イベント
[TGS 2014]独特の世界観とKinect操作が光る「D4: Dark Dreams Don’t Die」
D4: Dark Dreams Don’t Dieは,モノに残された記憶を辿って過去に戻る特殊能力を持つ探偵デイビッド・ヤングが,妻を殺害した犯人を追う,ミステリーアドベンチャー。最大の特徴は,ゲームパッドだけでなく,Kinectセンサーによるジェスチャー操作にも対応していることだ。最初から最後までKinectセンサーによるジェスチャー操作でプレイできるため,感覚まで再現されるほど,主人公との一体感が得られるという。
Kinectセンサーを用いて操作すると聞くと,“全身運動”をイメージする人がいるかもしれないが,実際には椅子に座った状態でもプレイできるようになっており,画面上のカーソルを操作してモノを掴んだり押したりといった操作は,手を動かすだけで行える。視点変更も手を横方向に振るだけでよく,基本的には,あまり激しい動きは必要ないようだ。
ただ,アクションパートではQTE(クイックタイムイベント)の要領で両手を素早く動かしたり,大きく手を振って走るような動作を求められたりと,スリリングな展開も盛り込まれている。
プレゼンテーションでは,デモプレイの後で,おもむろに配信日が発表された。9月18日の記事で速報気味にお伝えしているとおり,本日(9月19日)より,プロローグとエピソード1&2の収録された「シーズン1」が1500円(税抜)で配信される予定だ。以降のエピソードは後日追加されていくという。
今回のサプライズ発表について,氏は「日本で開発しているD4の情報を世界に向けて発信する場として,東京ゲームショウがふさわしいと考えたから」と述べている。
気になるコラボ相手のタイトルは明かされなかったが,SWERY氏は「Microsoftさん関係と,僕の友達関係で幅広くコラボレーションしています」と述べていたので,ひょっとすると,Xboxとはまったく関係ないタイトルが登場するかもしれない。
なお,今回配信されるシーズン1は,クリアするだけなら6〜7時間のボリュームになっているそうだ。サイドクエストや収集要素などを含めた場合は15時間以上で,メインクエスト比で倍以上の総コンテンツ量になるという。
最後に,SWERY氏は日本のプレイヤーに向けて,「今回,Kinectを使って最初から最後まで遊べる,不思議なゲームをデザインしてみました。実際に触れてもらえれば,ゲームの魅力がどんどん分かってくると思いますので,あまり怖がらずに新しいものを楽しんでください」とメッセージを贈っていた。
本作の斬新なコンセプトと操作方法は,ゲームファンなら体験しておくべきだといえそうだ。
「D4: Dark Dreams Don’t Die」公式Webサイト
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト
- 関連タイトル:
D4: Dark Dreams Don’t Die
- この記事のURL: