら殴り続ければ防具も破壊できる。爪のような素早い武器が相手のときは反撃に要注意だが,攻撃モーションが遅い武器なら,一方的に殴れるのだ。素手のマスターレベルが高ければ,そのまま殴り倒すことも可能だろう。
なお,ヘイターやハンターを相手にする場合も防具破壊は戦術として有効だが,スクリーマーほど簡単に攻撃を受けてくれないし,防具の耐久値も高い可能性がある。無駄撃ちになることも多いので,できればキノコを惜しまずに使って撃退したいところだ。
おそらく,LET IT DIEにおいて,“本当の意味で大きな壁”になるのが23階に出現する「GOTO-9」だろう。マチェーテを装備したザコを召喚するうえ,11階で登場したものよりも,はるかにHPが高く,とにかく硬いからだ。21階に上がったばかりのファイターの武器では,はっきりいって歯が立たない。かといって,上位のグレード4ファイターを作るには,ここを越えて25階まで登る必要がある。ファイターをさらに育てるという手段も使えないので,正直,ここで心を折られたプレイヤーも多いだろう。
そこで重要になるのが,敵を倒して拾える装備品だ。21階以降は,前述のとおり☆3の武器を持った敵が出現する。まずは,とにかくスクリーマーやヘイターを倒して,落とした武器を“使わず”に拾い集めよう。そして,武器やキノコを準備したら,いざ討伐だ。
オススメはスケルタケとドクバリタケを食べつつ,数本用意した斧で大ダメージを確実に入れていく……という,まあゴリ押し作戦である。
これを攻略と言っていいのか悩ましいのだが,死んだら元も子もないので(この階くらいから回収のリスクも大きくなる),手段は選んでいられない。とくにこれ以降,初見での中ボス戦は,ファイターのグレードにしても,そのときに使える武器にしても,適正以下の状態での戦闘になる可能性が高いので,はっきり言ってまともに戦うのは厳しい。相手の動きを見て……とか言っていたら,平気で瞬殺されてしまうだろう。
それならば,とにかく先に進んで高グレードのファイターを開放することが,何より重要だと筆者は思う。キノコだろうが何だろうが,できる準備を整えて戦うべきだと主張したいのだ。
……もうね。GOTO-9と出会って即死。デスメタル(でコンティニュー)を数個使ったうえで武器もなくなる。素手で殴って数ミリ削ったものの,その不毛さに気がつく。何度目かの際子さん登場で諦める……なんてことを体験すると,本当に心が折れるだろう。事実,筆者は折れかけた。そんなわけで,「プライドなんて,ここでキノコと一緒にGOTO-9に食わせてしまえ!」の精神になっている次第である。
高いグレードのファイターを作成できるようになると困るのが,キャラクター育成に必要な経験値だ(と言っても,わりとすぐカンストするのだが)。そこで,食べると経験値を大量に獲得できる,金の生き物を貯蔵庫に溜めておきたい。
ただし,金の生き物はレアなので狙って集めるというのは難しい……のだが,13階「オクサ」では金のカタツムリが2〜3匹,確実に出現するのだ。なお,金のカタツムリを捕獲するときは,“生きている”生き物を投げつけて,地面に落とす必要がある。生き物を忘れずに持っていこう。
ちなみにオクサに到着すると,金のカタツムリを狙ったハンターが大量に送られてくる可能性が高い。帰り道(※)はご注意を……。もちろん,自分がハンターを送ってみてもいいのだが。
※「遠征」に送ったハンターは,対象のファイターが移動した“次以降の階”に1体だけ出現する。きっと順番待ち状態になっているのだろう。なお,出現したハンターをスルーしても一定時間後に(遠征に送ったときに設定した時間の範囲で)並び直して,再出現している気がする。
