主役は床？ スマートフォン向けランニングゲーム「Gravity Guy 2」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第475回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　横スクロールのランニングゲームといえば，自動で走り続ける主人公を，ステージの谷間などに落ちないようにジャンプさせるというのが定番。本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，そんな常識を覆し，主人公だけでなく，床まで操作するアクションゲーム「Gravity Guy 2」（iPhone / Android）を紹介する。

本作のダウンロードは，iOS版が100円（税込），Android版が基本プレイ無料のアイテム課金制

「Gravity Guy 2」ダウンロードページ（App Store）

「Gravity Guy 2」ダウンロードページ（Google Play）

　ゲームの基本ルールは，ステージの床を上下に動かし，自動で画面右へと移動する主人公を，ひたすら走り続けさせるというもの。主人公がステージの道中で，障害物に触れたり，谷間に落ちたりするとゲームオーバーとなり，そこまで走った距離がスコアとなる。
　本作で使用するのは，画面の左下と右下に設置された2種類のバーチャルボタンだ。右下のボタンをタッチすると，主人公が今走っている場所，あるいはこれから着地しようとしている場所の「床」がせり上がってくる。

まさか床の操作を可能にするとは……

　床は，ボタンをタッチしている間は上昇し続け，ボタンを放すと同じ速さで下降を始める。主人公がその床に乗っていれば，上昇の慣性でジャンプするので，これをうまく利用して障害物や谷間を越えていこう。
　また，左下のボタンをタップすると，主人公がその場でジャンプ。床を使ったジャンプと組み合わせれば，2段ジャンプが可能だ。

着地ボーナスのあるポイントが存在するので，余裕があれば狙っていこう

　床と主人公を操れる本作は，ランニングゲームの中でも操作が忙しく，難しそうな印象を受けるかもしれないが，実際にプレイしてみるとすぐに慣れるので，初心者でも気軽に楽しめるはずだ。
　ゲームが得意な人でも，ステージを進めていくことで，谷間が広くなっていき，スクロールスピードも速くなっていくため，ハイスコアを狙うとなると歯ごたえを感じられるだろう。

プレイを続けていけば新要素が開放されていく。ステージの道中にあるコインを集めて開放することも可能だ

　アイテムや新キャラクターなど，課金で開放できる要素のほとんどは，レベルアップでも使用可能になるため，無課金でもスムーズに楽しめる本作。レベルアップに必要な課題が難しい場合は，ゲーム内で手に入るコインを使って完了させられるなど，初心者救済もしっかり用意されている。ランニングゲームが苦手な人でも，独特な操作方法によって変わった感覚で楽しめる本作を，ぜひプレイしてほしい。

使い捨てアイテムを購入すれば，攻略が一気に楽になる。意地悪な障害物や地形を突破せよ！

著者紹介：カイゼルちくわ
　ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング＆ガンシューティング好きだが，家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。

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