ダンジョン探索型RPG「エルミナージュ異聞 アメノミハシラ」のゲーム概要や登場キャラクターなどの情報が公開に

　スターフィッシュ・エスディより2012年8月30日に発売予定の，PSP用ダンジョン探索型RPG「エルミナージュ異聞 アメノミハシラ」のゲーム概要や登場キャラクターの情報が公開された。

　本作は，「エルミナージュ」シリーズのゲームシステムを継承しつつ，世界観やシステム面に変更を加えた，手軽に楽しめる3DダンジョンRPGだという。舞台となるのは，日本の古代から中世にわたる，幅広い文化風俗が混在した異世界だ。全編和風の世界観でまとめられており，中世ヨーロッパ風のファンタジーRPGとは異なる雰囲気となっている。また，登場するモンスターも，日本の神話や伝説に登場するような妖怪達が使用されているとのこと。


　さっそく，本作の登場人物や敵となる陰妖（妖怪），そして基本的なゲームシステムを確認しよう。

ゲーム概要

◆アメノミハシラ序文

その高校の裏庭には小さな祠がある。いつ、誰が、何のために作り何を祀ったものなのか誰も知らない。しかし、生徒も教師も、街の人々も皆口を揃えてこう呼ぶ『──トコヨサマ』と。

学園の一年生、八上朔也（やがみさくや）と須芹未姫（すせりみき）は新聞部のコンテストで使用する写真選びで夜遅くまで残っていた。２人が帰ろうとしたその時、学園は霧に包まれ、正体不明の化物に襲われる。

校内を逃げる2人は昼間にはなかったはずの石化した生徒達を発見する。このままでは自分達もやられる。必死に反撃する2人。だが化物と戦う中で、未姫は囚われ、朔也自身も傷を負ってしまう。

その時、朔也の耳に不思議な声が聞こえてくる、『──トコヨサマへ行け』。
戸惑いながらも声に従い古びた祠に向かうと、毬ともネコともつかぬ不思議な存在──
付喪神のミョウブと出会う。

ミョウブは告げる。この世＝現世と常世と黄泉、三つの世界の流れに異変が生じ、今、学園は常世の一部となってしまったと。そして今、朔也に宿る【御魂守】の力が目覚めたと。

未姫を救うため、朔也はミョウブの導きで祠から異世界・常世へと渡る。
だがそこで待っていたのは、時を紡ぐ世界──現世（ウツシヨ）、時が積み重なる世界──常世（トコヨ）、時が死を迎える世界──黄泉（ヨミ）、その三つの世界に迫る、より大きな危機についての情報だった。

◆アメノミハシラの世界観
「現世」で暮らす主人公は、日本の古代から中世にまたがる文化が混在した「常世」に飛ばされます。この地は、調和を維持する人間・鬼・天狗・竜・修羅・妖狐の六種と、数多くの陰妖（妖怪）が存在している異世界になっています。


◆冒険の目的
秩序を支える鏡「天照鏡」が破壊された事により、「現世」「常世」「黄泉」の3世界が崩壊。世界の危機を救うため、そして囚われた友人を救出する為、主人公は常世の仲間と共にアメノミハシラ（世界樹的存在）の任務を遂行していきます。

常世に来た主人公がアメノミハシラから受けた任務は2つ！
・砕かれた天照鏡の破片を集め、鏡を再生せよ。
・鏡強奪で失われた各種族の信頼関係を取り戻せ。

◆キャラクター紹介（主人公とマスコット）
主人公は現代の日本に生きる普通の高校生。その主人公と仲間となるのは異世界【常世】に住む様々な特長を持つ仲間たち。彼らにも冒険に旅立つ理由があり、主人公はそんな彼らと共に冒険をしながら縁を結んでいきます。

●主人公・男サクヤ（朔也）／ 主人公・女ミキ（未姫）
普通の高校生。ある日、学園に現れた妖怪と戦う中、友達が常世に飛ばされ行方不明に。そこに現れた付喪神の導きでアメノミハシラと縁を結び救世主【御魂守】として常世に渡る。
※プレイヤーが選んだ方が主役となり、選ばれなかった方は囚われの身となります。

