バンダイナムコゲームスは2013年3月7日,同社が7月11日に発売を予定しているニンテンドー3DS用ソフト
「ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ」の
製品発表会を,バンダイナムコゲームス本社にて開催した。昨日
「こちら」でゲームの概要や
3DS LL同梱版の発売情報などをお伝えしているので,ここではスペシャルゲストとしてタレントの
矢口真里さんも登場した発表会の模様を中心にお伝えしよう。
バンダイナムコゲームス代表取締役社長 大下 聡氏
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イベントではタイトルの発表に先駆けて,バンダイナムコゲームス代表取締役社長
大下 聡氏が登壇。
「私どもは昨年(2012年)からのニンテンドー3DS市場の飛躍にあたり,若い女性の3DS所有率の上昇に注目して参りました。このたび,ウォルト・ディズニー・ジャパン様よりお力をいただき,世界中で絶大な人気のあるディズニーキャラクターと夢の暮らしを楽しめる製品を発売させていただきます。弊社としても,3DS市場のさらなる飛躍,そしてディズニーキャラクターのさらなる盛り上がりの一翼を担えると考えております」と挨拶した。
任天堂株式会社取締役専務 波多野信治氏は客席からコメント
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ここで大下氏は,任天堂取締役専務
波多野信治氏を紹介。羽多野氏は
「任天堂は以前より“ゲーム人口拡大”という目標のもと,幅広いお客様に商品提供をすべく頑張っております。バンダイナムコゲームスさんとディズニーさんが協力されたこのソフトは,世界中のディズニーファンはもちろんのこと,女性や子供さん達に楽しんでいただけるソフトだと思っています」と,本作への期待を語った。
ソフトはパッケージ版とダウンロード版の両方が発売となる。価格は5480円(税込)
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限定パックにはミッキーのシルエット柄をあしらったニンテンドー3DS LLが同梱される(関連記事)
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ウォルト・ディズニー・ジャパン インタラクティブ・グループ ゼネラルマネージャー/バイス・プレジデント,ジャスティン・スカルポーネ氏
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次に登壇したのは,ウォルト・ディズニー・ジャパンの
ジャスティン・スカルポーネ氏だ。スカルポーネ氏は,本作の基となっている,ディズニーが配信中のオンラインゲーム
「マジックキャッスル」について紹介した。
マジックキャッスルは,ディズニーファン向けの仮想空間で遊ぶという日本独自のコンテンツで,自分のアバターを着せ替えたり,キャラクターやほかのプレイヤーとコミュニケーションをとったりして楽しめるという,会員数280万人を誇るブラウザベースのゲームだ。
マジックキャッスルはブラウザベースでサービス中。基本プレイ料金無料のソーシャルゲームだ
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今回発表されたディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフでは,このマジックキャッスルをプレイしたことのない人はもちろん,プレイ済みの人でも新たな発見があるとのこと。さらに両者を連携させる企画も今後用意していくそうだ。
本作のプロデューサーを務めるバンダイナムコスタジオ 小林 毅氏が解説を担当
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本作のゲーム内容については,バンダイナムコスタジオのプロデューサー,
小林 毅氏が解説を行った。
本作のキャッチコピーは
「夢の世界で暮らすゲーム」だ。プレイヤーのもとに,ミッキーマウスが出した招待状が届くところからゲームはスタート。そしてプレイヤーは,ディズニーの世界の中で,ディズニーキャラクター達と共に夢のような生活を満喫できるという。登場するディズニーキャラクターは80人以上,プレイヤーキャラクターにはMiiも使用可能だ。
お馴染みのキャラクター達が多数登場。プレイヤーのアバターは最初からMiiを使って作ることもできる
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プレイヤーはプーさん達と畑で作物を収穫したり,魔法使いになってオバケを退治したり,ドナルド達と釣りをしたりと,キャラクター達と楽しい生活を送れるようになっている。ゲームを進めると,マジックキャッスルにある“カフェ”の経営を任され,料理やインテリア,店員の服などを自由にコーディネートしたりもできるという。うまくコーディネートすれば,ディズニーキャラクター達がカフェに遊びに来てくれることもあるそうだ。
 ディズニーキャラクター達との生活を満喫できるさまざまなイベントが用意されている |
 カフェコーディネートの例。左がシンデレラ,右はデイジーダックをイメージしたものだ |
いっしょに生活するうちに仲良くなったキャラクター達と
記念撮影ができるというのも,ファンにとっては嬉しい点だろう。写真を撮るときは,一緒に撮影するキャラクターの世界設定に合わせた服を着られるなど,ファンサービスもふんだんに用意されている。
なおゲームに登場するアイテムは,ディズニーの世界設定に沿った衣装や耳飾り,インテリア,料理など
1000種類以上を用意。これらは,前述の収穫や釣りなどの生活で材料を集め,デイジーダックの仕立屋や,チップ&デールの工房などに持っていくことで作れる仕組みだという。
小林プロデューサーは説明の最後に
「“素敵な体験をしながら夢の世界で暮らせるゲーム”として,現在鋭意制作中です」と付け加えた。
 自分のMiiとディズニーキャラクター達とで写真を撮れるという,ファンにとっては夢のような機能も搭載 |
 集めるのが楽しくなりそうなアイテムが多数登場。レアなインテリアでカフェをコーディネートすると,さらに特別なことが起こるとか |
ここでステージには,スペシャルゲストの矢口真里さんが登場。
「小さい頃からディズニーもゲームも大好きなので,今回のコラボはたまらないです。小林さん,ありがとうございます!」と,隣に立つ小林プロデューサーに挨拶した。
本作が楽しみでしかたがないという矢口真里さん
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「一番好きなキャラクターはミッキー」という矢口さんだが,「マニアックなキャラクターもたくさんいるので,そういう子達にも会いたい」と,ディズニー通な面も見せる。
ここから,小林プロデューサーの説明を受けながら矢口さんが開発中の本作をプレイする流れとなった。スクリーンに映し出されたキャラクターは,ドナルドのファッションでコーディネートされた矢口さんのMiiである。その姿で,ディズニーの世界を歩き回ったり,キャラクター達との会話したりと楽しんでいた。
開発中の本作を誰よりも早くプレイする矢口さん。プレイ中は「かわいい!」を連呼していた
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衣装や耳飾りなどを替えることで,ディズニーらしいイメージのコーディネートができるようになっている
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シンデレラのイメージのカフェにやってきた矢口さんのキャラクター。客が出入りする様子も見られた
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プレイを終えた矢口さんは,
「とにかくかわいい! 今年一番のソフトになりそうですね」と絶賛。
「忙しかったり,遠かったりしてディズニーランドに行けなくても,家でもディズニーを楽しめるのが,主婦にとってはすごくいいですね。夢がたくさん詰まったソフトなので,みなさんぜひプレイしていただきたいです」とコメントしてイベントを締めくくった。