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幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
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印刷2013/05/02 23:49

イベント

幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート

 千葉・幕張メッセにて,2013年4月27日と28日の2日間にわたって開催されたニコニコ超会議2。28日には超ゲームエリアの大会ステージにて,「超格闘ゲームステージ」が行われた。このイベントでは,ウメハラ氏をはじめとした格闘ゲームのプロプレイヤーによるエキシビションマッチが行われ,ここでしか見ることのできないドリームチームによる「ヴァンパイアセイヴァー」「スーパーストリートファイターIV Ver.2012」の熱い戦いが繰り広げられた。
 さらに,5月3日からの開催が決定している「TOPANGA ASIA LEAGUE」への出場者を決めるべく,うりょ氏とボンちゃん氏による代表決定戦も行われ,数あるブースの中でもひときわ熱気に包まれていた。本稿では,そんな会場の模様をレポートしよう。

カプコン「ストリートファイター」シリーズ ポータルサイト

「TOPANGA ASIA LEAGUE」公式サイト


画像集#001のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
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 格闘ゲームステージは,大会ステージの最後に行われたイベントなのだが,会場には開始前から多くの人が押し寄せていた。筆者は,今回のイベントのMCとして出演しており,ステージに上がって挨拶をしたときには,集まった人がブースの観覧スペースに収まらず,移動用通路にまで溢れていたほどだ。

MCを担当したのは筆者(右)とヌキ氏(左)。プレッシャーの中,プレイや実況を行った
画像集#003のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート

 イベントはヴァンパイアセイヴァーのエキシビションマッチからスタート。現役最強を争うコショー氏,サカモト氏,こめまる氏,DD氏の4名に幾多のカプコン格闘ゲームの猛者として知られるハイタニ氏,Team HORI所属のプロゲーマーであるsako氏と,そうそうたる顔ぶれが集結し,それぞれが意気込みを語る。くじ引きで決定したチームと,それぞれの使用キャラは以下のとおりだ。

アールチーム
  • アール(ダークガロン)
  • DD(サスカッチ)
  • こめまる(ザベル)
  • sako(バレッタ・レイレイ)

ヌキチーム
  • ヌキ(モリガン・ビシャモン)
  • サカモト(Q-Bee)
  • コショー(バレッタ)
  • ハイタニ(サスカッチ)

チーム決めは特製の箱に「アール」「ヌキ」と書かれたネームプレートを入れ,ほかの選手が紐を引いていくという形式で行われた
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 今回の大会ルールは早稲田式(先鋒戦〜大将戦までを一気に行い,勝ち数を競うチーム戦)で,勝ち星がどちらも2つになった場合のみ,代表戦を行って勝敗を決定する。このルールで,2回先取したチームが勝利だ。
 ステージイベントといえど,チームが決定してからの雰囲気は完全にガチの大会といったところ。とくに,ヴァンパイアセイヴァーではキャラクターの相性が非常に重要になるため,観客がいることを忘れて話し込んでいたほどだ。MCをしながら参戦した筆者も,チームメイトの真剣さを目の当たりにして,一層の気合が入ったことは言うまでもない。


■ヴァンパイアセイヴァー1回戦
  • 先鋒:○sako(バレッタ)vs.×ヌキ(モリガン)
  • 次鋒:○アール(ダークガロン)vs.×サカモト(Q-Bee)
  • 中堅:×こめまる(ザベル)vs.○コショー(バレッタ)
  • 大将:○DD(サスカッチ)vs.×ハイタニ(サスカッチ)

真剣に作戦会議を行う。どんな場であっても負けたくないのが格闘ゲーマーなのだ
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画像集#007のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
伝説のsakoバレッタに会場は大興奮。衰えを感じさせない,鮮やかなプレイを見せた
画像集#008のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
サスカッチ同士の対決を勝利したDD氏。その後チームメイトとハイタッチする姿は,即席チームとは思えない一体感だった


■ヴァンパイアセイヴァー2回戦
  • 先鋒:×アール(ダークガロン)vs.○サカモト(Q-Bee)
  • 次鋒:○DD(サスカッチ)vs.×ヌキ(ビシャモン)
  • 中堅:×sako(バレッタ)vs.○ハイタニ(サスカッチ)
  • 大将:×こめまる(ザベル)vs.○コショー(バレッタ)

