［TGS 2014］徹底してオープンワールドにこだわった「Forza Horizon 2」のプレゼンテーションをレポート

　東京ゲームショウ2014の初日となる2014年9月18日，日本マイクロソフトが10月2日に発売を予定しているXbox One/Xbox 360用レースゲームシリーズ最新作「Forza Horizon 2」のメディア向けプレゼンテーションが実施された。

　本作は，2012年にリリースされた「Forza Horizon」の続編であり，南ヨーロッパの広大なフィールドを舞台に，レースやドライブなどが楽しめるオープンワールド型のレースゲームだ。9月4日に発売された「Forza Motorsport 5」のゲームシステムを踏襲しており，ほかのプレイヤーのデータを学習したAIがシングルプレイに登場するのが特徴の1つである。

　今回ゲームの紹介をしてくれたのは，MicrosoftでXbox関連のプロダクトマネージャーを務めるChris Bishop氏だ。氏によると「Forza Horizon 2」は，オープンワールドという要素を徹底して追求した作品であり，さまざまな路面状況が存在する南ヨーロッパのフィールドを広大かつ美しく表現しているとのこと。
　また，ゲーム内の天候はリアルタイムで変化するため，プレイヤーは，空模様をじっくりと観察することで，「雨が降りそう」といった天気予報が可能だという。


　本作に登場する車は200種類以上あり，すべてにコクピットビューが用意されている。これらの車は，ゲーム内で手に入るクレジットで購入またはアップグレードでき，ペイントワークを使うことで，車に貼り付けるデカールのデザインも可能だ。このペイントワークはシリーズで一番洗練されており，非常に使いやすくなっているとのこと。


　冒頭でも説明したとおり，シングルプレイには，ほかのプレイヤーのデータを学習したAIがプレイヤーのライバルとして登場するので，CPU相手でも白熱したレースが楽しめる。また，オンラインでは，フレンドと海岸線をドライブしたり，カークラブを運営してレース仲間を増やしたりといったことも可能なようだ。


　ゲームの舞台となっているヨーロッパの各地では，700以上ものレースイベントが開催される「Horizon Festival」があり，一般車も行き交うフィールドで派手なスタントを決めたり，車体をぶつけ合ったりなど，バラエティに富んだレースが行われるようだ。ちなみにこの「Horizon Festival」はXbox Oneのみに用意されており，目玉の1つにもなっている。


　このほかにも，「Forza Horizon 2」には，パークシステムが導入されており，プレイヤーはレースやチャレンジなどで経験を積むことで，ドリフトがうまくなったり，パーツが通常よりも安く買えるようになったりといったボーナスが獲得できる。このようなRPG要素も本作の魅力の1つだとBishop氏はいう。

　発売が目前に迫る本作「Forza Horizon 2」は，東京ゲームショウのマイクロソフトブースで体験することができるので，発売まで待ち遠しいという人は，同社のブースに足を運んでみよう。

「Forza Horizon 2」公式サイト

4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト