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夢幻戦紀ドラゴノア
  • DeNA
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  • 発売日:2012/11/30
  • 価格:サービス終了
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「夢幻戦紀ドラゴノア」先行体験会レポート。ドラゴノアは1週間限りのチームが鍵となるスポーツライクな陣取りRPGだ
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印刷2012/11/22 00:00

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「夢幻戦紀ドラゴノア」先行体験会レポート。ドラゴノアは1週間限りのチームが鍵となるスポーツライクな陣取りRPGだ

画像集#002のサムネイル/「夢幻戦紀ドラゴノア」先行体験会レポート。ドラゴノアは1週間限りのチームが鍵となるスポーツライクな陣取りRPGだ
 ディー・エヌ・エーは(以下,DeNA),2012年11月21日,スマートフォン向け新作ソーシャルゲーム「夢幻戦紀ドラゴノア」のプレス向け体験会を同社渋谷オフィスにて開催した。

 本作は,11月下旬からMobageにて配信予定の作品で,スマートフォン向けのリッチなグラフィックスと直感的な操作性,そして家庭用ゲームを思わせる作り込んだ世界観をあわせもち,チームを組んでの陣取りバトルが特徴となる対戦型ゲームだ。
 ここではゲーム内容ほか,体験会でのプレイの印象などを紹介してみたい。


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ドラゴノア プロデューサー兼プランナー 菅野太郎氏
画像集#006のサムネイル/「夢幻戦紀ドラゴノア」先行体験会レポート。ドラゴノアは1週間限りのチームが鍵となるスポーツライクな陣取りRPGだ
 本作のプロデューサー兼プランナーである菅野太郎氏は,ヒット作「怪盗ロワイヤル」を手がけた人物だ。いまソーシャルゲームで一番盛り上がっているという,チームでのバトルに着目し,多人数での連携の面白さや,大勢のプレイヤーがゲーム世界を動かすというソーシャルゲームらしいライブ感覚を導入することで,夢幻戦紀ドラゴノアの世界を作り上げてきたという。そこには,「成功を模倣するのではなく,DeNAらしいチャレンジから新たなジャンルと市場を作りたい」という思いがあったそうだ。
 そうした中で,「ゲームらしいキャラクター」と「奥深い世界観」をキーワードとして作られたのが本作なのだという。


異世界「ドラゴノア」で武名を上げろ


 本作の舞台でありタイトルにもなっている「ドラゴノア」と呼ばれる異世界は,我々の世界(ガイア)の人間が転生する,天国とも地獄とも呼ばれる場所という設定になっている。
 百年ほど前にドラゴンの支配から解放されたばかりのドラゴノアには,三つの大国が争う戦乱の時代が訪れている。この世界にやってきたプレイヤーは義勇軍を率い,クエストを解決し,ほかのプレイヤーとのバトルに勝って名を上げていくのだ。

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 ゲーム内に登場する三つの大国は,中世ヨーロッパを思わせる騎士の国「ガルディリア王国」,アラビア風の博士の国「アルザラン共和国」,そして忠義に篤い武士が守る「ヤマト皇国」という構成だ。

画像集#012のサムネイル/「夢幻戦紀ドラゴノア」先行体験会レポート。ドラゴノアは1週間限りのチームが鍵となるスポーツライクな陣取りRPGだ

 面白いのは,プレイヤーは三つの国のいずれかに所属するのでは「ない」というところ。多くのブラウザゲームでは,スタート時に所属国家を選び,敵対する国家のプレイヤーと戦っていくのだが,本作では1週間ごとに組み替えられる「チーム」を1単位とし,さまざまな国を渡り歩いて戦うことになる。
 詳しくは後述するとして,まずはゲームの概要を見ていこう。

 このゲームは,基本的には3×3の陣形に義勇軍の仲間(ユニット)を配置してバトルを繰り広げるタイプの対戦ゲームである。ゲームの流れはソーシャルゲームらしいシンプルなものになっている。
 戦って報酬を手に入れ,ユニットや武器を合成によって強化したり,新戦力をスカウトしたりすることで戦力をアップしていく。ユニットは「歩兵」「騎兵」「射兵」の三カテゴリに分類されており,歩兵なら最前列,騎兵なら中段……というように,一番実力を発揮できる位置が異なっているため,特性をうまく掴んだ配置が重要だ。対戦する相手に合わせて陣容を変えることも重要になるだろう。

