スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
今回紹介する「
Extreme Skater」(
iOS /
Android)は,断崖絶壁の山々や工場地帯などの過激なコースをスケートボードで疾走していくアクションゲームだ。iOS版が
85円(税込),Android版が
無料でそれぞれ配信されているタイトルとなる。
ゲームは3Dではなく,キャラクターとコースを横から見たサイドビューとなっている
![画像集#003のサムネイル/道なき道をダイナミックに疾走せよ! スケボーアクション「Extreme Skater」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第63回](/games/182/G018219/20120918088/TN/003.jpg) |
いきなりスケートボードに乗ったキャラクターが垂直落下してくるシーンからゲームはスタートする。唐突な展開に面食らうかもしれないが,このままでは大事故は免れないので,とにかく端末を傾けてバランスを取ってやろう。
本作では,端末を左右に傾けてスケートボードの重心をコントロールできる仕組みとなっており,ボードが
地面と平行になるようにうまくバランスをとることができれば,どんなにうねり狂った悪路でも走破できてしまうのだ。
どのコースも悪路ばかりだが,ボードさえ地面と平行に接地していれば,スイスイ滑っていける
![画像集#005のサムネイル/道なき道をダイナミックに疾走せよ! スケボーアクション「Extreme Skater」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第63回](/games/182/G018219/20120918088/TN/005.jpg) |
![画像集#006のサムネイル/道なき道をダイナミックに疾走せよ! スケボーアクション「Extreme Skater」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第63回](/games/182/G018219/20120918088/TN/006.jpg) |
各コースの最深部には,巨大水晶が設けられており,ここを通過できればゴールとなり,次のコースがアンロックされる仕組み。最初のうちはバランスを崩さないように端末傾けながら滑っていくだけでなんとなくクリアできてしまうが,ゲームが進んでいくとコースの起伏や仕掛けが複雑になっていき,ジャンプなどのトリックを行う必要が出てくる。
また,それぞれのコースには,3種類の目標が設定されており,「いい滑り」をすれば実績として記録されるのだ。
ロープやレールを伝って進んでいくなど,アスレチック性の高いコースも
![画像集#007のサムネイル/道なき道をダイナミックに疾走せよ! スケボーアクション「Extreme Skater」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第63回](/games/182/G018219/20120918088/TN/007.jpg) |
![画像集#008のサムネイル/道なき道をダイナミックに疾走せよ! スケボーアクション「Extreme Skater」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第63回](/games/182/G018219/20120918088/TN/008.jpg) |
「スケートボードでゴールを目指すゲーム」と聞いても,あまりにオーソドックスというか,ありがちなので,面白さが伝わりにくいかもしれない。しかし,本作には,
78種類ものコースが用意されており,ぐるっと回転したり,触れるとアウトなトゲが設置されていたりと,いずれも奇想天外なものばかりだが,ボードのバランスさえしっかり取ればもの凄いスピードで疾走できるため,ジェットコースターのような爽快感が味わえる。たとえミスしても,すぐ近くから間髪おかずにリトライでき,ストレスを感じずに遊べるので,次のコース見たさに,つい時間を忘れてハマってしまう魅力があるのだ。
ジャンプ中に1回転など,トリックを決めると得点が加算されるほか,ゲーム後半になると画面上部のゲージが増加していき,ゲージが満タンになると一定時間無敵状態になれる
![画像集#009のサムネイル/道なき道をダイナミックに疾走せよ! スケボーアクション「Extreme Skater」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第63回](/games/182/G018219/20120918088/TN/009.jpg) |
![画像集#010のサムネイル/道なき道をダイナミックに疾走せよ! スケボーアクション「Extreme Skater」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第63回](/games/182/G018219/20120918088/TN/010.jpg) |
コース上に配置されているコインを集めると,新しいボードやコスチュームを獲得できたり,今後は新しいコースセットが入手できるようになったりするExtreme Skater。日本語に非対応なのは少々残念だが,直感的な操作でプレイできるのであまり問題にならないだろう。誰でもエクストリームな滑りを体験できるので,ぜひ試してみてほしい。
著者紹介:トリスター/牛澤庸二
ゲームやアニメなどの書籍や解説書,広告制作を行うプロダクション「トリスター」の代表取締役。「ゲーメスト」のライターから「ザ プレイステーション」の編集者を経て現在に至る。インターネット番組「2.5次元てれび」にて,トレーディングカードゲーム「ご当地大戦」の商品化プロデューサーとしても活動中だ。