八上朔也

須芹未姫

●ミョウブ（命部）
年齢・性別不詳。現世では都の戦乱で死んだネコが蹴鞠に憑依してツクモガミとなった、らしい。
回復や防御の術に優れ、仲間の危機を救う。


◆キャラクター紹介（共に冒険する仲間達）
●オキナマル（翁丸）
17歳の陰陽師。金にシビアで冷静かつ皮肉屋。姿を消したかつての修行仲間の情報を追って、様々な危険な仕事にも手を出している。
妖怪捕獲の術に優れている。


●トウマ（刀磨）
16歳の熱血侍。喧嘩っ早くあまり物事を深く考えない性格。ただ、戦いでの行動は速く、仲間を思う気持ちが強い。


●クレナイ（紅）
18歳の女剣豪。文武両道、質実剛健。掟や礼儀に厳しく、口うるさい姉さん格の万能戦士。対魔師をしながら行方不明の父と弟を探している。


●コトノハ（琴乃葉）
16歳の元盗賊。
妖怪に壊滅された故郷の村の再興のため、旅に参加する。
手先が器用で、罠の鑑定や解除などをこなす。


◆陰妖（敵エネミー）
プレイヤーに襲い来る敵キャラクターも全て和風の妖怪（陰妖）。今までのRPGではなかなかお目にかかれなかったものが揃っています。

朧車（オボログルマ）

管狐（クダギツネ）	婆娑婆娑（バサバサ）
化蜘蛛（バケグモ）	野槌（ノヅチ）

◆ゲームの流れ
主人公は拠点となるホームで冒険の準備や依頼を受け、各地にあるダンジョンを探索しながら鏡の破片を集めていきます。
またゲーム中はメインストーリーの他、数多くのサブイベントも発生します。

ダンジョンを探索しながら、目的のアイテムを探し出す

◆式神システム
式神システムは、戦闘中に捕獲した陰妖（妖怪）を、式神として冒険者登録し、予備パーティとして連れて行けるシステムです。式神パーティを登録しておくことで戦闘中、主人公パーティと式神パーティを切り替えながら戦わせることができます。

戦闘中に陰妖を捕獲。施設で式神パーティを編成

・戦闘中のパーティ入れ替えは自由。
・式神で倒しても経験値はプレイヤーに入ります。

◆2つの画像ロード機能
エルミナージュシリーズお馴染みのロード機能です。対応した大きさの画像をメモリースティックに入れておくことで、表示されるプレイヤーの画像を好きなものに変更することができます。

●フェイスロード
ダンジョン探索中など、メインで表示される「顔アイコン」が変更できます。
（BMP、PNG形式、48×48ドット、256色の画像が使用可能）

●スタイルロード
ステータス画面や戦闘中に表示される「全身画像」が変更できます。
（BMP、PNG形式、272×272ドット、256色の画像が使用可能）

◆カスタマイズ機能に関する当社の方針
アメノミハシラが提供するカスタマイズ機能（フェイスロード・スタイルロード・スクリーンショット）に使われるカスタマイズ画像について、当社の方針を以下にまとめさせて頂きます。

【当社方針】
アメノミハシラが提供するカスタマイズ機能に利用される画像については、公序良俗に反せず、他社権利や著作権、肖像権、その他の権利を侵害したり、法律に抵触しない物に限らせて頂きます。「公序良俗に反する」「他社権利を侵害する」「著作権、肖像権、その他の権利を侵害したり、法律に抵触する」、こういった利用方法については、当社は一切認めません。

【ユーザーへの注意喚起について】
取扱い説明書、ゲーム内の各機能を利用する直前の画面、当社ホームページについて、以下の文言を必ず表示いたします。

■免責事項■

本作でご用意しております「フェイスロード機能」「スタイルロード機能」「スクリーンショット機能」につきましては、公序良俗に反したり、著作権、肖像権、その他の法律に抵触しないよう十分ご注意の上、ご利用ください。
万が一、お客様が上記の機能を利用し問題が生じた場合、弊社では一切の責任を負いかねますので予めご了承ください。

【問題が発生した場合について】
各機能を利用する際、上記の文言を必ず表示することで免責としたいと思います。
その上でユーザー様の操作により問題が発生した場合、当社は一切の責任を負いかねます。

「エルミナージュ異聞 アメノミハシラ」公式サイト

※画面は全て開発中のものです