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「NARUTO−ナルト− 疾風伝 ナルティメットストーム3」の第4章「ナルト出生」を披露。「ナルティメット」シリーズの10周年記念イベントレポート
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印刷2013/02/16 19:12

イベント

「NARUTO−ナルト− 疾風伝 ナルティメットストーム3」の第4章「ナルト出生」を披露。「ナルティメット」シリーズの10周年記念イベントレポート

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 バンダイナムコゲームスは,2013年2月16日,「NARUTO−ナルト− 疾風伝 ナルティメットストーム3」PS3 / Xbox 360)のスペシャルイベント「シリーズ生誕10周年&世界累計出荷本数1000万本突記念プレミア上映会&サイバーコネクトツー松山 洋からの挑戦状」を,東京都内で開催した。このイベントでは,「ナルティメットストーム3」の約80分に及ぶ実機デモプレイが披露されたほか,開発スタッフと来場者との対戦も行われた。

「NARUTO−ナルト− 疾風伝 ナルティメットストーム3」公式サイト


 デモプレイの披露に先駆けて登壇した,「ナルティメット」シリーズのプロデューサーを務めるバンダイナムコゲームスの佐々木夕介氏は,同シリーズが10周年を迎えたこと,そしてシリーズ累計出荷数が1000万本突破した報告した。
 またデベロッパであるサイバーコネクトツーの代表取締役社長 松山 洋氏は,2月16日が同社の設立記念日であることに言及し,この日にイベントを開催できたことの喜びを表していた。


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バンダイナムコゲームス プロデューサー 佐々木夕介氏
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サイバーコネクトツー 代表取締役社長 松山 洋氏

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 会場では原作コミック「NARUTO-ナルト-」の作者である,岸本斉史さんから寄せられたコメントも披露され,松山氏は喜んだが,「マンガより面白い」という部分には,「そんなわけないでしょ!」と笑いながら突っ込んでいた。

 松山氏は,「ナルティメットストーム3」が前作「2」よりも大幅にボリュームアップしていると説明。とくにストーリーモードのドラマの演出とボスバトルに注力しており,普通にプレイして20時間,すべてのクエストをクリアするには50時間以上かかるという。また対戦モードも,対戦に特化したタイトル「ナルティメットストームジェネレーション」よりパワーアップしているとのことだ。

 さて,デモプレイで披露されたのは,「ナルティメットストーム3」のストーリー第4章「ナルト出生」だ。このエピソードは,主人公のナルトが自身の身体に封印された尾獣「九尾」の力をコントロール可能にするべく,九尾「九喇嘛」(クラマ)と対決するという内容である。その過程で,ナルトは16年前に起きた「九尾事件」の真相と,自分に託された両親の思いを知る……という,物語全体におけるハイライトの一つなのだが,ゲームでも原作コミックの雰囲気を損なうことなく再現しているような印象を受けた。

第4章では,九尾がナルトに封印された経緯が明かされる。ナルトが生まれる直前直後の話も描かれ,ナルトの母・クシナを操作する場面も登場する
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 また,ボスバトルに導入された新システム「究極の決断」も紹介された。このシステムでは,ボスバトル開始持に「豪傑」と「英雄」のいずれかのルートを選ぶのだが,その選択に応じて,バトルの難度や描かれるストーリーが変化する。たとえば九尾とのバトルであれば,豪傑ルートを選択すると,ナルト1人だけで戦うことになって難度が上昇し,専用クリア報酬が用意される。一方,英雄ルートでは,キラービーのサポートが得られるので,難度が下がるという感じだ。

 約80分にも及んだデモプレイ終了後,松山氏は,第4章を選択した趣旨を「今回,一番力を入れたドラマの演出部分を見せたかった」とし,「ぜひゲーム本編にも期待してください」と述べていた。

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サイバーコネクトツー ディレクター 石橋洋平氏
 もう一つのコーナー「松山 洋からの挑戦状」は,「ナルティメットストーム3」の対戦モードを使って,来場者とサイバーコネクトツーの開発スタッフが勝負するという企画だ。来場者が勝利すると,松山氏が自腹で購入したPS3かPlayStation Vitaのいずれかがプレゼントされる。このイベントに備えて,サイバーコネクトツーでは,一番強いというディレクターの石橋洋平氏を用意していたのだが,プロデューサーの佐々木氏のはからいにより,松山氏も来場者と対戦することに。来場者達はいずれもシリーズのプレイ暦が長く,新システムも易々と使いこなしていく。最終的に,松山氏は0勝3敗,石橋氏は1勝2敗という結果となり,PS Vitaが4台と,PS3が1台,それぞれ来場者に贈られた。

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会場には,手回しのいい佐々木氏が購入しておいたPS3とPS Vitaが登場。領収書の宛名は,もちろん“松山 洋様”だ
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さらに佐々木氏は,来場者が4分の1の確率で松山氏と対戦できるよう,あらかじめカードを用意。松山氏は「オレ絶対負けちゃうよ〜」と悲鳴を上げていた
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 イベントのエンディングには,あらためて「ナルティメットストーム3」が,シリーズ過去最高の仕上がりになっていることを佐々木氏がアピール。松山氏は,対戦では,開発スタッフよりプレイヤーのほうが強いことが分かったとし,「もう,挑戦なんて言いません」と述べ,笑いをとった。最後に両氏は,2013年4月18日のゲーム本編発売に期待してほしいと呼びかけ,イベントを締めくくった。

「NARUTO−ナルト− 疾風伝 ナルティメットストーム3」公式サイト

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