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キングダムカム・デリバランス公式サイトへ
  • DMM GAMES
  • Warhorse Studios
  • 発売日:2019/07/18
  • 価格:通常版:7360円(税別)
    限定版:1万800円 (税別)
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[gamescom]オープンワールド型アクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」の最新プレイアブルデモが公開
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印刷2017/08/23 15:50

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[gamescom]オープンワールド型アクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」の最新プレイアブルデモが公開

 gamescom 2017のDeep Silverブースで,Warhorse Studiosが開発中のアクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」PC / Mac / PS4 / Xbox One)の最新プレイアブルデモが公開されていたので,さっそくチェックしてきた。

 “魔法やドラゴンが登場しない中世風アクションRPG”として大きな興味を引き立たせてくれる本作は,Warhorse Studiosの母国であるチェコ西部のボヘミア地方の歴史を題材にしたオープンワールド型アクションRPGだ。

10台ほど用意されたデモ機の個室を切り盛りしていた,Warhorse Studiosのコミュニティマネージャー,リック・ラグニース(Rick Ragnese)氏
画像集 No.005のサムネイル画像 / [gamescom]オープンワールド型アクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」の最新プレイアブルデモが公開

 プラハで生まれ育ったことで文化的な恩恵を地域にもたらしたものの,政治家としての力量には乏しかったヴァーツラフ4世の治めるボヘミア王国に,その異母兄弟であった神聖ローマ帝国の若き皇帝ジギスムントが侵攻を開始したことで起こる内乱が舞台となる本作。鍛冶屋として生まれ育った若者“ヘンリー”が,村を焼かれて孤児になりながらも,国の運命を変える英雄として成長していく姿を描いている。


「Kingdom Come: Deliverance」公式サイト


 今回のデモでは,ヘンリーの故郷スカリッツが黒い甲冑を着込んだ一団に襲われ,外出していたヘンリーだけが一命を取り留めるという,ストーリー上の大事件が起こったあとの場面で始まった。
 すでにヘンリーは村一帯の領主ラツィッグ(Radzig)と,その参謀役ハヌッシュ(Hanush)に“ヤル気のある若者”として気に入られ,食客のような形で城内での生活が許されているものの,まだ正式には兵士として認められていない。ヘンリーの言葉の節々からは,彼が自分を拾ってくれたラツィッグに恩返しがしたいと考えていることがうかがえる。

画像集 No.002のサムネイル画像 / [gamescom]オープンワールド型アクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」の最新プレイアブルデモが公開

 そんな折,ヌーホフ(Neuhof)という村が謎の一団に襲われたという報告があり,ヘンリーはその状況を確認するために派兵された部隊に参加し,事件の捜査を行うことになる。これが今回のミッションだ。
 馬に乗って細い田舎道をマップの表示に合わせて進んでいくのは,「The Witcher 3: Wild Hunt」や「The Elder Scrolls V: Skyrim」ではお馴染みのプレイ。家や森を通り過ぎるたびに「Discovered: Shop」とか「Discovered: Nest」といった文字が画面中に表示されるが,「Nest」(巣)というからには,鳥の巣から卵を集めたりできるのだろうか。いずれにせよ,探索や資源収集といった楽しみはありそうで,期待しておきたいところ。

画像集 No.003のサムネイル画像 / [gamescom]オープンワールド型アクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」の最新プレイアブルデモが公開

 そんなこんなで馬を走らせていると,やがて煙を上げている民家が見えてくる。人の気配がある農家の前で馬を降り,中庭のようになった場所に足を踏み入れると,数頭の馬が惨殺されており,農家の主が倒れている傍らでうずくまっている妻の姿が見える。

 隊長からは捜査の邪魔をするなと言われるものの,農民や遺族への聞き込みを始めるヘンリー。「守ってほしいときには来てくれない」などと小言を言われるものの,「自分は兵士ではなく,スカリッツで生き残った平民だ」という自身の境遇を話すことで相手の信用を得て,彼らが兵士には話さなかったようなことを聞き出すのに成功する。
 そうして農夫や妻らに聞き込みを続けていくと,複数の男達がチェコ語で揉めていたとか,スカリッツを襲ったのと同じ黒い甲冑の集団だったとか,さらには急いで立ち去ったために,木柵などが壊れているかもしれないといった証言を得ることができた。

画像集 No.004のサムネイル画像 / [gamescom]オープンワールド型アクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」の最新プレイアブルデモが公開

 本作では,それぞれのミッションにプレイヤーが比較的自由なアプローチで介入できるようで,このときは捜査結果を隊長に報告するか,自分で捜査を続けるかといった選択が可能だった。
 筆者の場合は,木柵がある村の北側の森の中へと歩いていったところ,そこで盗賊らしき男達が何やらもめ事をしている声が聞こえてきた。どうも,1人の男が「殺してくれ」などと懇願しているような奇妙な会話だったが,会話の続きを茂みで聞き込むか,仲間を呼びに村まで引き返せばよかったのに,間違って茂みから飛び出してしまい,そのうちの1人の男に追いかけられることに。もう1人の姿は見えなかったが,筆者が失敗して焦っているうちに殺されてしまったのだろうか。

 ともあれ,剣を振り回して襲い掛かってくる盗賊に対して素手でしか戦えない筆者は,村まで一目散に逃げ戻るしかなかった。ここで今回のデモはタイムアップになり,使用していたヘッドセットを所定の位置に戻しながらも,なんとか兵士や村の若者にタコ殴りにされている盗賊の姿を見届けることができた。

画像集 No.001のサムネイル画像 / [gamescom]オープンワールド型アクションRPG「Kingdom Come: Deliverance」の最新プレイアブルデモが公開

 「Kingdom Come: Deliverance」は2018年2月の発売がアナウンスされており,筆者が今回体験したデモはPlayStation 4 Proを使ったもの。PC版以外でも,しっかりと開発が進行していることがアピールされていたのは嬉しいところだ。いわゆる“ヒーロー”とはまだまだかけ離れた印象の主人公ヘンリーだが,今後どのようなストーリーが待っているのか,日本での展開と合わせて続報に期待したい。

「Kingdom Come: Deliverance」公式サイト

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