さて,25階に到達すれば,前述のとおりグレード4のファイターが作成できる。ただ,注意したいのは,初級編のTIPSでも紹介したように,新しいグレードのファイターを作成すると,YTYMヘイターもまた強化されることだ。
とくにグレード3からグレード4での変化はかなり大きく,素材を集めるときなどに弱い防具を着て低階層を探索していると,YTYMヘイターに瞬殺されることもある。低い階層に行くときも,それなりの装備を着ていくか,高レベルヘイターへの対抗手段を忘れないようにしよう。
ともあれ,グレード4ファイターを作成できれば,次の目標になるのは,27階「シンコバシ」への到達だ。
ここは少し複雑で,26階の「オシミ」「シモメノ」にそれぞれ登場するCOENとJIN-DIEの両方を倒さなければ,27階に到着してもエレベーターにたどり着けない仕組みになっている。当然,これらの中ボスも強くなっているので,戦う準備をしっかり整えたうえで挑もう。
サーブルを含めた,☆3装備の開発に必要な黒色のレアメタルはかなりの数が必要になるため,多くのプレイヤーがここで素材集めの周回プレイをすることになるはずだ。
装備を開発するためのレアメタルを入手する手段は,「中ボスやボスを倒す」「金箱から手に入れる」「TREASURE TUBERを倒す(倒すと金箱やレアメタルをドロップ)」「逆噴射で購入する」の4つ。このうち,欲しい素材の種類が決まっているなら,特定の中ボス(※1)を,欲しい色が出る階層(※2)で倒せば,一定確率でドロップする。
※1:D.O.DアームズはCOENと10階ボス,ウォー・アンサンブルはJIN-DIEと20階ボス,キャンドル・ウルフはGOTO-9と30階ボス,M.I.L.K.はU-10(ユーテン)と40階ボスがドロップする。
※2:1〜10階は青,11〜20階は緑,21〜30階は黒,31階以上は赤がドロップする。ただし,下位のアイテムをドロップする可能性もある。また,その階層で出現しなかったり,下層で未登場の中ボス(U-10など)が対象のレアメタルは,金箱や逆噴射などで入手するしかない
どれでもいいから,とにかく集めたいというのであれば,金箱を開けて回るのがいいだろう。ただし,金箱を開けると部屋に閉じ込められて戦闘になるので,戦う準備は忘れずに。
なお,黒系レアメタルを探すなら,最初は23階「カワベ」がオススメだ。BONE TUBERが2体とスクリーマーが同時に出現するが,BONE TUBERは動き出す前にトトダケ(道中で補充できる)を投げれば,勝手に攻撃し合って,あっさりと倒せるだろう。
装備が整ってきたら,27階の「シンコバシ」から28階の「ヒャッコク」「ヒャクダ」の周回もオススメしたい。金箱は28階の両エリアにあるのだが,加えてシンコバシではTREASURE TUBERを見かける機会が,比較的多いと思われるからだ。なお,ヒャクダにもかなり低確率だが登場する可能性はある。
また,金箱から出る黒レアメタルの率もカワベより高い気がした。これは単に確率の問題かもしれないのだが……。
さて,27階のエレベーターを起動させれば,この階層のクリアも目前だ。ここまで到達できたプレイヤーであれば,30階突破もそこまで難しいことではないはず。準備をしっかりと整えて,ボスに挑戦してほしい。
○クローリー層以降で手に入る攻略のおすすめキノコ
・ノウミソダケ
投げると範囲内のキャラクターをグロッキー状態にする。ヘイターとスクリーマーが戦っている場所に投げつけて,一気にゴアティカルで全滅させると気持ちいい。高レベルのヘイターやハンターがいるときは,惜しみなく使うことをオススメしたい。比較的,地面から拾うよりも,倒したスクリーマーから生えてくることが多い印象だ。やはりノウミソだけに?
