
紹介記事
「黒い砂漠」の10周年に向けて魅力と特徴を再確認しよう。ゴールデンウィークにはTFTホール 1000でオフラインイベントも開催
![]() |
10年アップデートが続く「黒い砂漠」の魅力を再確認
黒い砂漠の最大の魅力は,MMORPGとは思えないほどのアクション性の高さだ。ノンターゲットアクションとしての操作感の良さは10年経ってもまったく色褪せない。3Dの格闘ゲームのような仕上がりで,一つひとつのキー入力に対してレスポンスの良いキャラの挙動が返ってくる。
利用できるクラスキャラクターもどんどん増え,日本でのサービス開始当初の5クラスから,執筆時点では29クラスにまで増えた。それぞれ操作感が異なるため,そう簡単に遊び尽くすこともないだろう。
![]() |
黒い砂漠の基本的な世界観は「剣と魔法」を主軸にしたものだが,最近は新しい世界観やデザインが取り入れられている。例えば2024年末には,リボルバーやショットガンなどの銃を使う「デッドアイ」が実装され,大きな注目を集めた。
また,現代的な衣装を続々と実装し,プレイヤーキャラクターに新しい印象を与えることにも成功している。
筆者もいろいろな衣装を着せ替えて遊ぶプレイヤーだが,初期の衣装デザインに比べると,クオリティが上がったと感じている。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2020年以降はPearl Abyss JPによる直営となった日本の黒い砂漠だが,日本独自の運営施策にも力を入れ続けている。大きな出来事としては,作曲/演奏コンテンツのために音楽管理団体(JASRACとNexTone)と提携したことが挙げられるだろう。
これによって,人気の音楽をゲーム内で再現して演奏することが可能になった。音楽アルバムに登録すれば,ほかのプレイヤーもそれをダウンロードしてゲーム内で演奏できる。
![]() |
最近は,「デフォルメキャラコンテスト」の優勝作品のグッズ化や,黒い砂漠キャラと一緒に写真が撮れるPhotomaticのコラボ,黒い砂漠グッズが展開されるなど,プレイヤーに黒い砂漠をより身近に感じてもらうような試みが積極的に行われている。
アップデートが適用されるスピードも着実に早くなっている。現在はテストサーバーである「黒い砂漠研究所」が金曜日に次期コンテンツを発表し,翌週水曜には韓国に実装,翌日木曜には日本を含むグローバルに実装という,爆速アップデートが多い。
かつては韓国でのコンテンツ実装後,しばらく経ってから日本にやってくることも多く,一足先に韓国で新コンテンツが攻略し尽くされてしまうこともあった。それがいまでは,新鮮な状態で新コンテンツを楽しめるようになったので,サービス品質が向上したと言えるだろう。
また,世界共通の「Pearl Abyss ID」が作成できるようになり,「黒い砂漠研究所」でのテストプレイもPearl Abyss IDで参加可能となっている。
10年目のMMORPGだが,「新規」「復帰」プレイヤーも楽しめる取り組みに注目
10年目のMMORPGとして,遊びやすさを上げる取り組みが積極的に行われており,新規プレイヤーや復帰プレイヤーも遊びやすい環境が整えられている。
とくにキャラの育成の短期化は年々進んでいて,最新シーズンでは+1000%の経験値によって高速でキャラ育成が可能だ。キャラクターを即時Lv61に成長させられる「パトリジオの懐中時計」というアイテムが合計2つもらえるようにもなったので,これまでの1キャラを育てる労力で,3キャラ分を育てられるようになっている。
また,メインキャラの装備を別のキャラにコピーして利用できる「キャラクター転換」機能も,必要になるコストが下がっている。これによって,育てたいろいろなキャラを,切り替えて楽しみやすくなった。
装備については最上位武器として「君王」が登場しているが,その1つ前の段階である「真Vブラックスター武器」を作るのが,これまではなかなか大変だった。そこで,シーズンで手軽に作れる「トゥバラ武器」から,一度だけ真Vブラックスター武器まで成長できる要素が登場している。
Lv61になると獲得できる真Vブラックスター武器と組み合わせることで,ゲーム早期から「君王」武器を獲得できる。
とにかく,ある程度までは簡単にキャラや装備が揃うように調整されたので,どんどんコンテンツをクリアしていける。
もちろん,ベテラン向けのやりこみ要素も実装/発表されている。エンドコンテンツ報酬として新しい幻想馬「ボルタリオン」が実装されたほか,今後は空を飛べるブラックドラゴンが実装される予定だ。短期間ではあるがお試し版のドラゴンである「夕暮れの翼」が実装され,多くのプレイヤーが新しい世界を楽しんだ。
![]() |
「黒い砂漠」の世界は空を飛ぶ時代へ。お試しの騎乗型ドラゴンが2月27日までの期間限定で体験可能。スノーボードの恒常化にも注目だ

MMORPG「黒い砂漠」で,空を飛ぶ「ドラゴン」を体験できるイベントが2月27日まで開催中だ。また,期間限定だった「スノーボード」がコースを追加して恒常化されるなど注目のアップデートが続いている。ここでは,この2つのコンテンツについて,その魅力を紹介していこう。
黒い砂漠はノンターゲティング制のコンボ系アクションRPGであるため,プレイヤーのテクニックに差がつきやすいタイトルだ。一方,PvPでは「分析のしやすさ」と「参加しやすさ」がしっかりと考えられている。
例えば「ソラレの闘技場」という3vs3のPvPコンテンツでは,上位者のリプレイをゲーム内でダウンロードして見られるようになった。リプレイはリアルタイムレンダリングによってあらゆる角度から状況を確認でき,好きな位置で再生を一時停止もできる。
これによって,PvPで強いクラスキャラクターは何か,そのキャラでどんな風に立ち回っているのかを見て学べるというわけだ。
また,より気軽なPvP体験ができるように「ハードコアチャンネル」というサブコンテンツも実装された。これは,通常使うキャラクターとは別に,完成したキャラを作成して参加するPvPvEモードだ。普段のキャラの家名(アカウントの名字に相当)が分からない仕様になっているので,人間関係を考えずに勝負を仕掛けられる。
[プレイレポ]農民プレイヤーも思わず興奮! 「黒い砂漠」のハードコアチャンネルはPvPデビューにぴったりだ
![[プレイレポ]農民プレイヤーも思わず興奮! 「黒い砂漠」のハードコアチャンネルはPvPデビューにぴったりだ](/games/183/G018339/20250321047/TN/036.jpg)
MMORPG「黒い砂漠」で3月13日に,新コンテンツとなる「ハードコアチャンネル」が登場した。専用のキャラクターを作って参加できるPvPvEコンテンツで,関係性を気にせず,気軽にPvPも楽しめるのが特徴のチャンネルだ。さっそくプレシーズンに参加してみたので,システムの内容や魅力をお届けしよう。
オフラインイベント「黒い砂漠10周年感謝祭」が5月5日にTFTホール 1000で開催!