 ユニットはそれぞれの国ごとに特色があり,ガルディリア王国なら騎士やモンスター,アルザラン共和国ならアサシンやゴーレム,ヤマト皇国なら武士や妖怪が手に入るといった具合だ。前述のとおり,プレイヤーは特定の国に所属するのではないため,どの国のユニットでも自由に仲間にできる。

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 ユニットは,合成や,チームの仲間同士による訓練などで強化できる。戦闘はフルオートだが,ユニットが画面内を動き回るので見た目はかなり派手だ。「ルーン」を装備させていると,一定確率でスキルが発動して一度に多数の相手にダメージを与えるなど,強力な効果で戦況を一変させてくれるので,最後まで目が離せない。


スポーツライクに戦う,リアルタイムのチームバトル


 本作は「クエストモード」と「チームバトル」の2本の柱で成り立っている。
 クエストモードは,物語を追っていくことが主眼となった,家庭用RPGを思わせる内容だ。さまざまな依頼をこなしていくことで,三大国の背後に暗躍する闇の勢力へと迫っていく。

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 ゲーム的に大きく盛り上がりそうなのがチームバトルだ。これは,ひと言でいえば,「1週間単位で組み替えられるチームによる,リアルタイムの陣取りバトル」である。
 チームは,実力の近いプレイヤー同士で編成される,一時的な同盟のようなもの。チームバトルでは,このチーム同士が勝敗を争うが,1週間経てばチームは組み直しとなるため,常に新鮮な気持ちでバトルに挑むことができる。一方的な実力差による連勝や連敗も起こりにくいというわけだ。

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 チームバトルは,専用マップ上に用意された拠点の取り合いのスタイルで行われる。拠点に攻め込み,相手チームの戦力をゼロにすれば制圧完了……なのだが,そう簡単にことは進まない。敵味方の侵攻状況がリアルタイムに変化するほか,防衛戦力のNPCとして敵チームのプレイヤー部隊が登場するからだ(自分がいる拠点に敵が攻め込んで来た場合,自分のチームがNPCとして敵のチームと自動で戦ってくれる)。

画像集#018のサムネイル/「夢幻戦紀ドラゴノア」先行体験会レポート。ドラゴノアは1週間限りのチームが鍵となるスポーツライクな陣取りRPGだ 画像集#019のサムネイル/「夢幻戦紀ドラゴノア」先行体験会レポート。ドラゴノアは1週間限りのチームが鍵となるスポーツライクな陣取りRPGだ 画像集#020のサムネイル/「夢幻戦紀ドラゴノア」先行体験会レポート。ドラゴノアは1週間限りのチームが鍵となるスポーツライクな陣取りRPGだ

 ここで仲間同士のチームワークや連携が重要となる。強固な守りの拠点も,複数のチームで一度に攻め込めば簡単に陥落させることができる。同じ拠点に攻め込んでいる仲間が多ければ多いほど,能力値にボーナスが加わるのも有利な点だ。
 一方,一気に攻め込んでしまうと,手薄になった自分の拠点を狙われる可能性がある。多くの拠点を占領して手を広げると,すべての拠点を守れないようなマップ構造となっているためだ。

 体験会では実際にチームバトルを体験したのだが,仲間が戦っている拠点に攻め入ったり,自分が攻め落とせなかった拠点を仲間が攻略したり……とリアルタイムで戦況が変化するのは,なかなかエキサイティングだった。チームは1週間で組み換わり,固定された国ごとの争いでもなく,チームバトル専用マップでの戦いとなるため,かなりスポーツライクに戦えそうな印象を受けた。
 本作は限定メンバーによる先行テストの最中だが,すでに同じチームの仲間が連絡を取り合い,決められた時間に攻め込むなどの戦術が芽生えつつあるそうだ。はたしてチームメイト同士の連携から,いかなる戦法が生まれるのか。対戦好きの人は,11月下旬からの正式サービスに注目しよう。

「夢幻戦紀ドラゴノア」公式サイト

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