・ミキリタケ
食べると,自分以外のすべてがスローモーションになるキノコ。ファイター自身は自由に動けるので,一方的に攻撃するのはもちろん,戦闘中にデスバッグを開いて,武器の持ち替えをする余裕も十分にある。ボス戦で有用なキノコのひとつで,とくにワープ移動するJIN-DIE戦ではかなり有用だ。ただし,棲息数はかなり少ない。あと,見た目がキモイ。
■貼っておきたいオススメデカール。クローリー層編
グレード4のファイターは基本的に4枚のデカールを貼り付けられる。このあたりから,プレミアムデカールとノーマルデカールの2枚貼りで,より高い効果を狙いたくなってくる。そろそろプレミアムデカールも増えていると思うので,いろいろな組み合わせを考えてみよう。
・バンパイア
「モスキート」の上位版デカールで,攻撃時に与えたダメージの7%分だけHPを回復する。ただし,回復量は体力満タン時の7%が上限となる。
この階層あたりになると,ファイターのHPも多くなり,ポイズンイーターを利用した回復も“気持ち”程度になってしまう。生き物やキノコを食べて回復してもいいのだが,油断から使うタイミングを誤って死んでしまうことを考えると,普段からやはり回復には気を遣いたいところだ。
・マラソンマン
「ランニングマン」の上位デカールで,スタミナの減少が50%減になる。さらに,ランニングマン(30%減)との2枚貼りで効果が80%減ともなると,もはやスタミナが気にならないレベルで移動できる。ただし,これも攻撃時のスタミナには影響しないので注意が必要だ。
ところで,本作ではお腹の減り具合とスタミナが連動しており,腹減り状態では走るにしても,攻撃するにしてもすぐにバテてしまう。回復とは関係なく適度にお腹を満たせるように,道中の拾い食いやお弁当をお忘れなく。
ちなみにSTM320のファイター(デカールはなし)で検証した結果,1時間ほど放置してお腹が鳴っている状態では,ダッシュで約8秒,素手の強攻撃(L1/R1)が14回,ドッジが4回で息切れとなった。待合室中央の噴水で回復した直後の状態だと,ダッシュで16秒,素手の強攻撃が28回,ドッジが7回となり,多少の誤差はあるかもしれないが,ほぼ2倍近い差になることが分かる。ダッシュはともかく,攻撃とドッジは生死に関わるので,空腹度はかなり重要だと言えるだろう。
参考までに,スタミナ系デカールを貼った状態で,満腹時にダッシュで息切れするまでの時間を掲載しておこう(検証したファイターは上記と同じ)。
○ランニングマン×1枚(30%減少)
約22秒
○マラソンマン×1枚(50%減少)
約30秒
○ランニングマン×2枚(60%減少)
約40秒
○ランニングマン+マラソンマン(80%減少)
約1分20秒
○マラソンマン×2枚(100%減少)
しばらく走ったものの,心臓のエフェクトさえ出現しなかった。もちろん,空腹時も同じだ。
さらに,プレミアムデカール購入で入手でき,クリア(41階到達)後も重宝するであろう,筆者が手に入れた便利デカールをひとつ紹介しておこう。
・トレジャーハンター
その階に存在する敵(向いている方向も),箱,素材,生き物,キノコ,スイッチ(バルブ),エスカレーター(登り/降りの種類も),稼働中のエレベーター,逆噴射の位置が最初から分かる便利デカール。
アイテムの取り忘れ防止はもちろん,マーカーの配置からだいたいの通路配置を予測できるのもありがたい。敵の向きが分かるので,その後ろを取りたい場合にも活用できるなど,とにかく使い勝手がいい。
なお,バルブの塔の攻略中は入手手段がプレミアムデカールしかない(クリア後にデカール交換に追加される)ので,攻略中に手に入ったらかなりラッキーなデカールだ。クリア後も,装備強化の素材集めで役立つだろう。
というわけで,30階までのアドバイスは以上となる。本稿では各階層を「気がつく」のキーワードを入れて紹介してきたが,31階以降はというと……「本当の防具の重要性に気がつく」ではないかと思っている。ダメージを与えるにしても,受けるにしてもだ。キノコの重要性も増すのだが,やはり,いかに倒すのか,いかに死なないかが,ここからのポイントになる。もちろん,攻撃を受けないことが一番ではあるが。
ともあれ,30階を突破できたプレイヤーであれば,それまでに得てきた数々の経験でここから先も乗り越えられるだろう。初夏にやってくるという42階以降に挑戦するためにも,塔のテッペンを目指そう。
「LET IT DIE」公式サイト
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