自転車創業は,PC用新作
「ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム。」を,明日(2012年11月18日)発売する。同社は発売に先駆けて,
「ノベルゲームにはゲーム性が無いと嘆く方に読んで頂きたい文章」というテキストを公開した。
意表を突く本作のジャケット
![画像集#002のサムネイル/ノベルゲームにはまだやれる事がある――。 「ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム。」の発売を控え,自転車創業が文章で主張](/games/190/G019068/20121116071/TN/002.jpg) |
10月末に
体験版が配信された「ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム。」だが,今度は,なんとテキストである。内容は前述のとおりで,同社から
「ノベルゲームにはまだやれる事がある」ということが主張されている。
ノベルゲームはなぜゲームという形態で物語を提供するのか――。体験版を遊んでいない人は,まずはテキストを読んで,試すかどうかを検討するといいだろう。
ノベルゲームにはまだやれる事がある。
ノベルゲームはゲームではないとよく言われます。
そもそも物語を読む為に特化したシステムである以上、ゲーム性が成立しづらいのは確かです。
むしろ物語を楽しむ為にはゲーム性は邪魔だとも言われます。
システムは極力無色透明で、あくまで物語を淀みなく読ませる為の器として存在すべきだという考え方は否定しません。
事実、世の中にはノベルゲームのシステム上で書かれた、物語単体としてだけ見ても優れた作品が数多くあります。
しかし(資)自転車創業では、
「物語がゲームという媒体で語られる以上、ゲームという媒体でなければ表現できない物語をつくりたい」
と常々考えています。
そしてその理念に基づいてつくられたタイトル、
『ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム。』
が2012年11月18日に発売されます。
タイトルの通り、弊社はこのゲームでノベルゲームの枠組を変えるつもりでいます。
詳しい内容説明はあえて致しません。
ゲームというものは、実際に遊ばなければその本質を理解出来ない物であると考えているからです。
図解と文章の説明だけで全て済むなら、ゲーム上で物語る必要はありません。
「ゲーム上で表現されるから初めて意味と価値を持つ物語を読んでみたい」
「ノベルゲームだってゲームはゲーム。ゲームとして楽しめるノベルゲームがやってみたい」
という考えをお持ちの方がおられましたら、体験版を遊んでみてください。
ノベルゲームにはまだやれる事があるのを、お見せ出来ればと思います。
(資)自転車創業
スクリーンショット