元Epic Gamesのクリフ・ブレジンスキー氏が手掛けるスポーツ系シューティング「BlueStreak」のトレイラーが公開

　元Epic Gamesのクリエイティブ・ディレクター，クリフ・ブレジンスキー（Cliff Bleszinski）氏が，独立後に設立したBoss Key Productionsの最新プロジェクト「BlueStreak」（開発コードネーム）のトレイラーが公開された。これは，2015年3月6日から3月8日まで開催された，インディーズゲームイベントPAX Eastで公開されたものと同じ内容だ。


　本作は，大きな異変が起きた未来世界を舞台にしたスポーツ系FPSとなり，これまでにもサウスダコタ州の“ラシュモア山”や，カリフォルニア州の“マンモス山”といったマップのアートが公開されてきた。プレイヤーが操作する勢力は，T.A.S.C. (Transnational Authority of Supplement Control)と呼ばれ，未来の麻薬捜査官のような存在だという。本作が対戦ゲームだということを考えると，ほかにも勢力がありそうだが，そのあたりの情報はまだ明らかにされていない。


　今回公開されたトレイラーは，和風のアートワークがふんだんに盛り込まれており，翡翠製の石像に光が当たる様子など，「Unreal Engine 4」を活かした圧巻のグラフィックスになっているのが分かるはず。
　これを見ると日本を舞台にしたマップもありそうな気配で，本作のストーリーがますます気になるところ。


　「BlueStreak」という開発コードネームは，トランスフォーマーに登場するロボットから名付けられており，もともとは「タイタンフォール」のようなメカシューターを想定していたようだ。ただ，公開されたアートワークやマップの広さからは，「Unreal Tournament」のような，至近距離戦に重点を置いたアリーナシューターに近付いているのが分かる。
　NEXON Americaとパブリッシング提携を結んだことで，日本を含むアジア地域でも広く展開されると思われるだけに，続報に注目したい。

Boss Key Productions 公式サイト