新作ゲーム「Godus」を開発中のピーター・モリニュー氏が，開発者ダイアリーを次々に公開

　ピーター・モリニュー（Peter Molyneux）氏が開発を進める新作タイトル，「Godus」の内容を紹介する開発者ダイアリーが連日のように公開されている。

「Godus」Kickstarter公式サイト

　現在，英国版がスタートしたばかりのクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で45万ドルの開発費用を一般から募っているGodus。同作は，モリニュー氏の出世作である「ポピュラス」をベースに，「ダンジョンキーバー」や「ブラック＆ホワイト」など，同氏の制作したゲームの良いところを詰め込んだ，究極のゴッドゲームとなる予定だ。
　Kickstarterの公式ページでは，現在までに3本の開発者ダイアリーが公開されており，デベロッパである22 Cansのジャック・アトリッジ（Jack Attiridge）氏と共に，ゲームの基本コンセプトや，マルチプレイモード，ゴッドパワーについての解説を行っている。

　マルチプレイの解説では，シングルプレイの世界である「ホームワールド」で生活する人々を，マルチプレイの世界に移住させ，そこで他のプレイヤーと戦うというゲームシステムが紹介されている。また，ゴッドパワーについては，竜巻や隕石，地割れなどの要素が登場するとのこと。これらは，マウスのジェスチャーやスクリーンにタッチすることで発動できるようだ。


　ゴッドゲームというジャンルを確立した人物としてファンの多いモリニュー氏だが，彼が紙とペンを持ち出してゲームの解説するのは，そのゲームに熱中している証拠といわれている。ムービーではレゴを使ってゲームの説明するシーンも確認でき，相当気合いが入っているようだ。現時点で，目標の37％ほどとなる約17万ドルを集めており，十分な開発資金を調達できるのは間違いなさそうだ。