10周年を記念して「黒い砂漠10周年感謝祭」の公式オフラインイベントが,2025年5月5日に,TFTホール 1000で行われる。300名の招待イベントとなっているので,興味のある人は早めに応募しよう。応募期間は2025年4月6日23:59まで。応募者多数の場合は抽選となる。
イベントのスケジュールは,執筆現在以下の内容が発表されている。
・11:00〜 オープニング&クイズ大会
・11:00〜16:00 アトラクション&体験ブース
・16:00〜18:00 10周年記念,特別生放送
・18:00〜19:00 抽選会&エンディング
●アトラクションや体験ブース,グッズ物販なども用意,気軽に楽しめるイベントに
3月20日に行われた黒い砂漠の公式配信の「生の砂漠」によると,本イベントは10周年を記念するものということもあり,これまでに行われたオフラインイベントよりも力の入ったものとなるようだ。
![]() |
11:00から行われる「アトラクション&体験ブース」では,黒い砂漠のゲームプレイのように「依頼」を受けて達成することで,10周年記念のノベルティグッズなどを獲得できるミニゲームが楽しめる。「生活エリア〜匠の技を発揮〜」「戦闘エリア〜クラスの力の証明〜」といったブースがそれに相当するのだろう。
![]() |
![]() |
また,物販もあるそうで,シャイの「どきどきアルケミー衣装」をモチーフにしたパーカーや,LINEスタンプのデザインをベースにしたクッションなど,黒い砂漠ファンなら思わず手に入れたくなるオンライン販売のグッズが,イベント会場で実際に展示されるようだ。
オンラインでも購入できるが,実物を直接手に取って確認できるのはイベントならではの嬉しいポイントだろう。
![]() |
![]() |
![]() |
●気軽に参加できる「入退場自由」方式
今回のイベントは入場時に配布される「パスカード」で,途中の入退場が自由に行える。長めのイベントになるので,最後までずっと会場にはいられないかも……という人でも一旦退席して問題ないのは安心だ。
それぞれのアトラクションの催しへの参加ももちろん自由だ。配信では,GMメロビー氏も「チラッと見に来ていただいて,端っこで雰囲気を味わいながらアトラクションをちょっとやったりでも全然いい」と,気軽な応募を歓迎していた。レアなノベルティグッズをもらったり,無料のケータリング(軽食)を楽しんだりと,10周年のお祭り気分を味わってみよう。
●「10周年芸術祭」
10周年感謝祭に向けて「10周年芸術祭」も行われる。こちらは,テーマである「黒い砂漠の思い出、10周年のお祝い」に沿った内容で,ゲームのスクリーンショット,ファンアートや作品,映像や音楽を公式のコミュニティ掲示板に投稿するコンテストとなっている。
スクリーンショット部門は,ゲームを楽しむ冒険者なら誰でも参加できるだろう。応募期間は4月13日23:59までで,4月17日に受賞候補作品が発表される。
受賞作品はオフラインイベントで展示されることもあるという。10周年感謝祭では,この「10周年芸術祭」で作品が選ばれた冒険者も,特別招待される場合があるそうなので,奮って応募しよう。
「黒い砂漠」公式サイト
黒い砂漠10周年芸術祭!
「黒い砂漠」日本運営チームからのメッセージ
最後に,今回の10周年とオフラインイベントの開催にあたり,日本運営チームからメッセージをもらったので,その内容を載せて本稿を締めよう。
黒い砂漠が日本でサービスを開始した2015年から今日に至るまで,冒険者の皆様の支えがあったからこそ,10周年という節目を迎えることができました。
これからも共に黒い砂漠に足跡を残してくださる冒険者の皆様に改めて感謝を申し上げます。
今回のオフラインイベントは黒い砂漠のさまざまなコンテンツを気軽に楽しめるアトラクションや,来場者限定のグッズなど,10周年という特別な節目にふさわしい内容で準備をしています。 皆様と過ごす貴重な時間を,GM一同も心より楽しみにしております!
「黒い砂漠」公式サイト
「黒い砂漠10周年感謝祭」開催!
「黒い砂漠」公式サイト
- 関連タイトル:
黒い砂漠
- この記事のURL:
(C)PearlAbyss Corp. All Rights Reserved.