画像集#009のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
初心者/中級者の育成・イベント主催などを精力的に行っている「セイヴァーおじさん」ことサカモト氏(写真左)
画像集#010のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
sako氏との因縁の対決を制したハイタニ氏。超接戦で見せた胆力はさすがの一言

■ヴァンパイアセイヴァー3回戦
  • 先鋒:×sako(レイレイ)vs.○ヌキ(ビシャモン)
  • 次鋒:×アール(ダークガロン)vs.○コショー(バレッタ)
  • 中堅:○DD(サスカッチ)vs.×サカモト(Q-Bee)
  • 大将:×こめまる(ザベル)vs.○ハイタニ(サスカッチ)

画像集#011のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
バレッタとレイレイを見せてくれたsako氏。真剣勝負の中でもファンサービスを忘れないスタイルには感服
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DD氏とともに全勝を果たしたコショー氏。やりこみ続けた集大成を,大舞台で見せつけた
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本来の動きを取り戻しつつあったこめまる氏だったが,大将戦で惜しくも勝利には届かず。その健闘にたくさんの拍手が送られた

 かくしてヴァンパイアセイヴァーでは,ヌキチームが見事勝利を収めた。しかし,会場からは全力で戦ったすべてのプレイヤーに大きな拍手が送られ,勝敗を越えてその熱い戦いぶりが称えられた。ちなみに,ヴァンパイアセイヴァーが収録されている「ヴァンパイア リザレクション」PS3/Xbox 360)は,先日PS3版のダウンロード販売が始まり購入しやすくなっているので,興味のある人はぜひチェックしてみてほしい。


スーパーストリートファイターIV Ver.2012 エキシビションマッチ


 続いては,息つく間もなくスーパーストリートファイターIV Ver.2012のエキシビションマッチとなった。参加者8名のうち,5名がプロプレイヤーという豪華なステージなだけあって,彼らが登壇すると,会場もさらなる盛り上がりを見せる。こちらもヴァンパイアセイヴァーと同様のルールで争われたが,ステージの時間の関係上,チームの勝敗は1回戦のみで決まることになった。

アールチーム
  • アール(ガイ)
  • ウメハラ(リュウ)
  • sako(殺意の波動に目覚めたリュウ)
  • マゴ(フェイロン)

ヌキチーム
  • ヌキ(セス)
  • ときど(豪鬼)
  • ふ〜ど(フェイロン)
  • ハイタニ(ルーファス)

画像集#014のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
このチームに誰が勝てるんだ? と思ってしまうほどのドリームチーム。超会議でしか見られない組み合わせだ
画像集#015のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
3人のプロに囲まれるという,非常に貴重な体験をする筆者

■スーパーストリートファイターIV Ver.2012 エキシビションマッチ
  • 先鋒:×アール(ガイ)vs.○ヌキ(セス)
  • 次鋒:○ウメハラ(リュウ)vs.×ハイタニ(ルーファス)
  • 中堅:○マゴ(フェイロン)vs.×ときど(豪鬼)
  • 大将:×sako(殺意リュウ)vs.○ふ〜ど(フェイロン)
  • 代表戦:○ウメハラ(リュウ)vs.×ふ〜ど(フェイロン)

先鋒戦ではMCの2人がぶつかったため,急遽マゴ氏が実況を担当してくれた。「煽りながらプレイしよう」などと言いつつ,両者無言で真剣にプレイ。軍配はヌキ氏に上がった
画像集#016のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
画像集#017のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
なんと次鋒でウメハラ氏が登場。ドリームチームならではの布陣に会場からも驚きの声が上がった。驚異の昇竜拳ヒット率で,ハイタニ氏のルーファスに勝利
画像集#018のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート
大将ふ〜ど氏は大観衆の前でもキレのあるプレイを見せる。以前ときど氏が言った「ふ〜どと組むと戦車に乗ってるみたい」が思い出される
2対2の同点だったため,代表戦を行うことに。大舞台で大胆に攻めあうウメハラ氏とふ〜ど氏だったが,ウメハラ氏が要所で読み勝ち,流れをつかんで勝利
画像集#019のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート


TOPANGA ASIA LEAGUE代表決定戦


 ドリームチーム戦の興奮冷めやらぬ中,5月3日から開催されるTOPANGA ASIA LEAGUEの出場権をかけて,うりょ氏とボンちゃん氏が登場。また,この代表戦には特別解説としてハイタニ氏が招かれた。
 もともと,TOPANGA ASIA LEAGUEの代表は,2012年に2回開催された「TOPANGA LEAGUE」のAリーグ上位2名が対象となっており,本来であれば1回目優勝のsako氏と準優勝のハイタニ氏,2回目優勝のふーど氏と準優勝のウメハラ氏が選出されていた。ただ,ハイタニ氏が代表を辞退したことにより,1回目3位だったうりょ氏と2回目4位だったボンちゃん氏で,今回の代表決定戦を行うことになったのである。

辞退したハイタニ選手は「僕がオンライン予選のみで準優勝となった第一期の結果はもう一年以上も前の話であり、第二期の結果は上位進出すら出来ませんでした。過去の結果より今現在力がある者が選抜されるべきだと誠に勝手ながら判断させて頂きました」とTwitterで気持ちを伝えている
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 さて,今回のルールには,本戦であるTOPANGA ASIA LEAGUEのものが採用されている。2キャラ登録制の7試合先取で,お互いが6勝で並んだ場合は,2勝差がつくまでエンドレスで対戦を行うという,過酷な形式だ。うりょ氏が登録したキャラは「さくら」「C.ヴァイパー」,対するボンちゃん氏が登録したキャラは「サガット」「豪鬼」となっていた。

 ルール上,長期戦が予想される今回の代表決定戦だが,初戦から激しい駆け引きの応酬となり,一進一退の攻防が繰り広げられる。実際に使用したキャラはうりょ氏がさくら,ボンちゃんがサガットで,さくらが繰り出す強力な起き攻めを,ことごとくサガットが凌ぎ続けるという構図だ。
 ボンちゃん氏は,ジャンプからの攻撃が多彩なさくらに対処すべく,打点が高めのジャンプ攻撃を一瞬しゃがんで避けるなどの芸当も見せる。その驚異の回避には,解説のハイタニ氏も舌を巻くほどだが,これに対し,うりょ氏も攻めのリズムを変え,細かな動きを混ぜた大胆な攻めを展開する。しかし,ボンちゃん氏も負けじと,タイガーアッパーカットでの鋭い割り込みで反撃。激戦の結果,7対3でボンちゃん氏が代表決定戦を制した。

攻めのさくら,守りのサガットという組み合わせは見ている人も分かりやすかったようで,会場は大いに盛り上がった
画像集#021のサムネイル/幕張で生まれたドリームチームが火花を散らす。ニコニコ超会議2で行われた「超格闘ゲームステージ」レポート

 代表がボンちゃん氏に決まり,TOPANGA ASIA LEAGUEへの期待が膨らむ中,TOPANGAから告知があるとの情報が届く。そしてステージでは,TOPANGA ASIA LEAGUEのプロモーションムービーがお披露目となった。そして最後に,参加がすでに決定しているウメハラ氏,sako氏,ふ〜ど氏がステージに登場してTOPANGA ASIA LEAGUEへの抱負を語り,ステージは幕を閉じた。


 さて,イベントの模様は以上なのだが,ステージの横にあったMad Catzブースでは,ウメハラ氏,マゴ氏,ときど氏の3人が午前中からイベントを行っていたので,その様子についても少し触れておこう。
 こちらでは,プロプレイヤーが来場者にその場でアドバイスをしたり,マゴ氏,ときど氏が出演するTOPANGAの定期配信の収録が行われたりと,ステージとはまた違った盛り上がりを見せていた。

ウメハラ氏がアドバイスをするコーナーでは,別のステージを終えたこくじん氏がなぜか呼び出されるサプライズも
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 なお,余談ではあるが,ここではプレゼントをかけてウメハラ氏と来場者によるジャンケン大会が行われ,筆者も参加したところ,最後まで勝ち抜いてしまった。賞品は,世界でわずかしかないというEVO仕様のアーケードスティックだ。Mad Catzスタッフの皆さんは,笑顔で「持っていってください」とおっしゃってくれたのだが,さすがにそういうわけにもいかない。こちらの特製スティックは,筆者が近々参加するTOPANGA ASIA LEAGUEにてなんらかの形でプレゼントする予定なので,期待していてほしい。

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